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6章 5話

『エリーとクルリの鍛冶屋』は控えめに言ってもかなり順風満帆なスタートを切った。腰に剣をつけた豚と狸に挟まれた扉をくぐる客が今日も途絶えることはない。

毎日お店にくる客の中には貴族の顔も増えだしていて、それが噂となりまた貴族の客を呼び寄せる好循環を生み出していた。平民の客に比べて彼らは良いものにはためらうことなく金を支払う。お陰で店の経営はかなり潤っている。

それはすごくいいことなのだが、正直うちの商品はどれもこれも単価が高い。立地から考えると、それは異常なほどに。

定期的に購入していくほど裕福な客は少なく、客が定着しづらい。

もちろん販売だけでなく、修理も行っているのだが、剣自体が傷つきづらく自分で研げば治る程度の傷しか追わないということが最近判明した。

剣の評判はあがれど、一度顔を見せた客がそれ以来なかなか顔を見せないのは何とも寂しいことだった。


そんななかでも、うちの店には数少ない常連もでき始めた。

まずは、同じ鍛冶職人であるバロル老人である。自分の仕事を減らして時間を作っては、うちのお店に顔を出している。目的は俺の仕事を見ることであり、それが最近の一番の楽しみらしい。いつも歳に似合わずうきうきとしながら俺の仕事に見入っている。来てくれて、楽しそうにしてくれるのは嬉しいのだが、残念なことに常連ではあるが、彼は客ではない。


もう一人はポリーさんである。不思議な繭から目覚めた時からお世話になりっぱなしの人だ。彼女には感謝してもしきれない。彼女も家の酒屋の手すき時間を見ては、この店にやってくる。目的はエリーとの恋愛トークだ。客がいる間、彼女は仕事の邪魔にならないよう店内の清掃を行ってくれている。しかし、客がいなくなるや否や、エリーと二人でキャーキャー色恋沙汰の話をしだすのだ。靴屋の次男ヴァンがいい酒を造るだとか、家具屋の三男は料理上手だとか、毎日飽きずに将来の婿探しをしている。彼女のも楽しそうにしてくれて嬉しいのだが、残念なことに常連ではあるが、客ではない。


最後に一人。先日マダムと共にやってきて剣を買っていった少年。名をライオット・ノーリスという。ノーリス家の三男坊で、内気な性格を改善するために母に剣術を習うように強制されているとのことだ。兄たちが領地を引き継ぐ予定なので、彼には自立した騎士になってもらいたいというマダムなりの考えがあってのことだった。

だが、内気なライオット少年はマダムの雇った剛毅な剣術教師と馬が合わず、剣術修行からことあるごとに逃げ出していた。そこで彼は思いついたらしい、自分に剣を打ってくれた先日の鍛冶師。これだけの剣を打てる彼はもしかしたら剣術を使えるのではと。記憶のなかった俺だが、剣を握ると案外使えることが分かり、ライオット少年に懇願され、結局彼の剣術の教師を務めることになった。マダムもそのことを了承し、剣術教師としてのお金も支払うということで話がまとまった。

ライオット少年に剣術を教えるのは楽しいし、頼りにされるのも悪い気はしない。ただ、彼も常連ではあるが、鍛冶屋のお客ではない。


というわけで、この店には常連”客”というものがほぼいない状態だった。それが最近の俺の悩みであり、気が付けばバロル老人にその悩みを告げていた。


二人で並んで、楽しそうにライオット少年が剣術の修行をしているのを見守りながら、バロル老人は俺の悩みに答えてくれた。

「これだけのお店じゃからな、ほいほい訪ねてくれるような上客もなかなかみつからんじゃろう。良い店には良い客が定着するという、そういう立派な人物は少ないからそんなに落ち込まんでもいいじゃろう。そのうち見つかるって」

というのが長年鍛冶屋を営んできた人の答えだった。バロル老人のところに通っていた凄腕の剣士も出会うまでには長い道のりを要したのかもしれない。

なら俺は彼の言うように、そのいい客が訪れるまで自分の仕事をするほかなさそうだ。

「師匠! 本当にこんな感じでいいのでしょうか。この一週間ずっと基礎練習なのですが……」

「この一週間だけじゃない。半年は基礎練習を覚悟してもらおう。基礎ができたら、基礎練習だった頃が天国だと思えるような地獄の特訓に入る」

「ひっ……、まだまだ基礎練習でいいです!」

健気に練習を続けるライオット少年をしばらく見守り、俺は自分の仕事に戻ることにした。それにしても、師匠と呼ばれるのは悪い気がしない。なぜだか、初めてじゃないような気もする。もしかしたら、なくなっている記憶の部分で俺は師匠的なことをしていたのかもしれない。さすがだ。俺は結構すごい人物だったのかもしれない。

「なんか鼻の下が伸びておるぞ」

調子に乗ったらバロル老人に指摘された。逐一俺の様子を観察する彼の前では邪念を抱くこともできない。

「そうじゃ。そういえば、面白い男が今この街に来ておるぞ」

面白い男? 大道芸人的な?

