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適合者はこの俺!!!!  作者: こしあん大福
第0章 漆黒の守護者
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第25話 恐竜

今回も引き続き会社編です。

宜しくお願いします。

こちらを睨みつける異偶を睨み返す。


何だこの威圧感...。


流石ティーレックスの怪物ってところか。今までの奴らは多少でも警戒していたが、コイツにはまるで警戒が無い。


こちらを吟味しているようなふてぶてしい態度だ。


だが、恐らくこの余裕はきっと本当だ。


今油断していると戦いに行けばこちらが不利になるだろう。


まずは落ち着いて.........


とか何とかやっていると、急に異偶はこちらへと走り出した。


そのスピードは新幹線を超えるかの如く速さで、周りの木や車や人さえも吹っ飛ばした。


ぐっ...。


この、リーパーの姿でもガードするのが精一杯の威風はヤバい。


このままでは最初に全て決められてしまう。


異偶は俺目掛けて走るとそのまま突進してきた。


デカい頭がリーパーの装甲にぶち当たる。


とんでもない衝撃が走るが気にしてはいられない。


ソイツの顔面を掴みながら、とにかく踏ん張る。


どんどん地面が抉れていくが、その分威力も下がって行っているようだ。


しかし、コイツ一撃目でこれか。


これは、先が思いやられる強さだぞ。


と、急に勢いが止まった。


やばい、急に止まったから力が...。


力んで思わずつんのめった。


異偶の顔面を鷲掴みにしたはいいが、耐えられるか?!


つんのめったもののなんとか吹っ飛ばされずに済み、安心しそうになったのが悪かった。


鷲掴みにされているのが分かっていて、異偶は頭を思いっきり右へと振った。


それは、俺が鷲掴みにした際に掛けていた力の向きだった。


手が離れ、とんでもない距離を吹っ飛ばされる。


距離にして200...、いや300は飛ばされたか。


そのまま地面を転がり、ある程度の所で何とか立ち上がる。


兎に角このままでは非常にマズい。


シンプルに地力が凄いタイプだ。


これでは、プログラミングもあまり意味をなさないだろう。


武器を造ったり、エネルギーをいくら絞り出そうとシンプルなパワーで根負けしてしまうだろう。


ならば、こちらもエネルギーを全開にすればいいだけの事。


ん?全開に使ってしまって大丈夫かって?


敵さんもいつも2体くらい敵を出せばいいのに、何故か1体だけなのだ。


これはもう、最低でも一日は置かないと異偶を召喚出来ないという事だ。


ならば、ここで全力を使ってしまっても問題は無いだろう。


明日には回復する。


プログラムを新たに作る。


今回は、俺の掛け声「Full Power!」に応じて全力を出し、敵を倒すかエネルギーが切れるまで戦えるプログラムにしてみた。


かなり危険な策なので作っておいてなんだがこれは最終手段とし、まずはいつもの手でやってみようと思う。


ま、流石に今回は最初からしっかりと決めさせてもらうぜ。


両手にレーザーブレード、脚の部位全てにガトリングを起動し肩の主砲もしっかりと充填しておく。


さあて、そんじゃ始めっか。



























【カーㇴ視点】


テレビでは、異偶が暴れている姿が映し出されている。


もざいく?とかいうものも掛かってはいるが、だからこそ凄惨な現場が伝わってくる。


アナウンサーの人が必死に非難を呼び掛けている。


しかし、何処かで聞いたことのある地名ですね。


少し調べてみましょう。


...。



......。



...............。




完全に、楼汰様のお勤め先の近所ですね。


この異偶関連の事件が巻き起こってから、必ず楼汰様の周りで起きているような気がします。


あの人がリーパーの搭乗者であると誰かにバレてしまったのでしょうか?


しかし、誰にも聞かれていない筈です。


一体なぜ彼はそんなにも異偶を寄せ付けてしまうのでしょう。


と、テレビに黒き影(リーパー)が映りました。


アナウンサーや出演者の方々が興奮して有られます。


...楼汰様、お気をつけて。




























【ダリア視点】


今回の召喚場所は工場だ。


いつも召喚タイミングはこちらが選べるが、召喚場所は提示されている場所でなければできないっつーめんどくせー規則みたいなのがある。


毎回毎回そこまで行かされるこちらの身にもなって欲しいモンだぜ。


そして異偶はドラゴンか、中々強そうじゃねえかよおい!


ただちとマズいか?ぶっ殺しちまったら今回の作戦が実行できなくなっちまう。


アイツには生きていてもらってその上で、今回俺が用意した疑似伝説の獣カケラを触ってもらう。


これは、あの方が開発した偽物だが効果は抜群。


素手で触れたら普通に死ぬし、近寄っただけでも気を失いそうになる。


俺は現在エネルギーがほぼ漏れない袋に入れてあるので何とか正気自体は保てている。


これを作ることの出来るあのお方が何者なのか、全くそそられるぜ。


しっかし詮索していいモンでもねえし、ほっとくけどな。


兎に角、俺らにどれだけ危ないモノか分からせる為に用意したらしい。


揃いも揃って馬鹿だからあのお方も心配になっちまったのかもな。


折角見つけたカケラに触れてみんなお陀仏じゃ冗談にも出来ねえしな。


だからあの機械兵の出番だ。


アイツにこの疑似カケラを触ってもらって、もし耐えるようならアイツを倒し、装備を奪ってこの世界から逃亡だ。


そしたら用は無くなるしな。


耐えなかったとしても俺らには邪魔な存在であることには間違いはない。とりあえず叩き潰す。


アイツがどちらの道をとっても関係は無い。


俺らの目的のために............テメェを倒す。


とりあえず今は機械兵と異偶の戦いを見ながら、アイツにどんな能力があるのか改めて確認してやる。


あの時はただトンズラこきゃいいと思ったが、あの機械兵にもIFRTのような世界干渉能力があったら厄介だしな。


とっととぶっ倒してやりたいが、力を確認し終えるまでは我慢する他ねえか。


そしてぶっ殺す為に、今回秘密兵器をあの方から預かってきたんだぜ。


せっかく頂いたんだ、どうせなら試し乗りしたかったんだよなぁコレ。


だってよぉ、俺が一番乗りだぜ?一番!


いや~、あのお方のお気に入りはやっぱ俺ってこったな。


じゃなけりゃ俺にこんないいモン渡してくれねえよ。


てことで機械兵、そんな異偶如きに負けんじゃねえぞ。


その後で俺が遊んでやるんだからなァ!

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