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適合者はこの俺!!!!  作者: こしあん大福
第0章 漆黒の守護者
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第36話 再戦

戦闘が始まっちゃいました。

今回、少しばかり嫌な部分あるかもしれませんのでご注意ください。

あと、一件ブクマ登録頂きました。

ありがとうございます。

合田は、口をパクパクさせていたがその後正気に戻ったように顔を強張らせ、そして言った。


「おいおいおいマジかよ。お前が、お前があの機械戦士だったのかよ!だ、だから色々と怪我していたのかよ。だからあんなに巻き込まれていたのかっ!!!」


小沢も言う。


「あの人が機械戦士。でも確かに、そう考えれば自然と納得できる部分もありますね。」


社員たちはみな、楼汰がこの場を何とかしてくれることを心から祈った。


一方、避難者たちは。


「あの野郎、機械のやつだったのか。道理で知らない情報を持っていた筈だな。ガッハッハ!!」


「あの人が機械戦士.........。でも、だとしたら何で黙っていたの?あの時私たちに疑われたときにでも言えばよかったじゃない!!」


「言いにくかったんでしょ。その後、どうなるか分からない訳だし。お姉さんもうちょっと頭使ったら?」


などと好き放題言っている。


カメラを設置した学生は、


「やっぱあの人が機械兵か。話しぶりやあの言いにくそうな感じ、何よりあの女の子を連れている辺りとかもまんまアニメのアレだよね。最高だな目の前でこんなの見られるの。生きて帰ったらオタク仲間に自慢しよ。」


等と嬉しそうに話す。


そして、その中で配信をしていた男は現在......。


「つまりぃ、あの男がロボットの操縦者だったって訳だ!!!!凄くね?!俺!!あの操縦者の名前は分からんけど!!!あの男が機械戦士だ!!!!!」


と、全世界に放送してしまっていた。


その映像は、後々全てを混乱へ導く魔の映像となる。


そしてそれには、ばっちり楼汰の姿が映っていた。


慌ててカーㇴがスマホを奪い停止させたがもう遅い。


カーㇴもまた、みんなの前で変身した楼汰の後の対応をどうしようかと悩んでいたのだ。


そのせいで今どうなっているのかを理解し忘れていた。


カーㇴは、戸惑いながらも聞いた。


「どうしてこんな事を!?...楼汰様がばらしたくなくて必死に守ってきたものを、どうしてこうも簡単に公開するんです?!」


それに同調するように、合田や小沢、学生などが頷いたり少し意見を述べるも、


「うるせえな。大体お前アイツによるとネッ友?笑、なんだろ?ならいいじゃねえか。そんな必死になるなよな。その程度の関係値でよ。」


とカーㇴからスマホを取り戻した男が半ギレになりつつ返す。


すると流石に酷いと感じたか彼女やおっさんまでもが彼を否定する。


「あの男の人は確かにヤバいと思ったけど、美穂達を助けてくれてんじゃん!ユウくんだって助けて貰ったんだしさ、流石に削除しなよ。この子にだって罪は無いでしょ?」


「それに、俺も人の事は言えねえかもしれねえが最悪これ日本の問題とかになりかねん動画だぞ。下手すれば大変な事件になる。それをわかって発信したのか?!」


しかし、男は微塵も反省した様子は見せない。


「はぁ~?笑何怒ってんの馬鹿なの?...ははは、なんでお前らあんな奴に同情してんの?いいじゃねえかどうでもいいわ。」


「貴方は彼が今、みんなを助けようとしているのをわかっていないんですか?!」


学生も吠える。


「うるせえっつってんだろうが!若ぇのがイキってんじゃねえぞゴラ!!自殺の動画とかリンチする動画とか犯罪を犯す動画がバズって、なんで特に止めるべき事もしてない俺がキレられなきゃいけねえんだよ!?俺がどうしようと俺の勝手だ!!」