「お主が気にしていた常連客じゃ。もしかしたら、その男がこの店の常連客になってくれるかもしれぬな」

爺さん! 俺の話、ちゃんと聞いててくれたんだね! 誰? 誰なの? その超面白いという人って。


「育ちのよさそうな感じの男なんじゃが、今現在はおそらくこの店の剣を買えるお金は所持しておらんじゃろう」

けっ! 金も持ってないのに常連客だって!? けっ!

「そうあからさまに嫌そうな顔をするでない。金がないのは今だけの話じゃ。あの男、間違いなく将来は大物になるじゃろう。今のうちに安く剣を打ってあげたら、恩を着せられるし、剣を気に入れば長い付き合いになることじゃろう」

初期投資というやつですね。それにしても、バロル老人が将来絶対に大物になると予想するほどの男だとは……。一体どんな人なのだろうか。無性に興味がわいてきた。


「その人はいまどこに?」

「話が早くていいの。どうやら医者の卵らしくての。各地を武者修行中らしいんじゃ。そして現在はこの街で修行を行なっている。あと一か月もすれば街を出ていくと言っておったかの」

「実際に会ったんですか?」

「そうじゃよ。なんでも格安で診てくれて、自作した薬も格安で売ってくれると評判だったのでな。少し痛む肩を見てもらった。腕は修行中というにはあまりに控えめな表現じゃった。ずっと続いておった方の痛みがあの日以来消えたし、知り合いの話では格安の薬もかなりの効能だとか。旅の費用だけ稼げればいいらしくてな、それで格安ですんでおる」

「へぇー、すごい人もいたものですね。まるで聖人だ」

俺は素直に思ったことを口にした。

「しかもまだ若い。見た目も清々しい感じの人でな、聖人という言葉がすごく似合う。それこそお主と歳も同じくらいじゃ。全くこの国の王子も若くしっかりしておると聞くし、次世代の若い才能が次々と出ておる。おぬし等を見ておると引退という言葉が頭をよぎるわい」

「まだまだバロル老人もやれますよ」

実際この人の腕はこの街ではかなりの上位にいると俺は思っている。


「とにかくじゃ、その医者を客として捕まえてはどうかの。将来は大物医師じゃ、国のお抱えになるかもしれない人じゃぞ。人格も優れておる」

「いやいや、医者でしょう? 剣はいらないじゃない」

「バカもんが! 鍛冶師の腕は一人枚でも、商売人としてはまだまだじゃの。旅をしておると言ったであろう。道中の危険を考えれば剣の一本や二本持っておくべきじゃ。それくらいの考えが及ばんでどうする! 全く、嫁さんもいるというのにまだまだ気合が足らん……」

最後らへんは完全に勘違いなのだが、今のバロル老人に意見すると手痛い反撃を受けそうなので黙っていることにした。確かに、道中身を守るために剣は持っていたほうがいいというのは至極まっとうな意見だ。さすが、長年やっているだけある。まだまだこの人からはいろいろと吸収できそうだ。


「見ていたところまだ剣は持っておらんかったよ。他の鍛冶師に先を越される前にとっとと捕まえておくことじゃ!」

「はい。では、医者確保に参ります」

「その意気じゃ。嫁もいるんじゃ、稼げる機会はしっかりつかまねばならんよ……」

最後らへんはまたまた超勘違いなのだが、まぁいいや。

エリーに医者を捕まえてくると伝えて、外套を着て街に出た。エリーはいまいち理解していなかったが、最初から説明するのは面倒くさかったので、医者ゲットの旅ということでいいだろう。

慌てて出てきたのだが、どこへ向えばいいのやら。と、そこへ店から遅れて抜け出してきたライオット少年がやってきた。

「師匠、噂の医者を捕まえに行くんですよね。お役に立てるかもしれません」

思わぬ幸運。ライオット少年は意外と情報通だった。

「最近我が家でも話題に上がるんです。実は結構身分のある人だとか、いろいろ噂は出回っていますね。名は、たしか、レイン……そう、雨みたいな名前の人でした。母が水も滴るいい男と言っていたので、なんとなくイメージとして覚えました」

