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 浦賀にやってきた黒船は去り、その騒ぎもひと段落した7月の18日。今度はロシアの船が長崎に寄港する。

 

 アメリカと違いロシアはこっちの事情を踏まえた上で行儀よく、長崎から貿易の交渉に乗り出したわけだ。興奮した吉田さんはその目でロシア船を見るのだと一も二もなく、長崎に旅立っていった、

 一方麟太郎は出世の糸口をつかむべく、意見書の作成に余念がない。塾にもめったに顔を出すことが無くなっていた。


「寅次郎はな、一度異国に渡るべきだ。そしてその目でつぶさに物事を見れば、よほどこの国の為になる人となろう。」


 象山先生はそんな事を言った。つまり、吉田さんはあわよくばロシア船に潜り込むつもり。すごいよね、あの人。


「それで、先生、この先はどのようになるのでしょうや? 」


 河井さんが不安そうな顔で先生に尋ねた。ま、それが判れば苦労はないんだけどね。


「うむ、吾輩の目から見てもどうなるかはわからん。なにせ相手は異国。考え方も違えば価値観も違おう。先に訪れた亜米利加アメリカと言う国はな、民の入れ札によって国の長を決めている。ゆえに奴らには公儀、大樹を敬う心がないのだ。」


「なんと! そのような乱暴な決め方で長を? 」


「そして露西亜ロシアは我が国と同じく、皇帝を奉じておる。それゆえに礼節を備え、長崎に。」


「ふむ、確かに。」


「一つ言えるのは、此度の老中、阿部様の施策は良い事だ。広くあまねく天下の声を聞き届ける。我ら知をもって生きるものには喜ばしい事ではあるな。」


「誠にございますな。公儀がそうであればまた藩も。藩政も大きく変わらざるおえません。」


「だが、生まれた血筋をもって高位にあった方々には生きづらい世、ともいえる。草莽そうもうの士が世に出ると言う事は、その分誰かが割りを食わねばならぬからな。」


「確かに、程度を誤まれば、それは下剋上ともなりかねませんな。」


「そのあたりの舵取りが難しい所よ。だが当面は我らの知をもってこの難局に当たることになろう。諸君らもここで習い覚えし事を国元で。これまでとは違うのだ、と言う事を広く伝えねばならん。」


「「ははっ! 」」


 うーん、なるほど。ようやくわかった気がする。彼らは国元の代表としてここにいる。習い覚えた事、そして考え方、そうしたものを国元に伝え、近代化をするという使命がある。そうした事が何もない俺とは違うのだ。学問など趣味程度、そう思っている俺と違って当然だ。だがそれでも何年もいれば、俺も流石に砲術がどんなものかぐらいはわかるし、簡単な蘭学、オランダ語も理解はできた。実用的、には程遠いけどね。


 九月に入ると麟太郎が、書き上げた意見書を俺や先生に見せに来る。「海防意見書」と銘打たれたそれにはどこに台場を作り、大砲を据えれば、有効だとか、早急に異国の船に対抗できるよう軍制を洋式にすべきであるとか、すぐにとはいかずとも軍艦は必ず用意すべしなどと書いてある。


「どうだ、よく出来てんだろ? 」


「あのさ、麟太郎。ご老中は外交に対する意見を求めてるんだよ? これ、的外れじゃね? 」


「新九郎、だからおめえは考えが浅え。いっか? 外交なんてのは亜米利加がいうように国を開いて交易するか、それとも拒否して戦うか、もしくはどっかで妥協する。この三つしかねえんだ。そんな事をペーペーのオイラが言ったところで誰も相手にしちゃくれねえよ。

 オイラはな、まずは公儀の土台を固めるべきだと思ってる。こうした備えがありゃ少なくとも異国に対しておっかなびっくりの対応をしなくて済むだろ? その上でどうするかを幕閣の方々が決めりゃいいのさ。」


「ふむ、麟太郎のいう事はもっともであるな。新九郎よ、こうした事は分相応、塩梅と言うのが大事である。例えば同じ意見を言うにしろ、お前のところの男谷先生が言うのと、麟太郎が言うのでは全然違う。判るな? 」


「まあ、そりゃあ。」


「しかるに今、麟太郎がすべきことは、まず目に留まる事。そして一つ意見を採用されることである。一つ採用されれば次も、当然そうなるであろう? 大事の前の小事。外交と言う大事の前に忘れられがちな海防と言う小事を提言する。吾輩はいいと思うぞ? 」


「先生、それじゃあ。」


「ああ、順序立ててわかりやすくまとめてある。だがな、これだけではいかにも地味だ。そこで、添え状を認め、そちらに今少し派手な提言をするがいいだろうな。そうよな、「参政への意見書」とでも銘打てばよかろう。そこにお前の考える人材登用、教育、そして軍制などを箇条書きに。こちらに関しては目に留まれば儲けもの、そのくらいの心算こころづもりで。」


