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光と影  作者: YUKI
14/39

道標

朝方のまだ暗闇に包まれた道

まっすぐに闇に吸い込まれるように伸びる

流れるように通り過ぎていく外灯

空をも闇が支配するのか、星一つ輝こうとしない


永遠に走り続けなければいけないのか

終わりを告げるものはないのか

アクセルを握る手に冷気が絡みつく

瞳を閉じれば本当の闇に支配されそうで

必死で意識を保つ


前方にかすかな灯り

遠くの空に闇に負けじと輝く星

愛する人の瞳の中に輝く星に似た

暖かくそして強い輝き

俺を導くように瞬く


俺の行き先を示す道しるべのように

より一層、俺を魅了し虜にする

いつしか東の空から闇の鎖が解け始める

遠く先の路上で無邪気に手を振る君

俺の目に映るのは、紛れもなく愛する人


君は俺の道しるべであり

未来を照らす灯りであり

俺の希望でもある



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