「そんなにいい男なの? しかも立派な医者で。もう無敵じゃないか」

「ええ、本当に素晴らしい人らしいですね。本人は断っているらしいですけど、貢物や、多額の報酬を支払おうとする人があとを絶たないらしいです。彼が診察で街を動き回る間、着いて回る親衛隊と呼ばれる女性たちの団体もいるとか」

本当に詳しいな。正式に情報通としてのレッテルを与えよう。親衛隊がついて回るのか……羨ましいような怖いような。いや、やっぱり怖い。


「それは困った。見つけたところでうちの鍛冶屋まで引っ張っていくのは難しそうだ。しかも、その話だと貢物は受け取らないんだろう。剣だって貢物に入ってしまう」

「有料にしてしまえばいいじゃないですか。師匠の剣をただで手に入れようなんておこがましいですし」

「そうだけど、そのなの?」

嬉しいことを言ってくれるじゃないか。

「でも、そもそも近づけるのかさえ不安になる情報ばかりだ」

「そうですね。我が家も正式に客として招待しましたけど、断られたと母が言っておりましたし……。そうだ! 師匠、いいこと思いつきました。患者として会えばいいのです」

「いい案っぽいけど、俺は不気味なほど健康だ。この場合、残念すぎるほどに」

目覚めて自分のことについて何も覚えていなかったけど、この短期間で分かったことは結構ある。まず、この体がすごく頑丈なことだ。

よく動き、よく働き、少ない食料で済み、不調をきたすことがほとんどない。

すばらしい、素晴らしい過ぎるのだが、今回に至っては残念なことこの上ない。

「相手は凄腕の医者なのだろう? 下手したら嘘がばれて機嫌を損ねてしまう。信頼関係も何もなくなってしまうぞ」

「うーん、手ごわい相手ですね」

手詰まり感がすごい。無謀というやつだ。でも何もやらずに帰るとバロル老人に怒られてしまいそうだ。


「会うだけ会ってみるか。場所はわかるか? ライオット」

「この数日たどっている道のりを考えれば、ある程度想定はできます。行きましょう!」

ライオットの導きのもと、その凄腕の医者がいると思わしき地区へ向かう。情報通の弟子には後日何か礼でもしないと。


ライオットが連れて行ってくれたのは住居がたくさん集まる地区だった。市場の喧騒とはかけ離れたのどかな時間が流れている。昼間ということもあり、多くの住民は大通りに面した仕事場へ出向いているのだろう。そんな静かな住居の一角で、俺たちは見つけた。

女性の団体を。その周りに群がる集団を。全員の視線が一見の家に向けられていた。

ああ、あれだ。すぐに分かった。女性たちはライオットの情報にあった親衛隊というやつだろう。周りの集団は次の患者たちなのか、ただの野次馬名なのか。視線を向けられた家の中に目的の人物である医者がいるのだろう。

「なるほど、こんな感じになっているのか」

「近づくのはきつそうですね」

「傍まで行ってみよう。何か情報が手に入るかもしれない」

いそいそと俺たちは集団の中に混ざる。辺りから聞こえる会話はどれもこれも若き医者についての話だ。だれだれが見てもらって治ったとか、自分も診察を頼みにきたとか。

そんな中、俺とライオットは集団の最前線辺りまで来ていた。集団を抜けて家の前まで行って、出てきた医者の顔でも見てやりたかったのだが、そうはさせないという気合のこもった顔で女性の集団が目の前に立ちふさがった。

親衛隊だ。気迫がすごい。

その中の女性の一人が一歩前に出てきて、俺に向き合った。

「親衛隊隊長、カーサーよ。レイル様に何の用かしら?」

きっと俺をにらみ、彼女は自分の名前と、おそらく医者の名前を口にした。

「レイルって医者のこと? その人がここにいるかなと思って会いに来たんだ」

「重病人でもいるの? そうでないなら、黙ってレイル様が街を回るのを見守ってて頂戴」

「重病人はいない。ちょっとだけ話がしたいんだけど、ダメかな?」

「ダメです! レイル様は大変お忙しい方ですので」

ダメのサインが出るや否や、親衛隊からの圧が一気に増した。もうこれ以上は近寄らせてくれないという意思表示だった。

気圧された俺とライオットは徐々に後退する。

「伝言、伝言だけでも伝えてくれない?」

「ダメです」

問答無用だ。まるで彼女のらの持ち物かのような対応だ。レイルという人は大変だなと今一度思った。

「悪い話じゃないんだ。その旅している医者って武器を持っていないんだろう。せっかく素晴らしいことをしているというのに、旅の途中で怪我でもしたらとても残念だ。だから、剣でも一本買っていかないかと思って。俺、鍛冶師だから」