「なるほど、流石は先生だ。んじゃさっそく書き上げてうちの支配方、松平様に提出してきます。」


 そう言って麟太郎は慌ただしく席を立った。


「これが奴が世に出るきっかけ、そうなればいいが。お順も兄がいつまでも貧乏暮らしでは心配であろうからな。」


 なるほどねえ。先生はお順を娶ってからと言うもの、優先順位の一番はいつもお順の事だ。こうして麟太郎に親身になって意見を言うのも、全てお順の為。これはこれですごい事だ。



 しばらくすると吉田さんがしょぼくれた顔で江戸に帰ってきた。


「あれ、吉田さん、どうしたのさ。」


「そのですね、聞いてくださいよ! 私が長崎に着いたときには露西亜の船はもう、」


「えっ? いなかったの? 」


「そうなんですよ! 何でも国元でいくさが起きたとかで! あんまりだと思いません? 」


「あちゃー、それは残念だったね。」


「長崎まで行ったのに! 私はもう、もう。」


「はは、とりあえずさ、旅装を解いて風呂でも行こうよ。んでうまいもの食って、酒でも飲んで。そのあと先生に相談すりゃいいじゃん。」


「はい、はい。」


「俺も付き合うからさ。」


 涙ぐむ吉田さんを連れて湯屋に行き、料理屋に入る。そこでウズラの焼き物と銀杏ぎんなん、それに栗ご飯と酒を頼む。


「ま、とりあえず無事で何よりてことで。」


「はい、ですが私は情けなく。」


「異国の船なんてこの先いくらでも来るって。万一公儀が開国、って事になれば危ない橋を渡らずとも。」


 吉田さんは栗ご飯をほおばりながら何事かを考え、口を開く。


「新九郎さん。私はね、開国はいけないと思うんです。」


「なんで? 」


「交易、と言う物は互いに利がなければなりません。その品がいくらなのか、その値は適切なのか。そういう事を解らずに交易を始めれば良いようにされてしまいます。そしてこの国の富は他国に流れ膨大な借財を。そうなれば清国のごとく占領されたも同然の有様に。」


「そうなの? 」


「ええ、不作で苦しむ民が娘を売る。そんな有様にこの国全体が。ですからまずは異国のやりようを学び、対等、とまではいかずとも舐められない、その程度まで国を強くしなければ交易などは。」


「ふーん、いろいろあるんだねえ。」


「例えば清国では、狼藉を働いた異国人を清国の法で裁くことはできません。」


「不平等条約ってやつか。」


「そう、その条約、これが対等でなければ一方的に搾取されるだけ。まずは国内を整え、その上で。」


「なるほどねえ。」


 そのあとも吉田さんは長崎で聞いてきた様々な事を聞かせてくれた。転んでもただでは起きない、とはこういう人の事を言うのだろう。


 さて、そのころには幕閣が求めた諸藩への意見書も集まっていた。旗本も含め、全部で七百はあると言う。


「それでな、松平様が言うにはだ。大名方で最も多い意見は、開国はしねえが戦わない。って実に都合のいい言い分だ。そんで水戸や桑名、他にも数藩はすぐにでも開戦し、異国を打ち払えって鼻息の荒い意見だって話さ。

 開国も仕方ねえって藩もそれなりには多かったらしいぜ。なかでも彦根の井伊様は積極的に開国、交易して武器やらなんやらを買い込めばいい、その上で気に入らなきゃ戦うのもアリだって。」


 麟太郎が話してくれた幕閣の動向を先生、塾生たちと共に聞いた。


「んで台場の建設はもう始まってる。公儀もやる気がねえって訳じゃないらしい。」


「なるほどですね。白眉はくびはその井伊様のご意見、そう言う事ですか。」


 腕組みして聞いていた吉田さんが難しい顔でそう言った。


「しかし、勝さん。国を開けばこちらが力をつける前に異国に押し込まれるのは火を見るよりも明らか。そうは思いませんか? 」


「だが吉田さんよ、戦って勝てねえのも火を見るより明らかだ。なんせこの国は海に囲まれてる。そのすべてを守るってのは無理な話だぜ? 」


「やはり、鎖国の祖法はそのままに、長崎にて少しばかりの交易を。」


「だが相手がそれじゃ納得しねえ。」


 うーむ、とそこで議論は終わってしまう。頭のいい吉田さんや麟太郎、それに先生でも答えは容易に出せないのだ。


 一向に結論の出ぬまま、とりあえずはできる事をと、皆、砲術の勉強に励んだ。12月になると五月塾は新たな塾生を迎える事になる。


 なんとあの、坂本龍馬だった。



「わしは土佐の坂本龍馬じゃき、みんな宜しくお願いするがで。」


 そう言って恥ずかしそうに頭を掻く。アレだ、写真で見た坂本龍馬。そこからやる気とか覇気とか、威厳とか。そう言う物を掃除機で吸い出した残り、そういう顔を目の前の男はしていた。なんていうの? バカ殿とかやる爆笑王の若い頃。そんな感じの顔だった。


