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三十一話

 そんな事よりもアルリーフさんだ。


「アルリーフさんのLvはなんだっけ?」

「もうLv19ですね。Dサイアースと薬師を合わせて結構強くなった気がします」


 そうそう、人に話す場合、現在の職業とLvが基準にはなるけれど、他の職業なんかも合わせた総合Lvなんかも強さの評価基準に入ったりするらしい。

 なので自己紹介の時にはそう言った事も言うと良い、という情報をアルリーフさんから聞き出した。

 そんな感じで俺達の逃亡準備は順調……のはずだった。

 この翌日辺りからまた村で不穏な気配が漂い始めたのだ。


 最初に薬屋に顔を出したのは村人の一人だとアルリーフさんの父親は言っていたっけ。

 不調を訴えてアルリーフさんの両親に診断してもらおうとやって来た。

 それから数時間もしない内に見る見る不調を訴える村人が増えて行った。

 魔物退治を終えて村に帰って来た俺達はその光景に遭遇、忙しそうにしているアルリーフさんの両親に声を掛けた。


「ああ、コーグレイか。悪いな、忙しくなっていてよ」

「何かあったんですか?」

「いやな……どうも村の連中が揃って調子が悪いって言って来て、寝込んでいる奴もいるんだと」

『何? ブラッドフラワーを根絶してそんなに日が経っておらんのに、また病の気配だと?』


 いやいや、その場合はまた別の可能性を考えろよ。


「まさかブラッドフラワーが再発したんですか?」

『我の指定した薬が信用できんと言うのか!』


 ヴェノが若干不機嫌に俺の言葉を指摘するが、責任問題を言って来たのはお前だろ。

 しっかりと面倒を見るなら最後までやり遂げなければいけないって。


『そ、そうだが、ありえんぞ!』

「いや、今回の病はブラッドフラワーじゃないから安心しな」

「そ、そうですか」

「あの……お父さん。じゃあ何なのですか?」

「まだ詳しい特定は出来ちゃいない。もう少し様子を見なきゃな。だから皆には諸症状の緩和を目的とした薬を処方しておいた」


 大丈夫なんだろうか?


『ふむ……出来る限り早めに対処しておくのが良いとは思うが……余計な騒ぎを起こさない為にもな』


 流行りの風邪が偶然来た程度ならまだマシだけど……こう、俺の世界基準で致死率の高い伝染病とかじゃない事を祈るほか無い。


「まあ、コーグレイならもしかしたら症状がわかるかもしれねえな。ちょっと診てやってくれねえか?」

『悪い手では無い。既に一度やった面倒事だ。汝……しっかりと責任を取らねばな』


 ……はいはい。

 俺は異世界に来る前は医者じゃないんだけどな。

 まあヴェノなら何かわかるかもしれないし、診察してみるか。

 なんて様子で俺は薬屋に来た村人の様子を確認する。


『まずは手を触れて肌と体温を測定だ。ふむ、呼吸は荒いが妙な音は無さそうだな……若干魔力に変調がある様に見えなくもない』


 魔力の変調ってわかる物なのか?


『簡単な診方だと、目だ。魔力が安定しないというのは意識にも関わってくる、妙に瞳孔が開いたり落ち着きがなかったり、もしくは見つめ合う事で視力から魔力を目利きする事が出来るのだ』


 んー……目を合わせると石化する魔物とかいそうだけど、そう言った所から干渉する感じ?


『間違いないな』


 む? 気になる部分を見つけた。


「これは……」


 二の腕辺りに何か紫色のかさぶたにしては透明度の高い結晶の様な物が出来ている。

 明らかな異常だけど、どうだ?


