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第二話:手紙

えっと、ユニークアクセス数が300を超えていてびっくりしました。秀空にとっては快挙なんですよ、ほんとに!

何がいいんでしょうね? こんな小説の…まぁ、とってもとっても感謝です!!

これからも期待せずに読んでみてください。

いまだ、さっきの言葉に動揺している俺は、1回深く深く深呼吸してから、もう1回聞いてみた。




「今…なんて言った???」


「えっ? 聞こえなかったの?? だ〜か〜ら〜ボクはあなたのお嫁さんになるんだよ〜」




そんな笑顔で言われても俺の理解の範疇を超えていることに変わりはないのですが…




「ちょっとまっててね!!」




俺はそう言うと、1階のリビングに走り出した。50M6秒なみの走りで!


そしてリビングへの扉を開けながら大声で言った。




「お〜ふ〜く〜ろ〜!!!!!どーゆうことだ!?!?!?……ん?おかしい、いないぞ!」




リビングには誰もいなかった。


いつもならこの時間お袋は、キッチンで朝ごはんを作ってるはずだ…だが、リビング中を見渡してもいない。




ドタドタドタ……




寝室…トイレ…洗面所…


家中探しても誰もいない。


疲れた俺は、リビングのイスに座ってテーブルに突っ伏した。


ふと横を向くと、そこにはさっきの笑顔のままの女の子が、隣のイスに座ってた。




ドガッ




驚いた俺はイスごと倒れてしまった。よく考えると、イスごと倒れるのって難しいよね〜…


イスにちゃんと座りなおすと、女の子を見た。すると女の子は俺ではなく、テーブルの上を見ながら不思議そうな顔をしていた。




「栄太さ〜ん、それなんですか〜??」




女の子の視線の先には1枚の紙があった。しかもその紙には何か書いてあった。


俺はその紙を手に取ると呟くようにして読んだ。




『愛しの栄太へ

お母さんとお父さんは急きょ、世界1周旅行に行くことになりましたっ!! パチパチパチパチ!! (自分で拍手してどうする…)1〜2年は戻りません。お土産いっぱい買ってくるから楽しみにしててね〜』




俺は呆れた、心底呆れた。


ふと、紙をよく見てみると、さっきの読んだ文の下にまだ何か書いてあった。




『P.S.

その女の子の名前は藍沢あいざわ さちちゃん、栄太と同い年よ〜、驚いた?(驚きましたよ、すごくね…)ニックネームは“さっちゃん”よ! (どーでもいいよ!)そして、さっちゃんは遠い親せきの子どもで、あなたと同じ高校に通うことになったから、この家であずかることになったのよ〜。(なに!?)また驚いちゃった? (はい…)だってそのほうが都合いいでしょ〜? (勝手に決めんな!)なんかね〜さっちゃんがね栄太のこと好きみたいなのよ〜(なに!?)どうせ栄太には彼女なんかいないんだろうからいいんじゃない?(余計なおせわじゃい!)だからさっちゃんは栄太の“お嫁さん候補”ってことで〜よろしく(…)』




心の中でツッコミを入れ続けていた俺も、最後の1文には絶句した。


“お嫁さん候補”って……




「えぇ〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?!?!?」




さっきから叫びっぱなしの俺なのでした……

感想・アドバイス待ってます!

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