 さて、その坂本龍馬が入塾した事により、席替えが行われた。俺は初期の入塾生と言う事もあり、麟太郎と並んで最前列に座っていたのだが、この席替えで坂本龍馬と一番後ろの席に追いやられた。その後ろには鍋を携えたお順が座る。


「あはは、新九郎さん、あんたも出来が出来がわりぃみたいじゃね。」


「坂本さん、あなたも居眠りなどなさるようであれば私が。」


「そいで叩かれんのはごめんじゃき。」


 そうは言ったものの坂本龍馬は俺と同じく居眠りばかり。毎日のように鍋で叩かれていた。俺も最初の頃は偉人を前に緊張していたが、だんだんそれも馬鹿馬鹿しくなってきた。相手は三つ年下でもあるし、なんか人懐っこいのだ。


「ほんとさ、あの鍋は勘弁してほしいよね。龍馬もそう思うだろ? 」


「まっことちや。ただでさえ馬鹿ながが、より馬鹿んなるきに。」


 俺たちは劣等生どうし、気も合っていつも二人でそばを食っていた。最初は坂本さんとか呼んでいたのだが龍馬と呼んでくれと本人がいうのでそうしている。なんだかんだ可愛げがあり、塾のみんなも龍馬と呼んで親しんでいた。


「でさ、なんだって一人で? 藩の遊学できたなら他の連中もいるだろうに。」


「わしは下士やき、みんなと一緒じゃ何かとやりづろうて。それに一人じゃないぜよ。溝渕広之丞も一緒じゃ。」


「あら、そうだったんだ。あの人いつの間にかいたからさ。で、下士って何? 」


「土佐には上士っちゅうんと、わしみたいな下士がおる。下士はいわゆる郷士ごうしじゃ。わしの家は元々商売人じゃき。位は低くてもこうして江戸に行かせてくれる銭があったっちゅうことぜよ。身分があっても銭が無きゃなんもできん。それが世の真理、そうおもっちょる。」


「だよねー。って事は龍馬は金持ってんだ。」


「まあそこそこは持たせてくれた。小うるさい注意書きと一緒に。」


「あはは、どこも一緒だね。」


「わしは北辰一刀流の千葉道場に世話になっちょる。そして高名な象山先生に蘭学を。国元に帰れば大層な箔になる。そうすりゃ本家の商売も盛んになるきに、わしにも小遣いがたんと入るぜよ。」


「なるほど。頭いいね。」


「けど土佐には口うるさい姉さんがいて、こっちにはやっぱり口うるさいんがおるきに。」


「うんうん、判るよ、それ。」


「そいで塾にまであの奥方様じゃき。ほんに堪らんぜよ。」


「えっ、お順の他にもいるの? ああいうの。」


「そうじゃ。千葉先生の娘御で、さなっちゅうんじゃが。これが口うるさい上になにかち言えば長刀ば持ちだして。そうじゃ! 新九郎さんも剣はするとじゃろ? 一度わしがとこに来てみんか? 」


「いいけど、千葉道場って玄武館の事だよね? 」


「いやいや、わしらのような下士は隣の小千葉、定吉先生んとこじゃ。」


 まあとにかく、と言う事で龍馬に連れられ玄武館の隣にある千葉道場へと向かう。玄武館は神田お玉ヶ池にあり、同じ町内の五月塾からもほど近い。


「わしはの、土佐じゃ小栗流の目録を受けておるきに、いささか剣術には自信がある。江戸に来たんも剣術修行じゃき、新九郎さん、一手相手を務めてくれんかいの? 」


「別にいいけど、じゃあ、こうしようぜ、負けた方が女を奢る。そうだな。吉原あたりで。」


「ほう、しょうえい、受けて立とうやか。」


 互いに防具を付けて竹刀を手に取った。女を奢ってもらうとなれば手を抜くわけにもいかない。全力でやっちゃうんだから。


「参った! 降参じゃ! 」


 なにせ俺は天下に名高い男谷の師範。免許皆伝だ。いくら三大道場の一つ、千葉の北辰一刀流とはいえ負けるわけにはいかない。あっという間に龍馬を叩きのめすと何事かと門弟や師範たちが集まってくる。


