夢想
えー今までキャラの外見の描写をまったくしていないことに気付き、最近少しずつ追加しています。
まあ多分下手で意味わからないと思いますけどwww
「俺のカップラーメン返せよ」
人の非常食を無断で、堂々と本人の前で食べるこいつにはやはり少しきつくガツンと、言わないといけないらしい。
「ごめんね、美弥食べたいの」
俺の怒りは、二秒で塵と化す。
まあ、仕方ない。食べられてしまったのだから。
確かまだもう一個はあった筈。
塩ラーメンはあまり好きじゃないのだが。
ないよりはましかと、蒸気沸き立つポットへと手を掛け、真ん中を勢いよく押し込む。
ガポッ!
……………………
もう一度力強く押す。
スコッ!
先よりも軽い、空気の抜ける音。
これは、もしかしなくても。
「……計画通り」
後ろからボソッと聞こえる。
なん…だと…奴はこれを全て計算していたと…?
「どうしたのよ、びびった眼して」
いまの小言は聞こえなかったと思っているらしく、なにごともなかったかのように、振舞う美羽。
だが、ニヤニヤは隠しきれておらず度々俺に背を向けクスクスとした笑い声が耳に届く。
「意味わからんスキルを習得しやがって…」
「なんのことやら…ぷぷっ」
くそっ。
しかしこうなってくると食べるものがないな。
…寝るか。
このまま美羽に過ぎたことを責めてもこいつは絶対に反省しないだろう。となれば、ただ俺だけが体力を無駄に消費するだけだ。
午後十時。寝るにはかなり早いが今日は色々とあって体力的にも精神的にも磨耗している。
布団に潜れば、瞬く間に眠りに落ちることができるだろう。
「じゃあ俺は寝るよ、お前も遅くまで起きているなよ」
「えっ」
「んっ?」
「いや…なんでも……お休み」
俺は後ろ手だけ上げ、寝室へと向かう。
布団は母親が今日干してくれたらしくフカフカで思ったより早く寝れそうだ。
明日はいい日であることを願おう。
……………………
「鳴君、私ね、転校するの」
えっ、急にどうしたの?
「私、体弱いから、向こうで療養しなきゃならないの」
そんな、僕いやだよ!
「私もいやだけど、仕方なくて」
……わかった。僕ずっとまってる。この町で真生ちゃんのことずっと待ってるから!
「鳴君、ありがと。私も絶対帰ってくるから」
約束だよ。
「うん、約束」
………………
なんだこれ?
話が自分でも読めない
ちなみに真生はまおとよみます