表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
182/243

182 下見です 2

182 下見です 2」


 ここは飛行島のコテージです。


 わたしは、先生を案内しています。


アンナ「ここがダイニングです。そこがキッチン、

    あちらがリビング、窓の外はテラスになっています」


志村 「広いですね。壁がなく、吹き抜けだから余計に広く感じます。

    外の眺めもいい。室内の写真を撮ってもいいですか?」

アンナ「どうぞ」


 カシャ、カシャ・・・


 志村先生は、スマホで室内の写真を撮っています。


志村 「イスとテーブルは、これだけですか?」

アンナ「はい。ですが増やすことは可能です」


志村 「ダイニング、リビング、テラスを合わせれば、

    3クラス同時に食事ができますね」

アンナ「はい」


 一応できますが、かなり大変です。


加藤 「すみません。お待たせしました」


加藤 「うわー、広いですね」

志村 「イスとテーブルは、増やせるそうです」

加藤 「そうですか」


 加藤先生は、スマホで写真を撮っています。


 カシャ、カシャ・・・


アンナ「次を案内しますが、いいですか?」

志村 「お願いします」


 わたしは、お風呂を案内します。


     *


アンナ「ここが浴場です」


 カシャ、カシャ・・・


加藤 「温泉みたいですね」

アンナ「ここは小さい方の浴場です」

志村 「別の浴場があるんですか?」

アンナ「はい。案内します」


 わたしは、大浴場に向かいます。


アンナ「ここが大浴場です」

志村 「広い」

加藤 「プールみたい」


 カシャ、カシャ・・・


アンナ「次は客室を案内します」


     *


アンナ「シングルルームです」

志村 「これでシングル?」

アンナ「はい。スイートルーム、100平米、55畳です。トイレ付きです」

加藤 「広い、ベッドが大きい」

アンナ「キングサイズです。」


 カシャ、カシャ・・・


アンナ「1階の客室は、シングル2部屋です。

    先生の部屋にするのがいいと思います」


アンナ「次は2階の客室を案内します」


     *


アンナ「ツインルームです」

志村 「広い」

アンナ「200平米、110畳です。トイレもあります」


 カシャ、カシャ・・・


加藤 「ベッドをシングルにして、ベッド数を増やすことはできますか?」

アンナ「はい。できます」


志村 「生徒用の大部屋ですね」

アンナ「2階には、これと同じ部屋が合計4部屋あります」

加藤 「4部屋・・・」

志村 「6組を一度に宿泊するのは、厳しいですね」

アンナ「2組ずつ、3回に分けるのは、どうでしょうか?」

加藤 「そうなると、クラス半分で1部屋を使うことになりますね」

アンナ「はい」

志村 「検討しましょう」


アンナ「コテージの案内は以上です。1階に戻りましょう」


アンナ「陽子さん、マオが寂しがっているといけないので、

    リビングに連れて来てください」

陽子 「はい」


     *


 私たちはリビングに来ました。


アンナ「座ってください」

加藤 「従業員はいるんですか?」

アンナ「いません。わたしと陽子の二人だけです」


陽子 「マオを連れて来ました」


 陽子さんがマオをだっこしています。


加藤 「かわいい子猫」


志村 「二人だけで大勢の対応をするのは大丈夫ですか?」

アンナ「私たちは魔法が使えるので、なんとかなります」


加藤 「料理のメニューは、どうなりますか?」


 わたしは、料理の写真を出しました。


アンナ「これが朝食、昼食、夕食、おやつの写真です。

    以前にツアーで出したものです」


アンナ「写真の裏に説明が書いてあります」


志村 「料理も二人だけで作るんですか?」

アンナ「そうです。事前に作り、アイテムボックスに収納しておけば、

    出来立てを提供できます」

志村 「なるほど」


アンナ「他にご質問ありますか?」

二人 「・・・・・・」

アンナ「なければ次は飛行島をご案内します」


アンナ「陽子さんも一緒に来てください」

陽子 「はい」

アンナ「修学旅行が実現すれば、陽子さんにも手伝ってもらいます。

    そのつもりでガイドに仕方を覚えてください」

陽子 「はい。わかりました」


 陽子さんは、マオをスリングに入れてたすき掛けにしました。


 私たちは玄関で靴を履き、外に出ました。

 わたしはアイテムボックスから、MTVを出します。


志村 「これは?」

アンナ「魔法で作った乗り物です。乗ってください」


 全員乗り込みました。


アンナ「これから飛行島の外観をお見せします。

    自由に撮影してください」


アンナ「発進します」


 MTVはゆっくりと垂直に上昇します。


加藤 「すごい」

志村 「・・・・・・」


 ある程度上昇したあと、今度は飛行島の上空を旋回飛行します。


 二人はスマホで撮影しています。


 今度は飛行島の周囲を一周します。

 次は飛行島の真下を飛行しました。


加藤 「すごい」




志村 「本当に島が浮かんでいる」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