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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

癒しの手を掴むのは、騎士か?悪魔か?堕天使か?

作者:昊ノ燈
 「猫を治せ」とお嬢様は言う。
 目の前には、殺され焼かれた猫。
 怯える目の修道服の女は『癒しの手』と呼ばれていた。
 「出来ない」と断った女の手を、お嬢様は傷付け、焼いてしまった。
 室内には肉の焼ける匂いが、女の絶叫と共に充満している。

 暫く気を失っていた女は、炭化し動かない両手のまま、虚ろな目で姿を消した。

 お嬢様の騎士である私は、ただ見ているだけであった。

 一年後、派遣された地は、女が住んでいた町。そこで、失踪前の女が成してきたものを知る。
 それは、町の人々に溢れる笑顔であり、人々の安らぎであった。
 私は、『癒しの手』と呼ばれた女の笑顔を知らない。

 そんなある日、魔獣が出るという森の中で、女を見つける。

 泉の水面に横たわっていた。
 眠るように横たわっている。
 その横には、銀髪の悪魔と、金髪の堕天使。
 堕天使は言う、『浅き男』と…………。
2023/02/14 18:21
2023/02/14 18:32
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