『わかったぞ。体外魔素結晶生成病原、確か人の世では命名者からドリムスヴォイタと呼ばれる病だ。その軽度の症状であろう』


 随分と特定が速いな。

 さすがは毒ドラゴンって事なのかね。


『いや? 我の知的好奇心から得た知識だ』


 ああそうですか……。


「ドリムスヴォイタの初期症状だと思います」

「は? ドリムスヴォイタだと? この辺りじゃまず見ない病だぞ?」


 アルリーフさんの父親が俺の指差した所を見た後、何処からか本を持って来て照らし合わせる。


「確かにそれっぽいな……」

『この病の治療にはイレド草とソールと呼ばれる花を調合した物が効く』


 と言う訳でヴェノの言う通りにアルリーフさんの父親に伝える。


「凄いですね、ユキヒサさん。こんな簡単に病を特定するなんて……」

「偶然知っていただけだって」

「しかし……村の連中を賄えるだけの薬が確保出来るか?」

『進行を遅らせるだけなら教会で聖水の祝福を掛けてもらう事でも改善に向かう事もある病だぞ。症状が重い者を優先する様に指示しておけば大丈夫だろう』


 と言う訳でアルリーフさん一家に説明してその日の不調を訴える村人達には休んでもらった。

 これがまたも病の流行は早めに終息するかに思われた……。



 翌日。

 村の感染者は更に増加。

 手が足りないと言う訳で俺達とアルリーフさんは薬屋で調合の手伝いを行う。


「コーグレイのお陰で早めに対処出来たのは良いが、こうも感染速度が速いときつい物があるな」


 アルリーフさんの父親がそう呟きながら村々の人達に薬を処方して周りに行った。

 ああ、もちろんガスマスクに専用の予防薬を用意している。

 まだ流行の兆しってだけで水際で阻止は出来るはず。


「そうですね。とは言え、早めに対処出来たのが幸いですね」


 責任を背負う啖呵を切った訳だし、ヴェノの指示通りに人々を治療しなくちゃいけない。

 そう言った気持ちで薬を調合していると、徐々に改善に向かっているのを俺は理解した。

 が……その日の夕方。


「家のおばあちゃんが倒れちゃって! ちょっと見てもらえませんか!」


 との声と共に薬屋に老婆が運び込まれてきた。

 見ると頬に昨日見た結晶化した何かが老婆に付いているのがわかる。


「これは……」


 若干ビクッと俺も怖気づいてしまいそうになる。

 おいヴェノ……これは治せる病じゃなかったのかよ?


『……ふむ、どうやら随分と頑固な病の気が出ている様ではないか』

「ここに来て変異か」


 アルリーフさんの父親が老婆の頬に生成された結晶をピンセットで採取して呟く。

 そう……生成されていた結晶の色は紫ではなく緑色だった。

 ちなみにこの結晶に魔素が体内から生成される訳ではないらしい。


 この結晶部分が病原菌の集まった場所だそうで、病が進行すると体中から結晶が生える。

 これは結晶を魔素とかで強引に生成されてしまう病。

 魔素……つまり感染すると経験値を吸われてLvがダウンする病なんだそうだ。

 致死率もそこそこ、Lvが高ければ死亡率も下がるらしい。


『体外魔素結晶生成病原亜種型。ドリムスヴォイタⅢ型だ。これは魔力を結晶化させてしまうタイプでな。どうやら変異してしまった様だ……ふむ、面倒な事だ』


 変異ってそう簡単にする物なのか?


『やや早い気もするが同時発生しているのならありえない話では無い……が……ふむ』

「どっちにしても薬屋である我が家が出来る事は一つ。村に居る皆の為に薬を調達する事だ!」


 アルリーフさんの父親が威勢よく言い切る。

 根本的には善人なのはわかる。娘の毒料理の扱いと嫁入り妨害を除けば良い人なんだろう。

 だけど、この村……確か麻薬とか危ない薬の生産地なんだよね?

 その総取りであるかもしれない事を考えると実は悪人か?


「コーグレイ、家の娘に近隣の町村から薬の調達の使いに出して良いか?」

「俺も手伝いますよ」

「ユキヒサさん……」

「コーグレイの場合はその詳しい知識と調合の腕を見込んで薬作りを手伝ってもらいたい所だが……」


 異世界の薬学はよく知らないけどヴェノの指示通りに作ることで腕前を評価はされている。

 この場合は、材料の調達をアルリーフさんに任せて俺とアルリーフさんの両親は薬の調合を行うのは選択としては間違いは無い。


『この際だ。体外魔素結晶生成病原を根絶出来るように複数の薬を同時服用させるのが良いであろうな』


 あー確か、俺の知る日本での病の知識とかを思い出した。

 結核だったか肺炎だったかの病に効果のある薬は三つ位同時に服用する事で根絶を目指すらしい。

 じゃないと、一つの薬に耐性を持った細菌が生き残って増殖してしまう。

 薬剤耐性菌って奴を産み出さない様にする工夫なんだとか。


『異世界であっても認識は変わらん様だな。そうだ。生き物を駆逐させる場合はしっかりと滅ぼさねば生き残ったタフな奴が繁殖してしまうのだ』

「変異が早いのか、それとも亜種も一緒に流行しているのかはわかりませんが複数の薬を同時に服用してもらって根絶を図りましょう」

『この世界に居る人間共の様にな。瘴気で死なない人間だけで増えれば恐れる必要など無くなるぞ? この世界もある意味、生き物の体と同じであるな』


 時々ヴェノが言葉の意味で毒を吐くのは気にしない方向で行くべきか。


「そうだな。確か亜種型にも効果のある薬のレシピは知っている。アルリーフ、後でメモを渡すから買い出しに行って来てくれ。妻には役場にも持っている奴がいないか依頼を出しに行ってもらう」

