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適合者はこの俺!!!!  作者: こしあん大福
第0章 漆黒の守護者
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第33話 焦り

皆さんいつも見て頂いてありがとうございます。

評価が付きまして、何と週間ランキングにも載ることが出来ました。

嬉しいです。改めてありがとうございます。

これからも頑張ります。

この「適合者はこの俺!!!!」という作品はまだまだ続く予定なので、どうぞ暖かい目でこれからもご覧ください。

夜になり、みんなで炊き出しをやったりテントを設置したりして過ごした。


カーㇴも起きたため、それに加わってくれた。


「すみません、寝てしまって」


「いや、気にすんなよ。ただでさえ怪我もしてたしそうでなくても疲れただろ?」


「だったら尚更楼汰様の方が...」


「あーいい、いい。俺は大丈夫だから。」


こうやって自分を下げて誰かを持ち上げるのは、もはや彼女の癖なのだろう。


仕方ないから一緒に作業し俺が大丈夫であることを見せつけてやった。


どうよ!?これが大人の底力よ。














そんなこんなであっちゅう間に睡眠の時間が来た。


みんなが寝静まり、あまりにも無情なほど静かで空虚な夜が訪れた。


だが、だからこそ俺は.........。























【ダリア視点】



く、クソがッ。


このままでは非常にマズい。


どうしてこうなったってんだ!?


あの能無し巫女が本来使用できない筈の技を撃ったとか、俺が油断していたってのもあるだろうが、アレはあり得ない。


何が起きたか見当もつかない。


「だーッ、クソクソクソクソ!!!クソがッ!!!!!」


力任せに地面の石を蹴り飛ばす。


石は勢いよく飛んでいき、側溝に落ちた。


畜生、何でだ?


あの機械兵(リーパー)をぶっ倒せたのもいい。


その後、あの時は確定していなかった巫女が居るという事を掴めたのもデカい。


それをあのお方に報告すれば、更に俺の評価は上がるだろう。


だが、その後だった。


搭乗者は負けたというのにその情報を一向に渡さないどころか威勢良く逆に質問をするような奴だった。


俺は勝っていたのともうこいつは逃げられないという安心感からか、作戦をうっかり全部話しちまった。


しかも、俺が元々IFRTの管理者の一員だった事や、何故機械兵を欲しがったかの理由まで言っちまった。


俺のデッドリーでも、下手すればやられちまうシロモノであるカケラを下手に触るのはよくない。


ま、あのお方の創ったモノにそんな理由で根負けするようなのはねえと思うがな。


ただ大事を取ってアイツの機械兵で試し、もしダメだったらそんときゃこの世界を破壊して機械兵もろともぶっ飛ばして終わりにする。


役立たずは腕を撃ち抜き封じたし、搭乗者もいくら回復薬を掛けたとはいえ、そうカンタンには動けない筈だった。







ところが、アクシデントが起きた。


アイツらをぶっ殺すつもりで抜いた銃のトリガーが引けなかったンだ。


引けなかったってのは、別に銃が壊れたとか、弾薬を補充していなかったとか、そういう訳じゃねえ。


指が動かなかったんだ。


いや、動かなかったというよりかは、()()()()()()()


まるで糸の様な何かで縛られているかのようだった。


そしてそのまま指から腕、胴体、脚、最終的には目玉一つ動かせなかった。


アイツらはその間に近くから消え、俺が身体を動かせるようになった頃には誰も居なかった。


結果、このザマだ。


意味がわからない。


あの時間は何だったんだ。


...何だったんだァ!!


ふざけやがってェ...!!クソがッ!!!!!


原因が不明なのもムカつくし、何より姿も見えねえ能力も分からねえという状態だからあのお方に報告すら出来ん。


下手に報告すれば虚偽を申告したことになりかねん。


しかも、俺が余計なことまでしゃべっちまったのもバレる。


この俺がまさかここまで追い詰められるとは、やるじゃねえか。


とりあえず、俺を固めたのがアイツらではない事だけは分かっている。


何故なら、俺が撃てなくなり少しずつ身体が固まっていくとき、役立たずも搭乗者も唖然としたような顔をしていたからだ。


アノ能力に俺が効かなかったってんならともかく、俺が効いたのにその後嬉しそうにする様子も無い辺りが演技の可能性さえも否定する。


だとしたら、本当にアレは一体何だったんだ...?


ちっ、どちらにせよ今の状況は非常にヤバい。


こちらのやりたいことはほぼ全てバレ、しかも手の内も明かしてしまった。


もし今の動きも観測していた味方が居たならばそれも何とかしなくてはいけないが、それよりも搭乗者たちに余計な作戦を考える時間を与えてしまったのも痛い。


観測者がいるかどうかはこちらから連絡するのは悪手だ。


ひとまずいないという予想にしておいて、まずは搭乗者からだ。


まだ傷は当然治るはずもないし、そもそもそこまで遠くには行けていない筈。


異偶を呼び出す召喚紋はもう無ぇし、種が成長するのはまだかかるんだろうから後はもう俺の手で片づけるしかない。


カンタンなことだ。


アイツにバレたとて消してしまえば何の問題も無い。


役立たずが元の世界に帰らないのも、元の世界の奴らと連絡を取らないのもまだ方法が無いんだと仮定するならば猶予はある。


逃げ遅れた人間どもを片っ端から襲えば必ずアイツらは現れる。


そこをさっきのように一網打尽にしてくれる。


へへ、そう考えたら楽勝に思えてきた。


あとは味方が今の失態を見ていないかが大切だ。


見ていなければ、俺の勝利は目前だぜ。


見てろよ、あのお方とそれ以外の有象無象(ゴミ)どもが!


俺が何たるかを見せつけてやる時が来たのだ!!!!





















戦闘のあった場所から数キロ離れた所にある建物に、どうも人間どもが避難しているらしい。


そこを叩き、終わらせてやる!!!


そもそもが機械兵になれなければどう足掻いても俺には勝てんのだ。


へっへっへっ、お終いだオメーらは。


さあ、最終フェイズだ。







【危険な狂神よ。生を砕け!REALIZE DEADLY!】





















避難場所の前には、危険とわかるツーカラーのマシンが現れていた。


そのマシンは大きく振りかぶり、避難場所である学校へと拳を振り落とす。


黒きその拳は学校の屋上から下に複雑な断裂を生み出し、そのヒビから更にヒビが生まれ窓やベランダ全てを巻き込み倒壊していった。


そして無惨にも、学校は崩壊した。


どう見ても、中にいる人々は死んでしまうような絶大な破壊力であった。


校舎のメイン部分は全て破壊され、もはや原型を残してはいなかった。


こうして、避難場所は消え再び絶望の夜がやってくる............?

よくなろうだと完結前に作者が居なくなったり、違う作品に手を出したまま更新しないなんて事がありますが、私の作品は私が死なない限り必ず完結させますのでよろしくお願いします。

新作作っても絶対やめないので、是非見て頂けると嬉しいです。

流石に毎日連載は出来ませんが、その分更新がないときは過去の話でも見て頂けると幸いです。

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