~友情と愛情~
まさかの4連発です。
上げないって言った自分ですら驚いています。
hontoに止まらないやめられない。
では、
最強の一般人?の戦争
ーノア・デウスは、友情と愛情を確認したようです。ー
をどうぞ!
ノアは、雷の魔獣、エレキルフを切り刻み、その体に'天雷'を
加えた攻撃「天雷撃」をして絶命したのを確認した。
「キャーー!」
一人の貴族(女)が叫んだ。それに続いて他のところからも悲鳴が出た。次は、この試合を楽しんでいた自分が殺されるのでは?という微かな思考がよぎったからだ。
貴族たちは一斉に逃げ出し、地下の闘技場は静寂に包まれた。
「はぁはぁはぁ」
「一体この力はなんなんだ?」
ノアは困惑していた。自分の中にある、得体の知れない力に。
「お前、その髪どうした?」
血が服についていて右腕を掴み、左足を引きずりながら、重症の
ウィリアムが近づいてきた。
「何が?」
ノアは、ウィリアムの髪に対する質問の意味がわからなかった。
「いや、髪の色が・・・お前、白色になってるぞ。」
ノアの頭の上には?マークが多く出ていた。
ノアはそこで力を使うことにした。
「'錬成'」
ノアの口からその言葉が出た瞬間、周りにあった石畳の石がなくなって鏡が下から生えてきた。
ノアはその鏡で自分の髪を見てみると普通に白色となっていた。
顔などは一切変化はしてないが髪の色のみが白色だった。
'なんでこうなってんだ'
ノアの頭の上には再び?マークが浮かんでいた。だがノアは
ハッ と今やるべきことを思い出した。
「リンとシャルを助けないと!」
だが、場所がわからない。・・・そうだ!
「'探査魔法・対象指定'」
頭の中に、リンとシャルの事を思い浮かべると、この地下の闘技場の上にある、大きな館が浮かび、次にその構造が浮かび、最後に2人が一体、どの部屋にいるか頭の中に浮かんだ。
「助けに行く。」
ノアはそうウィリアムに言った。
「なら、俺も・・・」
ウィリアムはノアについていこうと思ったが、ウィリアムの目の前にノアの手の平が出された。
その手の平は、止めろ。と表していた。
「なんで!?」
ウィリアムはノアに問いただした。ノアは少し考え、答えた。
「お前には、この上にある館の他の一般人を連れて、助けてやってくれ。奴隷のように扱わず、ちゃんとした、寝床や報酬を払ってくれる貴族がいる。そいつのところに行ってくれ。俺も後で魔法で追いかける。」
ウィリアムは、苦い顔をし、考えて、
「わかった。あとでちゃんと来いよ。」
「分かった。」
ノアは、上に向かおうと走り出そうとした。
「ん!」
ウィリアムは、その拳を前に突きだしていた。ノアは、その拳が求めているものを理解して、ノアも右腕の拳をウィリアムの拳に合わせた。
ー10分後ー
ノアは目的地へと走って向かっていた。魔獣との距離を一瞬で詰めた程の脚力を持ってしても、すぐにはつかないほどこの館というよりこの館の所有する庭が広かった。地下の闘技場から、地上に出た場所がは、近くに門があったから、入り口の近くに入り口があったようだった。
そして館まであと200メートルほどと迫った時、目前に武装した、貴族が雇った傭兵が200人ほど出現した。
「邪魔だ。どけ!」
ノアは目の前にいる、傭兵にそう叫んだ。
「この先に行きたいなら、俺達を倒してから行くんだな。
ま、無理だろうがな」
傭兵です一人が、調子よさげにへらへらと笑って言った。
「死んでも知らないからな。」
「殺せるものなら殺してみろよ。」
ノアは一応、忠告したし、いいかと思って一撃で葬ってやろうと思った。
「'星魔法・ブラックホール'」
ノアがそう言った途端、目の前にいた、中心に10cmもない、黒い球形の物質が出た場所が出た。
「なんだこれ?」
