君だけは笑っていて
手を繋ぎ歩いていた
帰り道 君の笑顔
二人の幼い声が
今もまだ胸に残っている
空を見て景色焼き付け
一瞬を抱きしめていた
永遠の儚さを
君は教えてくれた
僕らの未来はこれからもずっと
続いていくと思っていた
それでもあの日
離れた手を今もまだ忘れられない
温もりはここに
ああ、君の笑うその声が
薄紅色のその頬が
目を閉じるだけで浮かんでくる
あの日のあのままで
ああ、君だけは行かないで
夢の中へ連れて行って
動かない時間の中
僕はひとり佇んでいる
抱きしめることそれで分かる
君は今ここにいること
触れて触れて僕だけに
時空のどこかへ
君を連れ去りたかった
君の強がり
僕の我が儘
離してしまった手
今も温もりがこぼれないのは
君の抜け殻を抱きしめてるから
ああ、僕のそばで笑っている
思い出の深く笑っている
僕が泣いたりしたって
変わらない声で
ああ、君だけは行かないで
遠い夢へ連れて行って
動かない君の隣で
僕はひとり手を握っている
ああ、君だけに笑って欲しい
僕のそばで笑って欲しい
二度と帰らない日々を
今も想っている
ああ、君だけは行かないで
夢の中へ連れて行って
動かない時間の中
僕はひとり佇んでいる