周りも困惑するが、男は止まらない。


「へへへ、下手すればこれは大バズりだぜ。もしバズったら俺は一躍時の人だ。...何円入っかなーーー。」


もはや人とは思えないような言動をする男にドン引きする一同。


「アタシ、何でこんなのと付き合ってたんだろ」


「助けてくれている人が嫌がっていた事柄を使って人の褌で相撲を取るなんて、烏滸がましいにもほどがありますね...。」


しかしもはや止める事は出来なかった。


この動画は一時間でとんでもない数のPVを達成してしまう事になる。


だが、残念なことに投稿者が時の人になることは無いのだった。





















ひとまず、リーパーとなった。


瓦礫を掴み、そしてアイツに投げるも掴まれ、潰された。


とりあえずその間にボトルのエネルギーを補充する。


とりあえずこれで回復した分と合わせると、今の今まで回復した分が32%、そして貰った分が64%。


意外と溜まってたんだな。


ま、全部使っちゃうから意味ないが。


でも、こんだけあってまだ全然足りないなんて気が遠くなる話だ。


カーㇴには本当に無理を言ってしまったな。


これが終わったら何か要望を聞いてあげよう。


聞ける範囲でだが。


と、なんか下が騒がしいな。


そりゃそうか。


急に、さっきまでおかしな事言ってた奴みたいな人がマシンに早変わりしたんだもんな。


そりゃ騒ぐか。


多分これの立場が逆でも騒いでいるし、気持ちは分かる。


俺としてもあんまり騒いでほしくはないが、正直仕方のない事ではある。


と、突如光線が飛んできた。


慌ててバリアを張り、何とか防ぐ。


夜の街で、戦闘が始まってしまった。


光線銃でひたすら撃ってくるが、全てバリアで弾き落す。


流石に今はエネルギーが96%、そう簡単には負けないぜ。


あの時は本当にマズかったが、今はエネルギーもほぼマックスだからいつも通り戦える。


これだけでも非常にデカい。


アイツは俺と一定の距離を取っている。


俺が近づけば遠のき、離れれば近づいてくる。


そして取り出した斧を上から両手で振るってくる。


俺も両手にレーザーブレードを生成し、クロスして受け止めていた。


あの時はエネルギーがスカスカだったから受け止められず消滅したが今はほぼフルだ。


流石に受け止めきれるしそのまま押されたりもしない。


しっかし何だこの距離は。


およそ100メートルくらいか?


分からないがこの距離で撃てる技があるってのか?


思い返してみる。


確か、斧、近接戦闘、光線銃くらいだったよな?


.........。


そういえば、光線銃でとんでもないエネルギーの破壊光線を放てたよな。


あれで修理が必要なくらいリーパーが吹っ飛ばされたんだ。


アレを撃てる発動距離があるのか。


それがぴったり100メートルくらいって事か?


