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輝きの先に見えるもの  作者: 香乃木 雪兎(かのき ゆと)
4/8

~水の命~

精霊のちょっとした物語


自作発言禁止

所要時間は分かり次第更新致します。

BGMはOK

キャス画にこだわりはございません。

録画が残っていたら。ききにいくかもしれません。

輝きの先に見えるもの~水の命~/作者:香乃木雪兎かのきゆと


0:3:1の声劇台本です


ウンディーネ(∞):♀

水の精霊。繊細な心の持ち主。

泣き虫。素直。


ラナ(360):♀

見た目年齢は25歳。

金髪で赤い目。セミロング。

背丈は160㎝程。

村の長の一人娘。フェアリーエルフ。明るくて天真爛漫。

セレフィーと仲良し。アリスを弟として可愛がっている

槍使い


セレフィー(365):♀

見た目年齢は28歳。

金髪碧眼。ロングヘアー。

身長は150㎝程。

大人しい。でも芯がしっかりしているたれ目のフェアリーエルフ

ラナと仲よし。アリスを弟として可愛がっている。

レイピア使い


アリス(200):♂or♀

見た目年齢は12歳。金髪で緑の目。ショートカット。中性的な顔立ち。

身長は130㎝程。

病弱なフェアリーエルフの男の子。名前が女っぽいのを気にしている。

弓使い。ラナとセレフィーを姉として慕っている

出てくる単語

・ソピアー・プロタシス

相手の無意識に働きかける魔法。その祈りを形状化する事も可能。

・フェアリーフラワー

精霊の祈りがこもったお守りの花



配役表

ウンディーネ♀:

ラナ♀:

セレフィー♀:

アリス♂or♀:


――――――――――――


ウンディーネ:「うーん…なぜなのでしょう」


SE:(水音)


ウンディーネ:「もう少し…遠くに泳げればいいのに。浮くことはできるのにな」


(間)


ラナ:「あら…なんだか水音がするわ。近くに湖があるのね」


アリス:「ああ、この辺りの水は透明度が高いから、聖水にもなるんだ」


セレフィー:「アリス、それを使っていたの?小鳥が怪我していた時に使った魔法って…」


アリス:「そうだよー。とても元気になっていたでしょ?」


ラナ:「あれは、感動したわ…立派に飛んで行ったから。いつか恩返しに来るんじゃない?ふふふ」


セレフィー:「ありうるかもねー。あはは」


アリス:「もう、からかわないでよ~!」


ラナ:「あった、ここね。湖」


SE:(水音)


