070 料理です。
ここは、飛行島です。
わたしと陽子さんは前世の家を出た後、小ピラミッドに来ました。
アンナ「この施設に名前はありますか?」
陽子 「安奈様は農場の入口とお呼びでした。」
アンナ「それでは、ここはファームゲート、あちらは、ダンジョンゲートにしましょう。」
陽子 「ファームゲート、ダンジョンゲート記録しました。」
ファームゲートには、食料庫があります。わたしは、必要な食材などを確保しました。
アンナ「この食料庫に名前はありますか?」
陽子 「安奈様は、蔵とお呼びでした。」
そのままですね。わたしも蔵と呼ぶことにします。
アンナ「食材の取り出し方は知っていますか?」
陽子 「はい。存じております。」
アンナ「料理に必要な食材を倉から取り出して、アイテムボックスに収納してください。」
陽子 「かしこまりました。」
わたしも、いくつかの食材を蔵からアイテムボックスに転移させました。
アンナ「食材の種類を増やすには、どうすればいいですか?」
陽子 「核を使います。これでございます。」
陽子さんは胸元からペンダントを取り出しました。
細い革ひもにつけられた赤い勾玉です。
アンナ「これで、カラクリに命令します。」
カラクリ?ゴーレムのことでしょうか。
アンナ「わかりました。それは陽子さんが持っていてください。」
陽子 「かしこまりました。」
あとで使い方教えてもらいましょう。
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蔵の中には、和食の食材がたくさんありました。
日本米、もち米、醤油、みそ、昆布、鰹節、佃煮、漬け物、納豆もありました。しかも、そぼろ納豆です。
これ、美味しいんですが、都内ではほとんど販売されていない納豆です。
ちなみにそぼろ納豆とは、刻んだたくあん入りの味付け納豆です。カ○ミに売っています。
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私たちはファームゲートを出ました。
コテージの前で腕輪型魔道具の説明して、実際に魔法を使ってもらいました。
問題ありません。陽子さんは優秀です。
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私たちはコテージに戻りました。
わたしは、マオをスリングから出して遊び、ミルクをあげました。
その後、マオを撫でてあげました。気持ち良さそうです。
マオを撫でると気持ちがいいのは、わたしも一緒です。
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わたしは、リビングのペットサークルにマオを入れました。
そして陽子さんと一緒にキッチンに来ました。
キッチンは広いです。50平米あります。
広い理由は、ツアー客が全員で料理をすることを想定したからです。
さて、キッチンの改造に取りかかりましょう。
このキッチンは、二列のアイランド型です。ダイニングから見て手前がレンジスペースです。
奥はキッチンテーブルが2台あり、そこで食材を切ったり、下拵えや盛りつけをします。
まずは、コンロの魔道具をレンジスペースに3台置きます。
オーブンは、壁側の作業しやすい高さに設置しました。
調理道具は、陽子さんに一通り見てもらてから壁側の収納棚に入れました。
アンナ「早速ですが、昼食を作ってください。
和食が食べたいです。ごはんとお味噌汁、漬け物、おかずは二品お願いします。
ごはんは、やや固めがいいです。献立はお任せします。」
陽子 「かしこまりました。」
陽子さんは、調理を開始します。
手際がいいです。動きや作業に無駄がありません。3台のコンロとオーブンをを全て使っています。
わたしは、手伝わずに見ているだけです。
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ん? 食事が一人分多いですね。まさか・・・
アンナ「一人分多いのは、どうしてですか?。」
陽子 「はい。ローラ様の分でございます。」
なるほど、納得しました。
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料理ができました。
私たちはダイニングの席に着きました。
テーブルに料理が並んでいます。和食です。
ごはん、豆腐とわかめの味噌汁、ぬか漬け、鳥肉の照り焼き、肉じゃが、そぼろ納豆です。
アンナ「いただきます。」
陽子 「いただきます。」
まずは、お味噌汁から・・・味噌の風味と出汁がいいです。
次は、ごはん・・・炊き具合が丁度いいです。好みの固さです。
鳥肉はジューシーで、皮がパリパリです。肉じゃがは、味がよく染みています。
アンナ「陽子さん、美味しいです。」
陽子 「ありがとうございます。」
本当に美味しい料理とは、毎日食べても飽きない料理のことだ。と言う話を聞いたことがあります。
わたしにとって、それは和食のことですね。しかしわたしには、この味が出せません。
和食は陽子さんに作ってもらいましょう。
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昼食が終わりました。
アンナ「ごちそうさまでした。」
陽子 「ごちそうさまでした。」
陽子 「お茶をどうぞ。」
お茶が美味しい。
紅茶ではありません。緑茶です。
日本茶いいですね。久しぶりに飲みました。