「はい!」

「ムウは村の人達の搬送や手伝いをして来てくれ」

「ムー!」


 そんな訳で俺とアルリーフさんの父親が薬を処方し、迅速に流行り病の根絶に向かって行動を開始した。

 で……薬を配布して二日位はみんなの症状が快方へと向かい始めるのだが……それからすぐに体調が悪化して行く。


『妙だな……幾らなんでも変異が早すぎる。通常、治療を初めて僅か数日でこんなにも変異する物では無い。これは……』


 日本で得た俺の知識なんて役立たないのはわかっているけど、外国で蔓延する病よりも変化が早すぎるのはわかる。

 俺の知る伝染病とかは、効果的な薬が見つかっていなかったり、確保するのが大変だったり、と色々と事情がからんでいるのが原因だけど、現在この村で直面している病は効果的な薬が見つかって薬をしっかりと処方しているんだ。

 一応に効果があるはずなのにしばらくすると変異して再感染してしまうのは何が起こっているんだ?

 しかも変異する事を予見して複数の薬を同時服用しているってのに。

 薬剤耐性菌が出来る土壌は無い。


『うーむ……』

「ただいま帰りました!」


 近くの村や町へ出かけていたアルリーフさんが急いで薬屋に戻ってくる。


「あのユキヒサさん。お父さん。その……伝えたい事があります」

「なんだ? アルリーフ」

「私が買い出しに行った村や町でも病が流行の兆しが出ていまして、しかも症状がかなり重い様です。さらに国が封鎖宣言まで発令していて町の先の橋を通してくれませんでした」

「何!?」


 アルリーフさんの父親が腕を組んで忌々しそうな表情で目を細める。


「やばいな。この村では俺やコーグレイのお陰でどうにか病状の悪化を遅延させる事は出来ているけど、他の所じゃ遅れ気味って事じゃねえか」

「はい。しかもブラッドフラワーも同時に流行していました。このままじゃこの辺りの町村は壊滅するかもしれません」


 おいおい。どれだけ追い込まれてんだよ。


「死人が出るならまだマシ……エピデミックからアウトブレイクと判断されたら、国からの指示で洗浄部隊が組織されて、この辺りの町村を跡形もなく浄化されかねねぇぞ」

『なんとも……現実的な考えであるな。ちなみにこやつ等の言う洗浄部隊による浄化とは村や町を焼き払って皆殺しにする事で病を終息させようとする行為を指す事だな。その後、何十年も立ち入りを禁止するのだろうよ』


 とんでもない事態に陥ってんじゃないか!


「幸か不幸か、俺達はまだ症状が出てないのが救いだが……生かしてくれるはずもないだろうし、どうするべきか」

『ふむ……我と汝等だけで生き残る方法はあるぞ? 毒の沼地の奥……瘴気の濃い地方へと逃げに逃げ伸びて行けば洗浄部隊も追跡出来ん。どうせ我等はお尋ね者だ。この村から出るのに良い機会かも知れんな』


 切り捨てるの早すぎだろ。ふざけんな!


『そう言うだろうと我も思っておるよ。どうするかここで答えを捻り出さねばそうならざるを得ない事を理解せよ。我も万能ではないのだからな』


 ……確かに、何かあったらヴェノに聞けば教えてくれたし、適切な薬の作り方もわかった。

 だけど今回はそれで解決出来ていない。

 である以上、今後の事も考えないといけないんだよな。


「その洗浄部隊が組織されて来る前に病をどうにかすべきって事ですね」

「ああ……だが俺に匹敵するほど薬に詳しいコーグレイでも止められない流行り病だぞ」


 微妙にアルリーフさんの父親に指摘したい部分があるけど言ってる暇は無い。

 俺ではなくヴェノのお陰であるのだけど……うーん。


「まず重要な問題なんですが、この病の発生源は一体何なんでしょうか?」


 いきなり振って湧いた流行り病と言うのもおかしな話だ。

 原因があるから結果がある訳で。

 ブラッドフラワーもそうだ。

 この病はヴェノの話じゃ昔討伐された名のある魔物が作り出した病であるらしい。


 そんな病が根絶されずにずっと生き延びていた事になる。


「この辺りは瘴気の強い沼地があるからなぁ……何が起こっても不思議じゃねえが」


 いやいや、完全に考えを放棄してるじゃないか。

 何が、何が起こっても不思議じゃねえだ!