ウンディーネ:「ふぇ…うわぁあん…どうしたらいいの?」


ラナ:「あらあら、ウンディーネ!どうしたの?」


ウンディーネ:「ぁ…エルフさん…うまく泳げなくて。」


ラナ:「そう…うまく泳げないのね」


ウンディーネ:「そうなの…。最近、魔力が弱まってしまって、沈んでしまうの。浮くことはできるのに」


アリス:「弱まる…自然界のバランスが崩れているのかな?」


セレフィー:「サラマンダーの件と言い、人間界が侵食されている気がするわ。魔の心に」


アリス:「そうだね。サラマンダー、とーーーっても怒っていたもん」


ウンディーネ:「最近は、水位が増しているわ。世界を司る元素のバランスが乱れているの」


アリス:「それで、聖水とれるのはいいけれど…バランス乱れて魔力が減少するのは困るよね」


ウンディーネ:「他の仲間達もそうなのよ。不安になりますのです」


セレフィー:「何かきっけかあった?こういうことあってから泳ぐのが苦手になったとか」


ウンディーネ:「うーん、大雨続いたわ。そして、猛暑日が続いて極端でしたの」


ラナ:「天候の極端さね…いま地球温暖化も進んでいるから。その影響かしらね」


ウンディーネ:「困ったわ…」


アリス:「緊急対処方法で、この湖一帯に命の癒し魔法かけてみる?」


ウンディーネ:「ありがとう!お願いするわね。私は泳ぐ練習してくるわね」


アリス:「がんばってー!」


セレフィー:「応援しています!」


ラナ:「応援しているわ!」


セレフィー:「いい案だと思うわ!癒し魔法得意だものね。アリス」


アリス:「ちょっと待っていてね。その魔法使うためには聖水が必要で、先ずそれを作らないと」


ラナ:「そうなのね。わかったわ」


アリス:「待たせるかもしれない。ごめんね」


ラナ:「いいえー。気にしないで。何か手伝えることあれば言って頂戴」


セレフィー:「アリス、私も手伝うわ」


アリス:「うん!ありがとう。ラナ姉さん、セレ姉さん。清め竹持ってくるよ、待ってて」


ラナ:「いってらっしゃい!」


セレフィー:「いってらっしゃい~」


ラナ:「ふとね…ウンディーネ達が元気ないと。豊穣祭(ほうじょうさい)の清め水の確保が心配」


セレフィー:「そうよね。ウンディーネ達の流水の舞いが必須だものね」


ラナ:「ええ、それにより、捧げられた水は清め水となる」


セレフィー:「一時しのぎにしか、ならないのかしら…」


ラナ:「ううん、そんなことないわ。一時的に命の癒し魔法かけて。人間たちに環境破壊はやめて!と伝えるのよ。自然健康アドバイス講座を開いてみてもよさそうだしね!」


セレフィー:「んー。それって私たちに危険が及ばないかしら?」


ラナ:「それは…ありうる」


セレフィー:「提案!相手の無意識に働きかける魔法あるじゃない?ソピアー・プロタシス」


ラナ:「ああ、あれね!上級魔法。必ず三人で円形に広がり、空に祈りを込めての大掛かりな魔法ね」


セレフィー:「その光から種子を形状化して。それを配るの。フェアリーフラワーといって。綺麗なお花が咲くわよ!」


アリス:「お待たせー」


ラナ:「おかえり!アリス」


セレフィー:「おかえりなさい。アリス」


アリス:「ただいま。何か解決策浮かんだ?」


ラナ:「ええ、セレフィーが提案してくれて、ソピアー・プロタシスを使うの」


アリス:「ソピアー・プロタシスを?」


ラナ:「そう!詳しくは提案者のセレフィー♪説明お願いね」


セレフィー:「ふふふ、先ずはその魔法を使って、祈りから光の種子を作るの。

魔法のやり方は知っているわよね?丁度三人♪それを街で配るのよお花の種と伝えて…綺麗なフェアリーフラワーのお花が咲くし。心境は少しずつでも変わっていくはずよ。ゆっくり変化を待ちましょう。という案でした」


アリス:「へぇ!いい案」


セレフィー:「でしょう。ふふ」


アリス:「清め竹持ってきたから、湖の水を少量入れてもらえるかな?5本あるから全部ね」


ラナ:「ええ、もちろん!」


セレフィー:「喜んで手伝うわ」


SE:(水音)


アリス:「ありがとう!ラナ姉さん、セレ姉さん」


ラナ:「いいのよ。これぐらい朝飯前だわ」


セレフィー:「本当に朝ごはん食べてないものね。ふふふ」


ラナ:「もう、セレフィーったら~ (笑)」


アリス:「僕も食べてないな。事が落ち着いたら一緒に食べよう」


ラナ&セレフィー:「よろこんで」(タイミングがぴったり合わなくても大丈夫です)


アリス:「では、聖水作りするね」


ラナ:「ええ、お願い」


セレフィー:「なんだかドキドキする」


アリス:「………(無言で竹に向かって祈る)」


アリス:「よし!聖水完成」


ラナ:「聖水をどうすればいい?」


セレフィー:「あ、それ気になっていた」


アリス:「え、聖水を湖を囲んだ五芒星(ごぼうせい)の角の部分に撒くんだよ」


ラナ:「シンプルな事なのね」


アリス:「シンプルでも形が乱れると効果薄くなるんだ」


セレフィー:「大変よね…シンプルほど」


アリス:「さあ、いこう!ラナに湖の囁きをきいてもらって、ピンポイントに撒くんだ」


ラナ:「出番ね!まかせて」


(間)


アリス:「ラナ、ありがとう!撒きおわったね」


ラナ:「ええ、どういたしまして」


セレフィー:「お疲れ様!ラナ、アリス」


アリス:「これで命の癒し魔法完了っと」


ラナ:「あとはソピアー・プロタシス」


セレフィー:「さぁ、輪になって…手を繋いで。祈るのよ」


アリス:「うん」


ラナ:「ええ」


(3人とも無言で祈る…)


SE:(水音)

SE:(鈴の音)


(間)


セレフィー:「ゆっくり深呼吸して…はいこれで出来たわよ。種子が目の前にあると思うわ」


アリス:「わぁ、かわいらしいね」


ラナ:「革袋に包むわね。あとで配るために分けないとね」


セレフィー:「素敵なリボンで包むのもいいわね」


アリス:「楽しみだね」


ラナ:「ええ、とっても。種子は後日配るとして…。ウンディーネに報告をしましょう」


セレフィー:「不安がっていたものね」


アリス:「ウンディーネ!湖一帯にかけて祈り魔法かけて、解決方法が浮かんだよ」


ウンディーネ:「まぁ、ありがとう~。とっても嬉しいわ」


ラナ:「これで安心よ。一気に回復するわけではないけれど、少しずつ良くなるわ」


セレフィー:「安心して頂戴。ウンディーネ」


ウンディーネ:「ふふ、よかった~。本当にありがとうございます。この御恩、一生忘れません」


ウンディーネ編~完~


使用してくださりありがとうございます。

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DMでなら反応が早いと思います。

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