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旅の終わりに贈る唄
随分長い時が過ぎたのだと
今こうして思います
終わってみればこんなにも
儚いものと気付いてしまったのに
長い旅路の途中巡り会えた奇跡
見えた景色美しい日々
雨も嵐も過ぎ去ればほんの一瞬
かけがえのないあなた
今こうしてここにいること
何を超えて何想い何をその目に映しましたか
振り返り少しでもそこに喜びはあったか
どんな道でもただ今一つあなたに贈る言葉
ここに生まれてきてくれてありがとう
ありがとう
小鳥も花も風も私も
青いこの地球の子どもたち
生まれ落ちればどんな誰もが
生ていく以外に他なかった
もしも喜びが一つもなくても
ぬかるみの続いた道だとしても
精一杯歩いたのでしょう それでいいの
かけがえのないあなた
今こうして終えられること
何に耐えて何想い何にしがみついていましたか
振り返り少しでもそこに安らぎはあったか
どんな道でもただ今一つあなたに贈る言葉
ここまで生きてきてくれてありがとう
ありがとう
長い旅路の終わり
その先へ持ってゆけるものは何一つない
すべて空にかえっていくから
心配しないで、もういいんだよ
かけがえのないあなた
今こうしてここにいること
何を超えて何想い何をその目に映しましたか
振り返り少しでもそこに喜びはあったか
どんな道でもただ今一つあなたに贈る言葉
ここまで生きてきてくれてありがとう
ありがとう
あなたをやり遂げたあなたに贈る唄




