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輝きの先に見えるもの  作者: 香乃木 雪兎(かのき ゆと)
6/8

~命の礎(いしずえ)~

自作発言禁止

BGMはOK

キャス画にこだわりはございません。

所要時間は分かり次第更新致します。

録画が残っていたらききに行くかもしれません

輝きの先に見えるもの~命の(いしずえ)~/作者:香乃木かのき雪兎ゆと


1:2:1の声劇台本です。


ノーム(∞):♂

働き者で賢い。力持ち。

強面だが優しい。

ラナ(360):♀

見た目年齢は25歳。

金髪で赤い目。

セミロング。

背丈は160㎝程。

村の長の一人娘。フェアリーエルフ。明るくて天真爛漫。

セレフィーと仲良し。アリスを弟として可愛がっている

槍使い

セレフィー(365):♀

見た目年齢28歳。

金髪碧眼。ロングヘアー。

身長は150㎝程。

大人しい。でも芯がしっかりしているたれ目のフェアリーエルフ

と仲よし。アリスを弟として可愛がっている。

レイピア使い

アリス(200):♂or♀

見た目年齢は12歳。

金髪で緑の目。ショートカット。中性的な顔立ち。

身長は130㎝程。

病弱なフェアリーエルフの男の子。名前が女っぽいのを気にしている。

弓使いで中性的な顔立ち。とセレフィーを姉として慕っている


ノーム♂:

ラナ♀

セレフィー♀:

アリス♂or♀:


アリス:「けほっ…ゴホゴホ…(咳き込む)」


SE:(扉のノック音)


セレフィー:「アリス。いるかしら?」


アリス:「あ、セレ姉さんの声だ…ゴホゴホ(再び咳き込む)」


セレフィー:「入ってもいい?アリス、結構咳き込んでいるわね」


アリス:「いいよー!どうぞ」


セレフィー:「大丈夫…ではないわね、ゆっくり休んで、アリス」


アリス:「ありがとう。セレ姉さん」


セレフィー:「何かできることある?」


アリス:「濡れタオルを部屋に干してもらえないかな。湿度があまりなくて。加湿をしたい」


セレフィー:「OK!いまタオルを持ってくるわね」


アリス:「ありがとう」


セレフィー:「よっと…これでいいかしら?」


アリス:「うん、大丈夫だよ!助かる」


セレフィー:「何だか、外に出ると油の匂いがして…嫌な感じだわ」


アリス:「そうなの?確認してみよう」


セレフィー:「あ!外に出ちゃだめ!いま出ると、咳が悪化するわよ」


アリス:「え、そうだね…どうにかならないかな。油の匂いの問題」


セレフィーN:ラナの稽古のシーン


ラナ:「えいやぁああああ!せい!…よし、これで今日の素振り回数100回できた」


セレフィー:「お疲れ様。お茶はいかが?はい!紅茶持ってきたわ」


ラナ:「ありがとう!セレフィー。助かるわ、まあ…タオルまで!」


セレフィー:「頑張っていたのだもの、集中しているみたいで、私に気が付かなかったのね」


ラナ:「え!稽古しているのを見られていたの?!」


セレフィー:「威勢のいい掛け声をしていたからね。ふふふ」


ラナ:「ところで、今日やけに油の匂いがしない?」


セレフィー:「言われてみれば…気になるわ」


ラナ:「ノームのもとに行って、相談をしてみましょうよ。きっと知恵をもらえると思うの」


セレフィー:「そうね。行ってみましょう」


ラナ:「どうにか解決しないと…!」


セレフィー:「アリスは咳がひどくて休むように言ってきたわ」


ラナ:「その方が安心ね」


セレフィーN:ノームの住処にて


ノーム:「おんどりゃあああああ!なんだ!この油の匂いは。人間の仕業か!?」


SE:(扉のノック音)