「そもそもなんでこんな所に村を? 高額で売れる薬草類の販売が目的って事なんですか?」

「いや……そうじゃねえが……」


 俺の質問にアルリーフさんの父親が言葉を濁す。


「一応、名目と言うか家訓と言うか、村の先祖が掲げたのが瘴気と沼の毒の根絶を目指してんだよ」

『大層な目的を掲げた先祖であるな』


 立派ではあるが、それでこんな事態になっても思考放棄されるのは困る。

 俺が怪訝な目で見つめているとアルリーフさんが父親に声を掛けた。


「お父さん、ユキヒサさんがどうにかしようと思っているんですよ。考えない様にするのはやめましょう」

「……誰にも言うなよ? ブラッドフラワーの最初の感染者は沼地へ薬草採りに行った村の奴だ」


 アルリーフさんの父親は渋々と言った様子で答える。

 村の仲間だからこそ守りたいって意志を、このやり取りで理解する。

 誰が悪いのか、それを付き付ける事の重さを理解した顔だ。

 少なくとも……村の人達は病の原因を他者の所為にする事を避けたいと思っているのがわかる。


「沼地に薬草採りに行った村人……」


 パチッとパズルのピースがはまる様な錯覚を覚える。

 何か答えが転がっている……。

 だけど俺じゃわからない材料が沢山ある。

 ドリムスヴォイタの症状が現れ始めたのはいつだ?

 アルリーフさんが呪術医に転職して三日目の午後だ。


 それから二日位で変異しているのがわかって、複数の薬を服用させても変異に追いつけず根絶が出来ない。

 しかも感染者はこの村だけじゃない。

 近隣の町村も同様の……しかもブラッドフラワーまで流行している。

 アルリーフさんに行商に行ってもらった訳だけど、村の人達ってそうホイホイ出かけるのか?

 病で苦しんでいるのに?


「えっと、村の人達って隣の村や町へこんな状態でも行き来するんですか?」

「アルリーフみたいに生活に必要な代物を取りに行ったり物を売りに行ったりするが、そこまで頻度は高くないな。しかも症状が出てる様な奴は村から出ない様にしてもらっている」

「うーん」


 疑ったらキリは無いし、割と杜撰な管理状態ではある。

 まあ、そこは異世界の田舎だ。しょうがない。

 しかし、ドリムスヴォイタの感染者も村人だったのか?

 毒物目利きでドリムスヴォイタで結晶化した病巣を凝視して観察してみる。


 魔物が作り上げたブラッドフラワー……そしてドリムスヴォイタ。

 沼地の毒素を凝縮して試射した際に出来た毒の罠を踏んで得た魔物の経験値。

 ……病を耳にして最近見かけなくなった冒険者達。

 なあヴェノ? 俺の直感の様な物がアルリーフさんが呪術医に転職した日に見かけた冒険者が怪しいと告げるんだが、どう思う?

 妙に広がる感染経路も気になるんだ。

 フットワークの軽い冒険者ならいろんな村や町へと移動も早いだろ?

 あの日から見ない冒険者もいる。


 冒険者の仕事はダンジョンでトレジャーハントだ。

 俺の知る話の中で遺跡の発掘をした探検家が謎の奇病に感染して次々と非業の死を遂げたなんて話を聞いた事がある。

 たまたま急死した探検家が出たのを面白おかしく脚色したって真相があるらしいけど、本題はそこじゃない。

 この話と同じ様にダンジョンで感染した奴がいても不思議じゃない。

 なら話を聞いても悪い事じゃない。


『強引に結果を結び付けて責任転嫁をしている様に聞こえなくもないが、話くらいは聞く価値があるとは思うぞ? 性善説を説いても良い事は無い。それに我もなんとなく心当たりが出てきたぞ』


 ヴェノも何か分かったのか?


『ああ、ブラッドフラワーを作ったのが魔物である事は教えたであろう? ここまで変異性が高い場合……ありえるのは病をばら撒く存在の可能性だ』


 やはりそうか……なら証拠と言うか裏取りがしたい。


「治療中の冒険者とかどこにいるかわかりますか?」

「ん? ああ、教会では収めきれなくなったから、村の役場と宿屋を仮設利用してるぞ」

「じゃあ冒険者の中で感染している人で事情を聴きたい人がいるので探してきますね」

「ユキヒサさん、もしかして……」

「うん。ドリムスヴォイタの最初の感染者は最初にこの店に来た村人じゃなく……あの時の冒険者だったんじゃないかと思うんだ」


 冒険者故に村人よりもタフで症状が出るのが遅れたとしよう。

 かと言って感染しているのは変わらない。

 村人と接触したら感染範囲が広がった……と言うのはありえるんじゃないか?

 と言うのが俺の推測だ。



「不穏な気配が漂ってきやがったな……」


 アルリーフさんの父親が愚痴る。

 そんな訳で俺達はあの日、すれ違った冒険者がいないか村の役場と宿屋へと事情を聞きに出たのだった。



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