だが、前回は倒れている俺にぶっ放してきたがあの時は距離は近かった。


どういう事だ。


と、急に奴の光線銃が緑に光る。


アレは、街を吹き飛ばした今言っていた光線だ。


そしてソイツは急に動き出す。


なるほど、つまりチャージする時のみこの距離じゃないとだめって事か。


だったら、今回は俺だって対処できるぜ。


「Full Power!!」


そう宣言すると再び、アナウンスが流れ準備が始まる。


アイツはというと、こちらの出方を窺いたいのかまだ撃っても構えてもいない。


それどころか離れていく。


これはチャンスだ。


そこから30秒経ち、既にエネルギーの出力は70%だ。


今なら耐えられる気がする。


俺はフルパワ―になったリーパーの姿がどんななのかは分かっていないが、恐らく分かるようになっているのだろう。


その証拠に、今、アイツは動き出した。


離れた地点から再び近づいてきている。


アレを撃つ気なんだろうが、そうはさせない。


俺も近寄り肩の主砲にチャージをする。


フルパワーのお陰か、いつもよりチャージが速い気がする。


あっという間にエネルギーが溜まり、撃つだけとなる。


そこで俺も目の前へと駆け出した。


まさか俺も走ってくるとは想定外だったのかソイツは一旦止まろうとするが巨体ではなかなか止まれない。


ましてや重量級のロボット。


少しずつスピードは下がっているがまだ速い。


もはや間に合わないと察したか、左腕の光線銃型の砲台を構え、発射する。


俺もまた、主砲を奴にぶっ放す。


俺がどうして近づいたか、分かっていないようだな。


勿論近寄ればあらゆる攻撃はより効くようになるし、的も広くなる。


だがな、俺が近づいたのは、止まれない巨体のスピードを活かし敵のスピードの圧と俺の主砲のエネルギー圧で潰す事だ。


こうすればいくら重量型の奴でもダメージはデカいだろう。


俺だって本来のアイツに対してならこんな攻撃はしない。


だが、今のアイツは苛立ちと焦りで本来あるべき落ち着きを欠いているだろう。


だから敢えてこうするのがいい。


遠くから撃てば斧でガードされるし中距離だとそのまま下手に近寄れず微妙な威力で火力が殺され、まだアイツにはかなりのパワーが残るだろう。


だから近距離だ。


近距離だと格闘で締められる可能性はあったが、今更貯めているエネルギーを無駄にしてまで戦闘したりはしないだろう。


前の戦いで食らったからこそ分かる。


今の俺の主砲のエネルギーは桁違いだ。


こんなの世界に撃ったら核爆弾以上に被害が出ると思う。


撃とうとしている俺ですらどうなるか分からない威力だ。


アイツのエネルギーは所詮それ以下。


ならば、今貯めているエネルギーを無駄にしない為にも撃ってくるであろう光線銃をかき消して、そのまま天高く吹き飛ばしてしまうのが良いだろう。


だから、あえて突撃しているのだ。


と、俺の意図を察した訳はないが、何か思う所でもあったのか地面を撃ち亀裂を起こし煙を放出させる。


その間に動いて別の場所に行こうって気だな。


まああの感じ、一旦後ろに下がるくらいだとは思うがな。


咄嗟に移動できる範囲はそんなに広くないしな。


だが、そんな事をしている場合なのか?


言っとくが、俺は別に他の事を想定していない訳じゃないぞ。


フルパワーでより飛距離が出るようになったジェット噴射で飛びあがり、あっという間に煙を飛び越え亀裂の向こう側遠くへと降り立つ。


案の定、ソイツは後ろに後退していたようで俺を見て慌てて止まったがもう遅い。


煙で俺の姿がどうなるか、お前も見えなかっただろ?


諸刃の剣を振って自害しちまったな。


俺はそのまままた駆け出し、ソイツの真ん前まで走る。


アイツは貯めていたエネルギー(と言ってもさっき亀裂を空ける際使ってたから多少減ってるだろうな)を使おうと銃口をこっちに向ける。


俺はそのまま膝を曲げ膝も地面に突きスライディングする。


慌てて斜め下に銃を向けるが遅いぜ。


そのまま主砲を放つ。


「Full Power charge!!!!!はあああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!」


とんでもない威力で縦に伸び、奴を吹き飛ばすピンク色のエネルギー。


横にも縦にも光線は伸びており、まるで少年漫画の波動のような凄まじい形になっていく。


奴も光線銃を撃ったらしいが、撃った1秒後にはその光線銃ごと吹き飛ばされている。


あの光線もいくらさっき力を多少使ったとはいえ、弱いわけではないし街の建物を含む一帯が吹き飛ぶほどのエネルギーだったろうにあっさりと押し負けた。


左腕についていた光線銃はバラバラになっており、ついでに装甲やら何やらもボロボロになっている箇所がある。


そのまま空中で大爆発し、奴は勢いよく地面に落ちた。


流石にやっただろう。


或いは仮に体力が残っていてももう動くことすらままならないだろう。


これは、やっと俺の勝利......











と思っていたが、多少想定はしていた通り、流石はボス格ってな感じで。


ソイツは、ふらつきながらも立ち上がりこちらをゆっくりと向くのだった。


そして次の瞬間、想像していなかった事が起きた。


ソイツから靄が立ち上がり、緑のオーラみたいなものに包まれ始めた。


これを見てようやく、今の事態を認識した。


奴は...。



奴も......。



フルパワ―に、なったのだと。

次回、フルパワ―VSフルパワ―。


乞うご期待ください。

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