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心の音が止まるまで

大好きだよ

君が嬉しそうに笑うから

僕まで幸せになる

傍に誰かの温もりがあることで

こんなに優しい気持ちになるなんて

今まで知らなかった

深いところに隠した傷がそっと撫でられるような

穏やかな空気が部屋を満たすんだ


ずっと一緒にいたいな

この瞬間が永遠になったらいいな

遠くない未来に君は静かな眠りに就いてしまうけど

儚いその笑顔を少しでも長く守りたい

ワガママかな だけどその為なら何でもできるよ

手のひらから零れてしまう君の命を飲んで

君と同じ時に僕の全てを止めたって構わない


大好きだよ 本当だよ

くすぐったそうに髪を耳にかけて

秘密みたいなキスをした

痩せ細ってしまったその指に

ダイヤより煌めく宝石をはめてあげる

だからどうかいなくならないで

離れないで いかないで


終わりが始まる音が聞こえる

始まりが終わる音が聞こえる

でも今だけは知らないふりをして

笑っていよう 幸せでいよう


大好きだよ

君だけが

ずっと

大好きだよ。

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