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047 無料招待初日です。2

 ここは森と湖が見える台地です。

 コテージのリビングにいます。


アンナ「この子の名前決めました。」

友絵 「なんていうの。」

アンナ「マオです。ちなみに女の子です。」

真美 「かわいい名前ね。」


 二人はニコニコしながら、マオを指先で撫でています。


 わたしはローテーブルに腕輪型魔道具を二つ出しました。


アンナ「お二人に、これをお貸しします。」

友絵 「それは?」

アンナ「魔道具です。これがあれば魔法を使うことができます。」

友絵 「すごい。」


 わたしは魔道具の説明をしました。

 翻訳魔法、鑑定魔法、アイテムボックス、攻撃魔法、防御魔法、生活魔法について。


 アイテムボックスには食器類、ルームウェアー、タオルなどが入っています。


 早速、アイテムボックスから物を出し入れを試しています。

 生活魔法のウォーターとライトも試していました。


真美 「これって、いくら出せば買えるの?」

アンナ「1億円です。」

友絵 「えー。」

真美 「1億円。んん・・・迷う。」

友絵 「買えるの?。」

真美 「親に頼めば、なんとか。」

友絵 「マジで?」

真美 「・・・やっぱり、やめておく。」


 びっくりしました。次からは10億円の設定にしましょう。というより、売りません。


 わたしは、アイテムボックスからスリングを取り出しまします。昨日お取り寄せしたものです。

 その中にマオを入れて、たすき掛けにしました。


アンナ「それでは、攻撃魔法を体験に行きましょう。」

友絵 「攻撃魔法?」

真美 「面白そう。」


 私たちはコテージから出ます。

 そしてわたしは、コテージをアイテムボックスに収納しました。


友絵 「家が消えた。」

真美 「すごい。」


アンナ「これから魔法で瞬間移動します。いいですか・・・行きますよ。」


アンナ「転移」


*    *    *


 私たちは荒野に転移しました。前回のツアーで来たところです。


 そこで、攻撃魔法による射撃をしました。スマホで写真も撮りました。


友絵 「ストレス発散出来て、最高。」

真美 「これ、楽しい。」


*    *    *


 魔法射撃の次は、ワウラの街に向かいます。


二人 「うわー。」

真美 「ここが異世界の街。」


 二人は街の入口で滞在許可証を受け取ります。

 わたしは二人に街での注意事項を説明しました。


 私たちは、街に入ります。

 丁度いい時間なので、歩いて広場の朝市に向かいました。


*    *    *


二人 「うわー。」

真美 「ヨーロッパの朝市みたい。」


 私たちは、朝市を一通り見て回ります。

 わたしは、食材のいくつかを買いました。

 ツアーの合間をみて、マオにミルクをあげています。


友絵 「見るだけでも楽しいね。」

真美 「はい。」


*    *    *


 私たちはその後、停車場に向かいました。

 前回のツアー同様に、馬車で街を見物します。


友絵 「きれいな街。」

真美 「ファンタジーね。」


 二人はスマホで街並みの写真を撮っていました。

 私たちは街を一回りして、停車場に戻って来ました。


*    *    *


 私たちはその後、冒険者ギルドに向かいます。


 魔法射撃、朝市、街の見物、冒険者ギルド。

 これは、異世界ツアーの定番コースにするのもいいですね。検討してみましょう。


*    *    *


 二人は冒険者ギルドで登録を済ませました。

 そして今、私たちは依頼掲示板の前にいます。




 なにか面白い依頼があるでしょうか。

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