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とほき夜 ①
Mi amas fari hajkon kaj senrjuon.
Cxi tiuj verkoj naskigxis en 2022-2023 printempo.
Mi kelke provis fari ankaux gogjoka-on.
俳句
2023年2月から3月
・電話切り笑むひとのあり春の宵
・わかれきて己が道見む二月尽
・春虹や子らは陸橋かけあがる
・朝やけの空に三月染まりけり
・友が子を産むとほき夜 春の雨 ← my best work.
・しやぼん玉街の夜へ吹きいのち恋ふ
・雪消風あてどなき歩をとめて吸ふ
・春雷やねむる旅人胸をだく
・朧夜や棄てし恋まだ胸にあり
・胸にあく穴をみつけて夜半の春
五行歌 2023
ねむり顔を詰めたよう
眉根をよせて
口をすこしあけて
まだ夢を黒々ともち――
運河の夜
空の光にあこがれてひらき
なげきながら地に腐りゆく
――花
あなたのちいさな姿は
かがやきであったのに
深く深く嘆く
自分の奥底から噴く黒い泥
世をすべて染めてしまえ
けれども大きな大きな夜のなかに
それは一滴落ちたただの涙