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032 異世界ツアー3日目です。11

 ここは、昼食を食べた台地です。


 テーブルマウンテンから、転移して来ました。

 夕日がわずかに見えています。


美波 「アンナさん、本当にすごい。」

菜々子「なんでドラゴン相手に冷静なの?」

令奈 「あたし、絶対無理。」

秋恵 「アンナさんは神様に会っても、動じないと思う。」

4人 「 ww 」


 わたしは昼と同様に、アイテムボックスからコテージを出しました。


アンナ「中に入ってください。」


*    *    *


 私たちはコテージに入り、ダイニングにいます。

 

令奈 「アンナさん、さっきドラゴンに何をもらったの?」


 わたしはアイテムボックスからレッドドラゴンの赤い鱗を出しました。


アンナ「ドラゴンの鱗です。」

4人 「きれい。」


 わたしはドラゴンの鱗を令奈さんに渡します。

 そして順番に触ったり、写真を撮ったりしました。


 そのあと鱗は返してもらい、わたしは夕食準備を始めました。

 

 皆さんはダイニングの窓から、陽が沈んだ地平線を見ています。ドラゴンの話をしているようです。



 夕食は、トルコ料理です。メニューは4品です。

 

イスケンデル・ケバブ

 まず、ナンのような薄いパンを切って皿に並べます。そこに焼いた薄切り肉と蒸し野菜をのせます。

 その上にトマトソースをかけて、ヨーグルトを添えました。


バルック・エクメーイ

 味付きの白身魚フライと野菜を、細長いパンに挟んだものです。


メルジメッキ・チョルバス

 レンズ豆のスーブです。トルコ版みそ汁のようなものです。


バクラヴァ

 刻んだナッツを、うすいペイストリー生地で挟み、焼いた後にシロップをかけました。

 甘いお菓子です。


*    *    *


アンナ「夕食の用意できました。」


 皆さん、着席します。


アンナ「さあ食べましょう・・・いただきます。」

4人 「いただきます。」


 パクパク・・・


4人 「美味しい。」


 わたしは料理の説明をしました。

 皆さん、食べながらわたしの話を聞いています。


菜々子「肉料理とヨーグルトの相性がこんなにいいとは思わなかった。」


秋恵 「このホットドッグみたいな料理、フライがサクサクでおいしい。」


美波 「このスープ、素朴な味。異世界のみそ汁って感じがする。」


アンナ「皆さんに喜んでもらえて、嬉しいです。」


 会話をしながらの楽しい食事が続きます。


*    *    *


令奈 「このお菓子が最後の料理ね。」

他3人「・・・・・・」


 皆さん、笑顔でお菓子を食べています。


 夕食が終わりました。


5人「ごちそうさまでした。」




 外は、もう夜です。

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