~魔獣でもノア・デウスには勝てないようです~
まさか1日で2つも上げるとは・・・
我ながら暇すぎる。
さて私情は置いておきつつ
最強の一般人?の戦争 4
魔獣でもノア・デウスには勝てないようです。
どうぞ、お楽しみに下さい。
(楽しめるかは、保証いたしません。)
ノアは魔法を唱えた。
「'サイクロン'」
「'エクスプロージョン'」
その2つの魔法によって生み出された、炎の竜巻はノアの四肢に噛みついていた4体の魔獣を容易く、蹂躙し、
ギャウゥン
4体の魔獣はそんな弱々しい声をあげながら灰となり空へと散っていった。
そんな異様な光景を目撃した、貴族にはざわめきが生まれていった。
「おい、なんなんだよあれ!?」
「そんなの知るか」
「おい、あの一般人の所有者のマルテは何処だ!」
そんな動揺の声が地下の闘技場に満たされた。
そんななのは、お構いなしに残っていた5匹の小振りの魔獣が、ノア目掛けて、飛びかかった。
普通の人間ならば腰を抜かしてその場に座すか、はたまた
情けない声を出して顔を覆ったり、走り出したりするだろう。
だがノアがその時に感じたことは
'動きが遅い'
ということだった。
ノア自身、自分になにが起きているのかわからなかったが、 今の状態のノアの動体視力は、常人のそれを遥かに越えていた。
そして、今、自分が一体どんな力を持ち、自分になにが出来るかはわかっていた。
「'質量体・操作'!」
ノアは自身の開いた右手を前に掲げて言った。
その掲げた手の先には紫色の光が光りその瞬間、
ドンッと魔獣達は下から強い衝撃を感じた。魔獣達はなにが起きたかわからなかったが、魔獣達は宙に舞っていた。
ノアは、魔獣達の下から何本もの石の柱を下から生み出したというより生やしたように見えた。
それでもノアの追撃は止まらない。
「'ウィンド・カッター'」
その名の通り、ノアから無数の風の刃が魔獣達へと襲いかかった。魔獣達は成すすべなく切り刻まれた。
その一部始終を見ていた、魔獣のエレキルフは警戒度を マックスに引き上げた。
今がノアが使っていた魔法の全ては初級魔法と中級魔法に分類される。魔法には全て、詠唱というものが存在する。だが今、ノアは詠唱を唱えず、魔法を発動させた。無詠唱というものは存在するが、その難易度は、飛躍的に向上する。ましてや中級魔法の無詠唱などは、少なくとも、このエレキルフが生きてきた中で、
そんな事が出来る奴がいなかった。
だからこそ、エレキルフは、警戒度をマックスにした。エレキルフはノアがなにか不審な動きをした場合、即座に雷撃を飛ばして即死させると考えていた。
そして、ノアは、動いた。エレキルフに向かって走ってくる。
だがそのスピードが尋常でないほどはやい。20メートル以上あった距離を一瞬で詰めた。
!!
エレキルフは、驚きはしたが、即座に雷撃を撃つ。
だがそこには、すでにノアはいない。 後ろから声が聞こえた。
「'錬成'」 「'エンチャント・雷'」
そう言ってノアの周りにあった石畳の石は消えて、ノアの右手に
ロングソードがあった。しかも付呪の雷付きで。
ノアは剣を降り下ろした。片手で軽く。
そして、エレキルフの体には数えきれないほどの切り傷が出来た。しかもその切り傷からは、大量の電流が体を迸った。
エレキルフは、わけがわからなかった。片手で、軽く振っただけでこんなにも切り傷が出来たのか。そして、雷には耐性がある自分が、雷でダメージが通ったのか・・・。
暗く、広い大きな玉座で7人ほどの者が跪き、
その先には貫禄のある、角を生やした大男が玉座に座っていた。
「あれは、神の域にいる者のみが使える '天雷'。獣ごときの
耐性でどうにか出来るわけないだろう。
それにしても ノア という、興味深い。その内、来るかも
知れんな。我のところへと・・・」
得体の知れない奴は笑いを浮かべていた。
最強の一般人?の戦争 4
ーendー
どうでした?ノア・デウス君の無双劇は!
主人公チート過ぎですね。まだまだ我が
ノア君の力は底無しです!
流石に1日に3つとかはありませんので。
寝ますか。
さて、それではまた次回もお楽しみに~