「そう、商売しに来たの。でも言っていることは理にかなっておりますわね。それくらい伝えてもいいわ。どこの鍛冶屋なのかしら?」

「『エリーとクルリの鍛冶屋』っていう店です」

「エリーとクルルンの鍛冶屋ね。わかったわ」

全然わかってないよ。すっごく違ってる。俺の名前の部分が。

「あっ、私その店知ってます」

後ろに控えていた親衛隊の一人が話した。

「剣を腰に付けた豚と狸の店ですよね。私、場所も知っています」

「そう。なら『エリーとクルルンの鍛冶屋』の伝言はあなたに任せるわ」

隊長から仕事を任命された彼女は嬉しそうに飛び跳ねた。

医者と話せる役は大変光栄な役なのかもしれない。彼女らにとっては。


店名は訂正したいところだが、豚と狸のことはわかってくれているらしいので、訂正する必要もないか。その医者が本気で剣を欲すれば、店はすぐに見つかるだろう。

「じゃあ、よろしく頼んだよ」


要件が済んだので、俺とライオットは家に戻った。

その日医者は店に来なかった。伝えた時間が遅かったのかもしれない。無事伝えたが、興味がわかなかったのかもしれない。とにかく、バロル老人が紹介してくれた医者との縁はなかったようだ。



レイル・レインは疲れていた。

彼は今、医者の卵として、各地を旅しながら病気に苦しんでいる人たちを救っていた。医学を叩き込んでくれた師匠が最初に与えてくれた課題がこれだった。この修行自体にはすごく意義を感じている。やりがいもあった。

しかし、それとは関係ないことで少し悩んでいる。自分の容姿が人より優れている自覚はあった。今日も自分の後ろに親衛隊たちと呼ばれる女性たちが付いてきている。彼女らに悪意はないので、付いてくるなとは言いづらい。ただ、一日中診察で街を回って疲れ、早くベッドに入りたいのに、いつも一日の最後に彼女らと対談しなければならないのは少し重荷に感じていた。どこの街に行っても似たような状況になるので、慣れたと言えば慣れたのだけど。

「レイル様。今日の報告会を始めてもよろしいですか?」

今日はたまたま入った定食屋で報告会が始まった。店の邪魔にならないように隅っこでそれは行われる。

彼女らが得たこの街の重病人たちの情報が伝えられた。これに関しては純粋にありがたいと思っていた。彼女らの情報によって、これからの予定が組めるのですごく助かっていた。

その後はだ、結構彼女らの個人的な話に移ったりする。与えられたものもあるので、レイルは律義に彼女らの話に耳を傾けていた。

そんな中、一人の女性が前に出て、とある鍛冶職人から剣を買わないかという伝言を頼まれたという話を伝えられた。旅の道中危ないから、剣を一本どうかという話らしい。ただでくれるわけじゃなくて、売ってくれるらしい。不思議とその部分に好感が持てた。


それにしても、鍛冶職人と聞くと、レイルは3年前になくした友人の顔が自然と思い浮かぶ。医者の勉強に本気で取り組み、こうして旅に出たのもその友人のおかげだった。彼にも夢がたくさんあっただろう。でもそれは叶わなかった。自分を犠牲にして、多くの人々を救ったがために。彼なら生きていると信じたが、一年待っても所在すらわからない。そんな日々が過ぎ、だれもが彼の生存をあきらめていた。レイルもその一人だ。

懐かしい思い出を胸にしまい、レイルはその女性に質問した。

「店の名前はなんていうんだい?」

いつも病人情報にしか興味を示さず、他の話は聞き流すレイルが、初めて興味を持ったことに女性たちは驚きを隠せない。質問された女性に至っては声をかけてもらえるなんて夢にも思わなかったのだろう。驚きに固まったまま口が動かない。

代わりに親衛隊隊長が述べた。

「『エリーとクルルンの鍛冶屋』と述べておりました。場所も調べておきましょうか? 忙しいようでしたら、代わりに剣を取りに行きます!」

レイルは少しほくそ笑んだ。

3年前に亡くした友人とその思い人の名前に微妙に似たその鍛冶屋の名前に少し妙な縁を感じた。

「いいや、もちろん診察最優先だ。時間に余裕ができたら、行ってみてもいいかもしれない。とにかく、みんなお疲れ様。また明日ね」

レイルは彼女らにわかれを告げ、テーブルに運ばれたスープを口に運んだ。


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