WS:Noah's Traveller 設定資料:斜塔街について
本作はワールドシーカーの設定資料の抜粋です。
本編ワールドシーカーシリーズ「ノアの旅人」については上部の青文字『check!!→ワールドシリーズ(同じ世界の物語)』から、シリーズでは他にも設定資料を載せて有りますのでご興味が有ればどうぞ。
{斜塔街のある島}
・『サステイル最東端のハイゼル港から、イーステン領のエルダム群島へ。潮流がぶつかり合う最短ルートは海獣の狩り場。目先の島をもどかしく見つめながら、ぐるりと回りこまなければならない。また海獣と潮流は日々天邪鬼であり続け、安全で決まり切ったルートなどは存在せず、航海士のアドリブ力が大いに求められる船旅となる。』
東
北 ↑ 南
西
{おんぼろ船}
・『ユーヴサテラはキャラバンをフォームポケットへ変えて乗船。駆け出しの商人を見つけ出し、実質ハイゼル港街1安い料金の船に乗って出港した。その日の天気は運よく快晴。しかし海面はいつも通りの大しけ、激流の中を進んでいく。(東の海は潮流のデッドラインにより荒れている。お金が有ればしっかりとした船に乗ろう。)』
{斜塔街外観}
・『遠くから見た斜塔街、神々しい陶器のような外観をしている。どうやって建てられたのか不明。近付けば近づくほどに常軌を逸した大きさであると気付かされる巨塔。中には大都市が丸々入ってしまう。』
{現在の地図}
・『最新版の地図(第一層)。昔に比べると区画整理が成され、外観の良い清潔な街となった。区画ごとが細かいのは大昔からの名残であり、区画幾つ分であるかが不動産売買の焦点である。近海は大しけであるが、斜塔街原産の貴重な品々を求め数多の貿易船が港を訪れては売買をしていく。特段イーステンの貧しい民は一攫千金を夢見た駆け出し貿易商となり、安いおんぼろ船を海に出しては、例年の如く海の藻屑となるのだ。例え結末を知っていたとしても。』
大昔の地図
・『現存する最古の地図(第一層)今とは大分異なっており、謎が多く解明されていない土地や通り道が数多存在。現在においても古地図を元に斜塔街の研究が進み、また古いクランの思惑によって秘匿され続けている。それは絶対性と不安定さを併せ持つ斜塔街の"奇妙なパワーバランス"を崩壊させるパンドラの箱かも知れない。』