 面を取って、顔を拭くと、精一郎さんと同じくらいの年の人が俺の顔を見てぎょっとする。


「あ、あんた! 男谷の若先生! なに? いじめ? ねえ、そうなの? そう言うのは兄者のとこでやらなきゃ。こーんな、細々とやってるところに来て、楽しいの? ねえ、どうなの! 」


 早口で文句をまくしたてるのはこの道場、小千葉の主、千葉定吉。前に精一郎さんのお供をしたとき見たことがある。


「親父、ここは俺が。男谷だろうが何だろうがぶちのめす! おい、あんた、人の道場で門弟ぶっ飛ばしてただで済むと思ってねえよな? 」


「えっと、あのね? これにはふっかーい訳が。ちょっと龍馬! どうなってんの? 」


 その龍馬はここの娘らしき女の膝に顔を埋め、泣きながら俺を指さしていた。


「ちょっと! どういうことですか! 龍馬さんをこんなに虐めて! 」


「さーかーもーとー。ねえ、どういう事かな? 」


「わ、わしは降参じゃって何度もいうたのに! 新九郎さんが千葉の門下はこんなもんかって何度も! 」


「言ってないからね、ひとっことも言ってないからね。」


「とにかく! これはれっきとした道場破り。そう心得てよろしいかな? 若先生。そうだよね? 」


「あの、すみません。まずは話を聞いてくれると嬉しいかなって。」


 定吉先生は完全に俺を悪人と決めつけてしまう。


「親父、話を聞くにしてもまずはこいつをぶっちめてからだ。おう、さっさと面つけろ。血反吐はくまでしごいてやる。」


 なんかカッチーンと来た俺は言われた通りに面をつけた。


「重太郎さん! やっちまえ! 」


 龍馬がそう、声援を送った。完全なアウエーの中、俺は容赦なくその重太郎と言う男を引っ叩いた。中々参った、と言わないので健吉に習ったもろ手突きをくれてやるとひっくり返って泡を吹いた。


「あ、あわわわわ! 誰か兄者を、兄者を呼んで来い! 急いで! 道場破りに襲われてるって! 」


「あのさ、だから道場破りなんかじゃないの! 」


「うるさい! この事は男谷の先生にもきっちり話してやるんだからね! 」


「そ、それは良くないんじゃないかな! 」


「早く、誰か麻布狸穴の男谷道場まで! 」


「ちょ、ちょっと待ってーーー! 」


 俺が手を伸ばした先に現れたのは剣聖、千葉周作。江戸で一番の門弟を抱える道場主だ。俺も何度か顔を合わせたことがある。


「ほう、流石は男谷の若先生ですな。して、この有様はいかに? 」


「え、えっとですね。」


「兄者! この人はね! いきなり乗り込んできてうちの龍馬を! それに飽き足らず重太郎まで! もうね、ほんとひどいの! 」


「違うからね。違いますから。定吉先生とその重太郎って人が、人の話も聞かずに大事おおごとにしただけ! 」


「ちがうものですか! このさなはしかと見ておりました! 打倒うちたおされても千葉の名誉のために何度も何度も立ち上がる龍馬さんを。なのにこんな目に! 」


「そいつは一撃で終わったの! 何度もからんできたのはこっちの重太郎って人! 」


「とにかく伯父上! こんな狼藉者はみんなで袋叩きにして川に投げ込むべきです! 」


「そうじゃ! さなの言う通りじゃき! 」


「てめえが吉原で女奢るから相手しろって言ったんじゃねえか! 」


「へっ? この期に及んで何を御冗談を。龍馬さんには私と言う物がいるのですよ? ねえ、龍馬さん。」


「あ、うん、そうじゃ、わしにはさなが居る。あの新九郎っちゅうんは少しおつむがアレじゃからのう! 」


「てめえだって似たようなもんだろうが! 」


「とにかく! この場はわしが預かる。それでよろしいな、松坂殿。」


「あ、はい。」


 千葉周作の気迫にあてられ、俺は思わずそう答えてしまう。


「では龍馬さん。私たちはあちらでゆーっくりとお話をいたしましょうか。」


「わ、わしはなんも! 」


「やかましい! サッサときなさい! 」


 幕末の偉人、坂本龍馬は耳を引っ張られ泣きながら奥に連れていかれた。


「なるほど、いささかご事情があらせられるようですな。まずは男谷の先生と話をせねばなりませんかな。」


「うん、そうだよね。そうするべきだよ。兄者。男谷には使いを出してるから。」


 うっわ、最悪。すべてをあきらめた俺は、しぶしぶと防具を外し、二人の千葉先生に睨まれながら正座していた。


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