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第21話 エピローグ

気が付くと、蒼真は神社の石碑の上に吊るされていた。


(ああ、死ぬ前に戻ったのか…。)


全裸の上、首にロープを巻かれている。


(この状態で戻されても…困るな…。)


どうしようか悩んでいると、中指に違和感を感じた。


(…もしかして…?)


ロープに中指をかけ力を込める蒼真。



プツッ



太いロープが簡単に切れた。


(え?

 中指の力そのまま!?)


ちょっと動かしてみたが、異世界の時より力はかなり落ちているようだ。


それでも異常な力だが。


それから蒼真は近くに投げ捨ててあった制服を見つけた。


ズタズタに切り裂かれていたが、なんとか家まで帰った。



次の日。



制服がなくなってしまった蒼真は、仕方なくジャージで登校することに。


教室に入ると、いじめっ子たちが白々しくからかってくる。


「おい!

 なんでジャージなんだよ!?」


「遺産をちらつかせて人気取りしたり、目立ちたがり屋だなぁ〜?」


蒼真は無視して席に座ろうとする。


モンスターに比べれば、虫みたいなものだ。


「おい!

 無視してんじゃねえよ。」


いじめっ子たちがズカズカと近寄ってきて、蒼真の肩を押して突き飛ばす。


蒼真はその先にいた女子とぶつかってしまう。


「おいおい!

 女子に触ってんじゃねえよ!

 セクハラ野郎!」


(めんどくさいな。)


ぶつかった女子からも非難をうけると思った蒼真。


だが、予想外の展開が。



「ちょっと、やめなさいよ!」


遺産目当てで近づいてきていたマドンナ、高木彩綾が蒼真を庇った。

 

遺産が少ないことを知ってから興味を失っていたのに、なんで?


それどころか、別の女子も蒼真を庇う。


どちらも頬が赤く、息遣いが微妙に荒い。



「チッ。

 後で覚えとけよ?」


主犯格である白石阿斗夢は自分が好きな相手が蒼真を庇ったことで、さらに逆恨みを募らせたようだ。



「大丈夫?

 古仙くん。」


「あ、ああ。

 庇ってくれてありがとう。」


遺産目当てで行動する女に興味はないが、助けてくれたことには一応礼を言っておいた。



「具合悪いんじゃない?

 保健室行きましょ?」


「いや?

 大丈夫だけど?」


「ううん!

 絶対行ったほうがいい!

 私が連れて行ってあげる!」


そこで別の女子が「私が」と言い始めたが、そこはマドンナの力でねじ伏せられていた。


「さ、行きましょ?」


「あ、ああ。」


なんだか嫌な予感がするが、保健室へ。


保健室には誰もいなかった。


「この時間、先生はいないのよね…。

 2人だけね?

 古仙くん…。」


高木彩綾が蒼真をベッドに誘導し、押し倒してきた。


(やっぱり…。)


中指の効果だろう。


高木彩綾は目をとろんとさせて、蒼真の中指をしゃぶり出した。


「あ…んっ…!」


それだけでビクビクと震える高木彩綾。


転移する前は高嶺の花だと思っていたが、人間性を知って、さらに女神と比べてしまうと雑草くらいにしか思えない。


(まあ、あいつらに復讐するのには使えるか。)


中指を高木彩綾の口から引き抜く蒼真。


「あんっ!

 抜かないで…!」


盛りのついた動物のような高木彩綾。


「この指で触って欲しいのか?」


「うんっ…。

 お願いっ!

 触って…。」



ガラッ!



そこに、別の女子も乱入してきた。


「私も…!

 私も触ってぇ!」


「お前ら、静かにしろ!

 声を出したやつは触らん。」


その言葉に、声を押し殺す2人の女子。


そして蒼真は後から来た女子を中指で弄った。


高木彩綾ではない女子を。



「古仙くん…!

 なんで…なんで私を触ってくれないのぉ!

 私もイキたいのぉ…!

 イかせてぇ!」


しかし、蒼真は高木彩綾は触らない。


「触って欲しいか?高木彩綾。

 触って欲しいなら、俺の言うことを聞くんだな。」


「聞くぅ!

 なんでも言うこと聞くからぁ…。

 お願い…!」


「よし、じゃあとりあえず教室に戻るぞ。

 後で指示を出す。」


「わかり…ましたぁ…。」


自分だけ触ってもらえない状況に不満を抱えながらも、触ってもらうために言うことを聞く高木彩綾。



絶頂を迎えて立ち上がれない女子を置いて、蒼真は教室へ戻った。


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