傭兵の一人が触ろうとした瞬間、ノアが傭兵を囲むように設定した範囲に、強大な引力がそれを中心に発生した。
「「うわぁぁぁぁ」」
大きな悲鳴を上げて傭兵達は一瞬で、そのブラックホールに吸い込まれた。そして、
「消滅しろ」
その声と共にブラックホールは、段々と小さくなって、その内、なにも残さず消えた。
よし、行くか。 そう、ノアは走り出した。
「近づかないで!」
リンはマルテの顔を手で押しながら抵抗した。その間にシャルは、マルテの後ろに回り込んで、マルテの '男の弱点' を思いっきり蹴った。
「はぁ!」
マルテは、この世の終わりに直面したような、顔をした。
マルテの怒りは、一気に限界突破した。
「お前らぁぁぁ!何してくれてんだ!!」
マルテは2人の襟首を掴むと、近くにあった、手を拘束する拘束具を二人に、付けた。いかに'男の弱点' を蹴られたマルテでも
女二人の力でも、マルテの力には、及ばない。
マルテの力に敗けて、二人は拘束させられた。
「さぁ、蹴られた分の屈辱を返してやろう。」
マルテが二人の衣服に手を伸ばして、破こうとした。
ドンッ
マルテの部屋にあった、鉄製のドアが吹っ飛んでいた。
「よぉ、マルテ」
そこから、ノアの顔が出てきた。
「お前は、、ノア?・・・何故だ!近くに警備員が居たはず
だ!なのに何故、お前はいる!?」
マルテは、動揺した。
(館の前には熟練の傭兵を雇っていたはずだ!その数は200
以上はいた。しかも、アイツの姿を見る限り無傷だ。
まさか・・・?)
「警備員?全員殺してきた。」
ノアは、マルテに告げた。
「そうか警備員が来ないようだし本当のようだな、だが・・・」
マルテは、懐に手をやり、あるものを取り出した。
「これはな、ある人から貰った。クスリだよ。なんでも自身の体 を今日かするらしいんだよ。だからね」
マルテは手に持った、クスリの入った注射器を首に射した。
その瞬間、マルテの肉体は、丸みを帯びた体から、しっかりとした体格になり、筋肉質になっていった。だが、最後に変化したのが一番の変化といえるだろう。
マルテの皮膚が緑色になったのだ。
ノアはある魔法を唱えた。
「'解析魔法'」
ノアは、解析して出た結果に、驚愕した。
「反応が魔獣、、、だと?」
マルテは、ニヤリと笑って、クスリの正体を告げた。
「これは、魔獣の血を混ぜてつくったものなんなだよ。
そうだね、強いて言うなら、'魔人薬' ってのでいいかな?」
マルテからは、得体の知れないなにかをノアには感じられた。
「場所を移そう。ここだと、お前の館が吹き飛ぶぞ?」
ノアは、提案した。勿論マルテの館などどうでもいい。
ここでは、さっきから、マルテに怯えているリンとシャルを巻き込むと思ったからだった。
「俺の館ぁ?そこにいる小娘のためだろ?でも確かにここだと俺の館が吹き飛ぶな。」
マルテは、ノアの提供を呑んだ。
「なら、空だ。」
ノアは、そう言って魔法を唱えた。
「'飛行魔法'」
ノアは、空へと飛ぶ。ノアの視界の端には、なにか言いたげな
シャルの顔が見えたが、今は、上昇した。
ノアに続くように、マルテも背中から、コウモリのような翼を生やして空へと飛んでいった。
ノアが後ろを見て、マルテが飛んだのを確認した後、シャルに言葉を送った。
('思念交流')
(外にいるウィリアムと合流してくれ。 必ず戻ってくる!)
(絶対、戻って来てくださいね。ノア兄さん)
ノアとシャルロットはそう思いあってノアは館をあとにした。
ー最強の一般人?の戦争ー
ー4 endー
マルテがまさかの序盤戦のボスとは・・・
魔人の命名は、分かっているかたもいるかもですけど 魔獣+人 で魔人です。
簡単すぎましたかね?次回はまるまるマルテとの戦闘に出来るならやりたいです実力と閃きが大事ですけど。
それでは、次回をお楽しみに~