セレフィー:「ノームさんいらっしゃる?」


ラナ:「ノームさんにお願いがあってきました」


ノーム:「ああ?なんだいお願いと言うやつは。今扉を開けるぜ」


ラナ:「ありがとうございます!助かりますわ」


セレフィー:「ありがとうございます!お忙しいところごめんなさい」


ノーム:「いやぁ…気にしないでくれよ」


ラナ:「その、この一帯の空気おかしいと思っていて、油の匂いが…」


ノーム:「そらぁ、俺も気になっていたんだ商業(しょうぎょう)廃棄油(はいきゆ)が」


セレフィー:「やっぱり…この付近一帯がそうなのね。深刻な問題だわ」


ノーム:「ああ、そうなんだよ…ここら辺見てくるわ。調べてみるぜ」


セレフィー:「私もついていってもいいですか?」


ノーム:「ん?ああ、いいぜ!フェアリーエルフのお嬢ちゃん」


ラナ:「私は、アリスの咳が心配で…この匂いだし、アリスと一緒にいてもいいかしら」


ノーム:「ああ、そちらのフェアリーエルフのお嬢ちゃんはそれがいいさ、健康大事だもんなぁ」


ラナ:「あのぉー…私はラナ申します。名乗るのが遅くなってしまってごめんなさい」


セレフィー:「私はセレフィーと申します。遅くなってしまってごめんなさい」


ノーム:「ほう…いい名じゃねえか。俺はノームだ。それ以上でもそれ以下でもないな」


ラナ&セレフィー:「ありがとうございます!宜しくお願いします」

(タイミングが合わなくても大丈夫です)


ノーム:「んじゃ、行くとするか」


セレフィー:「はい」


ラナ:「じゃ、私はここらへんでお暇するわね」


セレフィー:「うん、アリスを頼むわね」


ノーム:「おう!商業(しょうぎょう)廃棄油(はいきゆ)の件は任せてくれや」


(間)


セレフィー:「ここらが一番ひどいわね…匂い」


ノーム:「ああ、なんてことだ」


セレフィー:「あ!」


ノーム:「んぁ、どした?!」


セレフィー:「ここに一斗(いっと)(かん)が」


ノーム:「こりゃあ、ひでぇな」


セレフィー:「またゴミを()てに来たのね」


ノーム:「困ったもんだぜ、人間にゃ…」


セレフィー:「そうね、本当にそう思うわ!でも…」


ノーム:「でも?」


セレフィー:「悪いのは一部の人間で、本当に優しい人もいて、複雑な心境だわ」


ノーム:「そうだなぁ、マナーのなってねぇヤツの影響でイメージが悪くなっちまうからな」


セレフィー:「もう少し話し合える機会があれば…きっと和解できると思うのよ」


ノーム:「セレフィーお嬢ちゃんの言う通りかもしれないな」


セレフィー:「そうだ、部族の長を集めて話合いましょう」


ノーム:「お、いいじゃねえか!」


セレフィー:「一斗(いっと)(かん)は消滅魔法で処理して…」


SE:(鈴の音)


ノーム:「おおお」


セレフィー:「ノームさんには土の浄化魔法お願いしますわ」


ノーム:「おぅ、俺も力を発揮するとするか!」


セレフィー:「あんなに汚れていた土が綺麗に…」


ノーム:「すげぇだろ?俺の力」


セレフィー:「ええ、とても!」


ノーム:「すげぇな。フェアリーエルフの魔法。お世辞抜きで!」


セレフィー:「ふふ、ありがとう。私からも…ノームさんの土の浄化の能力も素敵だと思っているわ」


ノーム:「照れちまうな…あはは」


セレフィー:「ふふふ」


ノーム:「この調子で浄化作業するか」


セレフィー:「そうね、頑張りましょう!」


ノーム:「おぅ!」


(間)


