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適合者はこの俺!!!!  作者: こしあん大福
第1章 真紅の雨
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第74話 感覚

戦闘シーンは書くのが難しいです。

ご満足いただけたら幸いです。

さてとォ、んじゃ行くか。


とその前に、新たなる能力ってのがあったんだっけなぁ。


それを聞かせて貰おうかァ。


『リーパー:BLOODYの新能力は、感覚機敏です。全ての感覚が最大1000倍まで上昇します。』


ほ~う、感覚機敏かァ。


中々強そうじゃねえか。


とりあえずは、小手調べと行くか。


そ~れと大鎌を一振りするだけで紅い閃光が弾け飛び、ジャッジへと向かう。


奴は俺様の突然の変化に戸惑っているようだなァ。


ケヘヘ、アイツの驚く顔はどんなモンか気になるなァ。


まぁ、最も当然ジャッジは避けるだろうとは思っていたぜ。


俺の放った斬撃は当たることなく空に消え、奴は姿を消した。


いよいよ、ここからが本番ってやつだな。


俺様の新能力がどんなもんなのか、試してやるか。


と、急に横に違和感を感じた。


違和感ってェのは、あれだ、そこに無いはずのモノがあるって感じだ。


少なくともこの一瞬で、その気配は横に現れた。


すかさず鎌を右横、上に振るう。


するとそこにジャッジが現れ、俺の攻撃に上体を仰け反らせる。


だが、そのお陰で胴体はがら空きだぜ?


「オラあぁぁッ!!!!!!!!!!!」


奴がバランスを取り戻す前に蹴り飛ばした。


今度は奴が"く"の字になって飛んで行っている。


絶妙な飛び方でどんどん宙を舞い、はるか彼方に落っこちた。


と、今度は上に気配を感じる。


さっき感じた気配、これは間違いなくジャッジだ。


なるほどなァ、感覚機敏ってのはこんな感じか。


聞いただけではイマイチ分かりにくいモンだったが、実際体験してみれば分かりやすいなァ。


ほんじゃ次は新装備でも試してやるか。


上からの気配は形となり、それがジャッジとなって襲い来る。


上から勢いよく拳を叩きこもうとするジャッジに気づかないふりをして待つ。


しめしめ、疑いたくないからかすぐに落ちてきやがったぜ。


自分の能力の限界をなァ!!


すぐ鎌を振るい上に向け横薙ぎに払う。


刃の先端が引っかかり、そのまま勢いのままに地面に振り下ろす。


大地は揺れ、岩が飛び土が跳ねる。


それだけではなく、ジャッジ自体も背中を負傷。


更に鎌を振り抜いたお陰で装甲を切り裂き、破壊していた。


おいおい、さっきと違いすぎだろ。


天才なのか、俺様って?


さぁてと、しかし骨のない相手だな。


こんなのに苦戦していたなんて、がっかりだ。


さっきの戦闘はあまりにも俺様が弱すぎただけだな。


真の意味では俺様は負けていないんだろうなァ。


ケヘへ。


と、俺様が油断しているとでも思ったか、倒れていた白黒野郎は不意に逃げようとした。


ま、それもそうだよな。


さっきまでは瞬間移動が何処に来るかすらわからない俺様をずっと見下していたのに。


何かが起きた後、赤くなって何故か自分の瞬間移動がバレるようになっただなんて。


あまりにも信じがたいだろう。


何って変身した俺様にも意味が分かってねえんだから。


...色が変われば強くなるって認識はマストなのかもしれないけどな。


とにかく、瞬間移動が何故か見破られている。


そうなれば、必然的に取る手は二つだ。


一つは攻める。


所謂背水の陣ってやつだぜェ。











瞬間移動以外に何もないのであれば、もはやこれまで。


ならばその瞬間移動を頼らないスタイルで行く。


とにかくすべてで負ける事だけは避け、何か他に出来そうなことがあるなら全て試すやり方だ。


何せ死に物狂いだろうから、中々防ぐことは難しいだろう。


だが、基本的にこれをやる時はボロボロだ。


ならばそこが穴だ。


そこを突いて、決着をつける。


......と行きたかった所だが白黒ジャッジはすぐ逃げた。


二つ目の手は逃げる事だ。


能力がバレ、攻撃には転用できなくなったかもしれない。


だが、回避や逃亡に関してはもはやプロ以上の筈だ。


あれで逃げられれば確かに従来の俺様ならばどうする事も出来んだろう。


従来の、今まで通りの俺様ならな。


だが、今は違うんだな、コレが。


少なくとも瞬間移動を使わないのなら、てめえなんて楽勝だぜ。


左腕に意識を向け、そのままフックを射出する。


逃げつつ後ろを振り返り、俺様からの距離を取るジャッジ。


というか、何でェ瞬間移動を使わない?


