表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

11/104

汝ご飯を食べ過ぎること勿れ

「メルナさんがあちらの世界に行ってもう一週間が経つんですね。まあ実際は100年とちょっとになるんですが。」

「すごいペースで発展してますよねぇ!やっぱりメルナさんはすごい!ふふふ流石はミヨさんの見込んだお方です!」

「このままだともうすぐ国が出来ますからね。」

「私前回の時は国ができるまでに3000年くらいですから…100年ちょっとで国が出来ちゃうのは驚きですよねぇ」

「まあメルナさんの生活水準はかなり高いですからね。」

「メルナさん教えるのも上手ですから…」

「…ミヨさん」

「はいはい。なんです?」

「言葉とは裏腹に不安そうですね。」

「…うむぅ。流石に早すぎるのかなって。」

「とんでもないペースですからね。」

「このままで大丈夫なんですかねぇ…。」

「わからないですね…。」

「コトさんにも分からないことがあるだなんて!」

「まあ最初から分かっているなら僕1人で全部できちゃいますからね」

「なるほどなるほど。それはそうですねぇ。」

「それに」

「誰にもわからないからこそやる価値があるんだと思いますよ。」

「そんなもんですかねぇ。」

「そんなもんですよ。」

「そういえばコトさん。」

「はいはいなんですかミヨさん。」

「今回もまた面白い事が起きてますよ。」

「…またですか?そんなに頻繁に起こるものでもないと思うんですが。」

「ネタバレします?」

「いえ。今回はやめておきましょう。」

「えー。」

「…ネタバレしたいんですか?」

「ふふふ。冗談ですよぉ。」

「冗談でしたか。」

「そうです。大創造神ジョークです。」

「なるほど。それじゃあ次のメルナさんからの連絡を待つ事にしましょうかね。」

「前回はずっとあの4人組のお話でしたもんねぇ。」

「楽しそうでしたね…。」

「そうですねぇ。」

「ああそうだ。次に連絡がきた時にはミヨさんからお告げをしてあげてください。」

「お告げですか。『汝ご飯を食べ過ぎること勿れ。』とかですかね。」

「まあそれもそれでいいかなとは思いますけど」



「『メルナさんに大きな災いの影が見えます。十分に気をつけるように。』と。」

「大きな災いですかー。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