ラナ:「熱がでてきているわね」


アリス:「ごめん、ラナ姉さん。心配かけちゃって」


ラナ:「いいのよ~気にしないで」


アリス:「セレ姉さん、何しているのかなぁ」


ラナ:「きっと、順調に空気汚染の解決をしていると思うわ。ノームさんも助けてくれているし」


アリス:「ホッとした…」


ラナ:「うん、だからアリスはゆっくりお粥を食べて。元気になれるわよ」


アリス:「うん…ありがとう」


ラナ:「何か飲む?水分補給もしないとね」


アリス:「そうだね…じゃ、ハーブティーでお願いしようかな」


ラナ:「んー。茶葉が色々あるから悩むわね」


アリス:「棚の左の方にある茶葉を使って」


ラナ:「はーい。鮮やかな色ね!この茶葉」


アリス:「エキナセアはインディアンのハーブと言われていて、感染症に有用と言われているんだ」


ラナ:「へぇ…この赤い花弁みたいなのは?」


アリス:「それは、ハイビスカスと言うハーブなんだ。身体の体内の性質を整えてくれるんだ。爽やかな風味が美味しいよ」


ラナ:「この丸い赤いのは?」


アリス:「ローズヒップと言って、ビタミンCが豊富なんだ。他のビタミンも含まれているよ。煮詰めればジャムにもなる」


ラナ:「まあ!素敵。アリスは物知りね」


アリス:「えへへ…本の虫と呼ばれるほど読書しているから」


ラナ:「素晴らしき集中力と知識だわ!」


アリス:「ありがとう。ラナ姉さん」


ラナ:「さて、お喋りしないでお茶を…淹れますか」


アリス:「あはは」


SE:(食器の音)


SE:(水を注ぐ音)


ラナ:「火にかけて…っと」


アリス:「茶葉の量はスプーン一杯ぐらいで足りるよ」


ラナ:「そうなのね。わかったわ」


アリス:「うん!蒸らし時間は5分位かな」


ラナ:「苦くならない…?」


アリス:「大丈夫だよ。風味は優しい酸味と甘みのティーだから」


ラナ:「ほるほどね!ありがとう。教えてくれて」


アリス:「自信作なんだ…えへへ」


ラナ:「素敵ね!あ、お湯が沸いたわね」


アリス:「うん、ありがとう!ラナ姉さん」


SE:(お湯を注ぐ音)


SE:(食器の音)


ラナ:「砂時計はどこかしら?」


アリス:「砂時計なら…食器棚の右側引き出しにあるよ」


ラナ:「ありがとう!さて…ひっくり返して、時間をはかって」


アリス:「鮮やかな赤ピンク色になるんだ。ティーの色」


ラナ:「そろそろ5分になるわね」


アリス:「そうだね」


ラナ:「さーてと、カップに注いで…出来上がりよ」


アリス:「ありがとう。ラナ姉さん」


ラナ:「どうぞ、召し上がれ」


アリス:「美味しい…丁度良い濃さだよ!」


ラナ:「ふふ、照れるわね。アリスが淹れ方教えてくれたおかげよ」


アリス:「そうかな…?えへへ」


(間)


ノーム:「よっしゃ!これで最後だな」


セレフィー:「そうね!結構あったわね」


ノーム:「ああ、そうだな。ありがとよ!セレフィーお嬢ちゃん」


セレフィー:「こちらこそ!ありがとうございます」


ノーム:「あとの二人にも駆けつけてくれたお礼を伝えてくれ」


セレフィー:「わかったわ」


ノーム:「そんじゃ、住処(すみか)にもどるかぁ」


セレフィー:「私もアリスの家に行ってくるわね」


ノーム:「おぅ、気をつけてな」


セレフィー:「ノームさんもお気をつけて」


ノーム:「ああ、ありがとよー!」


セレフィー:「ではまたー」


ノーム:「またなー。困った際には頼ってくれよ?お礼をしたいしな!」


セレフィー:「ええ!是非その際は頼らせてもらうわね」


(間)


SE:(扉をノックする音)


セレフィー:「アリス、ラナ。いるかしら?」


ラナ:「セレフィーが戻ってきたわね。はーい、いるわよ!」


アリス:「すうすう(寝息)」


ラナ:「あら、アリスは寝ている…起こしちゃ悪いわね」


セレフィー:「ただいま…ってあら。アリスはお休み中のようね」


ラナ:「うん、ゆっくり寝かせておきましょう」


セレフィー:「ノームさんのお悩み解決したわ」


ラナ:「お疲れ様、セレフィー」


セレフィー:「ありがとう。ラナこそお疲れ様」


ラナ:「ありがとう。さて、食器も片づけたわけだし、そろそろ帰りましょうか」


セレフィー:「そうね。よい夢を…アリス」


ラナ:「ゆっくり休んでね…アリス」


(間)


セレフィー:「わぁ、素敵な星空」


ラナ:「本当に、素敵ね」


セレフィー:「ふふ、お腹空いちゃった。帰ったら何か食べようかな」


ラナ:「そうね、私も何か食べよう」


ノーム編~完~


使用してくださりありがとうございます!


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DMでなら反応が早いと思います。

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