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むむむ

 ああ、これは夢だ。

 わたし、夢を見てる。

 起きなきゃ。

 ……あれ、目が開かない。目蓋が持ち上がらない。

 だったら、せめて体を起こそう。

 そうしたらきっと目も覚めるはず。

 ……何で?体が重い。もがく、もがく。

 フッと気が付いた。

 ようやく起きれたよ。

 はあ、と息を吐く。

 やっと身を起こすと、体がだるい。

 眠っていたのに、却って疲れたわ。

 ドロドロとした重苦しさ。

 まるで泥のような……。

 ハッと意識が覚醒する。

 さっき起きたと思ったのに、あれも夢だったんだ……。

 ひどい気だるさ。

 すごく疲労困憊してる感じ。

 ちっとも体が休まっていない。

 うう~ん、何だか視界が狭くて暗いような……。

 夜でもないのに何故?

 ……わたし、起きたよね?

 目が覚めたよね?

 どうしてこんなに暗いの……。

 ねえ、今。

 わたし起きてる?

むかし筆者が見た悪夢。

作中作ならぬ夢中夢。

起きようと足掻くも夢のまた夢。

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