道
ずっと手を繫いで寄り添っていられるわけじゃないから
いつか人混みに紛れ
押し退かれひとりで歩くようになった
でも時々あなたのその手を思い出すよ
どんな時も優しく触れた
温かいあなたのその手を
大人になるにつれて
分かってきたこと
良いことも悪いことも全てある世の中
立ち上がっては転んで
倒されては立ち上がり
なんとかここまで来たよ
いつかのあの日を思い出してみては
楽しかったなとふと笑ってしまうよ
二度とは戻れない日々を抱きしめながら
ひとりきりのこの道を僕は歩いているよ
人と出逢い別れ出逢い
繰り返し生きていく
何十億の想いの溢れるこの世界で
いつまでも楽しいことが続くわけじゃないから
一人で戦って一人で抱え込む日もあるだろう
でもあなたと一緒に立ち上がった日を覚えているよ
あなたの手に支えられ立ち向かった日を覚えているよ
思い返すだけで
僕というひとりの人生に
出逢ってくれた人は沢山いた
いずれにしたって僕はひとりでは生きていけない
そう、誰かがいてくれたから
今日のことをいつか思い出して
苦労したなんて笑い飛ばせるかな
遠い思い出には夢で溢れていた
歪だったけれど僕を大きくしてくれた
ひとりになり弱さを知り
弱さを愛する勇気を持った
空いっぱいに叫びたい
"僕はここにいる"
いつかあなたの言った
人になれてるかな
強くなくていい、でも思いやれる人に
一番始めの思い出
あなたと出逢った
全てをくれたのはあなたでした…
こんな日を思い出して
誰かと笑いあい
未来語り合って夢を馳せていく
そんなことがあるから
どうせ愛してしまう
汚く輝いた広いこの景色を
優しさという花は誰の心にも咲くもの
空いっぱいに種をまこう
世界中が幸せであるように