.........はっはぁ、なるほどなァ。


使わないんじゃなくて使えねえのか。


条件はさっぱりだが、少なくとも今は使えない訳だな。


尚更俺様に有利じゃねえか。


お前じゃどうする事も出来んぜ。


ジャッジの脚にフックがかかり、俺様はそのままフックを固定した。


と、アイツは気づかずすっ転び、倒れた。


ギャハハハハハ!!!!


こいつぁ傑作だなァ。


最高かよ、お前。


あんだけイキってた癖してこれかよ。


おいおい、期待して本当に損したな。


んじゃ片づけてやるかァ。


そのままフックの展開を戻す。


凄い勢いで奴の脚を引き摺り、戻ってくるフック。


奴は止まろうにも止まれずあちこちの岩に装甲やパーツを削られながらこちらへと動かされる。


そのまま刃をジャッジ側に向け、一回振りかぶる。


「オラよッ!!!!!」


まずフックを少しズラして取り外す。


そして鎌を勢いよく下げ、上へと振り上げる。


所謂逆袈裟斬りってやつだな。


俺様の鎌に思いっきり振り抜かれ、引き摺られたままだった奴はどうする事も出来ずその一撃を喰らった。


前部分の装甲に一つの直線が引かれ、それがそのまま脚まで到達し反れる。


そしてフックが外れた勢いと俺様の攻撃を喰らった勢いで後ろへと吹っ飛び墜落した。


まだまだ遊び足りねえな。


ジャッジはフラフラとしつつもまだ諦める気はないらしい。


嬉しいぜ、こんな中途半端な所で辞められたら俺様もキレてたからなァ。


すっかりボロボロでどうする気力も無いみたいだが、まだ何か策があるってのかよ?


あるなら是非見てみてェモンだな。


こんなピンチでも乗り越えられるくらいの強さの大技をよォ。


と、そこでソイツは突如、こちらに手を翳してきた


なんだ、ただの光線ってんなら効かないぜ?


奴が他に出来そうなこと、なんかあったか?


んーと............。


あーと............。









駄目だ、思い出せん。


だが俺様にかかればどんな能力だろうと勝てないぜ。


ジャッジの手から光が漏れだすと同時に、突如俺の前に紋章が現れる。


何というか、これは後ろに避けた方が良い気がすんなァ。


するとそこから巨大なハサミが現れた。


あーっ、あったわこんな能力。


さっきから使わなさ過ぎて忘れてたぜ。


だが、残念だったな。


俺様はもはやそんなところには居ねえんだよ。


と、後ろに殺気を感じ咄嗟に横に避けると、そこにハサミが飛び出した。


へへへ、やっぱそうだよな。


更に右の方角に何やら良い予感がする。


何なのかは分からないが、行ってみて損は無いだろうな。


今の俺様は何てったって最高だからな。










その後もハサミが来る前に殺気を感じて避けるを繰り返した。


奴はたまに瞬間移動もはさんでは来たが、そんなモンが俺に効くとでも?


ほら来た。


斜め前左付近と右後ろから殺気。


上は追い込まれる危険性があるからっと。


お、左後ろからの回し蹴りが良さそうだな。


そっちから良い気配がある。


とりあえず左後ろに避けると先ほどの場所の左斜めからはハサミが、右後ろからはジャッジが飛び出していた。


そのまま左に回転し、蹴りを食らわせる。


頭にクリーンヒットし、そのまま転がって飛んでいく。


追いかけるのは無駄、アイツから飛び込んでくるのを待つんだ。


...なるほどなァ、さっきからいい予感が何なのか分からなかったが、これは俺様にとってのチャンスを意味してるんじゃねえか?


だとしたら相当なアドバンテージだ。


一気に叩き潰せるぜ。


と、苦肉の策なのかはたまた思い出したのか知らないが両腕に砲台を出現させる。


まるで主砲の様なサイズで、結構デカい。


だが、それを俺様に見せて大丈夫か?


まさかとは思うけど、それの出力スピ―ドならば俺を超えられるとか思ってないよな?


俺様に見せた時点でもう対策をされていると思った方がいいぜ?


と、後ろから殺気を感じる。


これはあれか。


さっきのハサミでの攻撃の流用だな。


砲台からの光線そのものをワープさせ、俺を狙おうって事か?


だが、さっきのお前のいった事がブーメランで返ってきちまってるぞ?


確かお前俺様がサイレントを使ったとき、言葉の意味は分かるから意味がないみたいな事言ってたよなァ?


お前同じじゃねえか!


その砲台で何をする気か、さっきのお前の行動見てりゃ嫌でも分かるんだよ!


くっだらねえ。


あー、飽きてきたしそろそろ終わらせてやるよ。


光線のフォーカスは俺様の今の位置を完全に特定したらしい。


だが、俺様は避けない。


お前の能力そのものが、今の俺様にとって何の意味も無い事を教えてやる。


俺様の感覚機敏関係なく、お前がただ俺様より弱いってことをなァ。

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