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輝きの先に見えるもの  作者: 香乃木 雪兎(かのき ゆと)
2/8

~エターナル~

0:3:2声劇台本です

自作発言禁止

BGMはOK

キャス画にこだわりはございません。

所要時間は15分程です。

録画が残っていたらききに行くかもしれません

輝きの先に見えるもの~エターナル~/作者:香乃木かのき雪兎ゆと


0:3:2の声劇台本です


ラナ(360):♀

見た目年齢は25歳。

金髪で赤い目。

セミロング。

背丈は160㎝程。

村の長の一人娘。フェアリーエルフ。明るくて天真爛漫。

セレフィーと仲良し。アリスを弟として可愛がっている

槍使い

セレフィー(365):♀

見た目年齢は28歳。

金髪碧眼。ロングヘアー。

身長は150㎝程。

大人しい。でも芯がしっかりしているたれ目のフェアリーエルフ

ラナと仲よし。アリスを弟として可愛がっている。

レイピア使い

アイイヴリン(700):♀

見た目年齢は30歳。

黒髪ロングヘアーで青い目。

身長は170㎝

村の長の女性。フェアリーエルフ。

エターナル・フィオレッタという魔法で容姿端麗なのを永遠に保っている。

格闘術にたけている

アリス(200):♂or♀

見た目年齢は12歳。

金髪で緑の目。ショートカット。中性的な顔立ち。

身長は130㎝程。

病弱なフェアリーエルフの男の子。名前が女っぽいのを気にしている。

弓使いで中性的な顔立ち。ラナとセレフィーを姉として慕っている

麒麟きりん(∞):♂or♀

霊獣。尾やたてがみが長い白馬の姿。角が一本ある

N:♂or♀


配役表

ラナ♀:

セレフィー♀:

アイイヴリン♀:

アリス♂or♀:

麒麟兼N♂or♀:


ーーーーーーーーーーーーーー


SE:鈴の音が3回程


麒麟:「ん…三人が帰ってくる…」


アイイヴリン:「あら、そろそろね。怪我はなさそう?外は物騒だから」


麒麟:「怪我などしていない。とても元気そうだ…」


アイイヴリン:「それは何より…よかった」


麒麟:「私は湖にいる…何かあったら声をかけてくれ」


アイイヴリン:「わかったわ…またお会いしましょう」


(間)


ラナ:「ただいまもどりました!」


セレフィー:「ただいまー!」


アリス:「ただいま!戻ったよ!」


アイイヴリン:「おかえりなさい…お使いありがとう。疲れたでしょう。後はゆっくりとおやすみ」


アリス:「いいえ、とっても楽しかったです!道中、珍しい鳥が飛んでいて…ゴホゴホッ…」


ラナ:「アリス!?無理はしないで」


セレフィー:「アリス!水を飲んで」


アイイヴリン:「知らぬうちに疲れはたまるものですよ。特にアリスは体が弱いのだから、お気をつけなさい」


アリス:「ゴホッ…はい。アイイヴリン様。ラナ姉さんもセレ姉さんもありがとう。休んできます」


ラナ:「アイイヴリン様、これが頼まれていたものです。受け取ってください」


アイイヴリン:「はい、確かに…ご苦労様です」


セレフィー:「アリスを家に送ってきますね」


アイイヴリン:「任せましたよ。セレフィー」


セレフィー:「はい、お任せください!」


アイイヴリン:「ありがとう…」


(間)


アイイヴリン:「ラナ、こちらへおいでなさい。見せたいものがあるの」


ラナ:「…?」


アイイヴリン:「台所へ、おいでなさい」


ラナ:「わぁ…青いお茶?ひんやりしている!美味しそう」


アイイヴリン:「これは、ウスベニアオイというハーブティー。水出しすると綺麗な青いティーになるのですよ」


ラナ:「アイイヴリン様…その手にあるのはレモンを半分に切ったもの?」


アイイヴリン:「あら、見えましたか?果汁を一滴、青いティーに入れると…」


ラナ:「え!!淡いピンク色になった。とっても神秘的」


アイイヴリン:「ふふふ(微笑)これを見せたかったのですよ。不思議で面白いでしょう?」


ラナ:「ええ、とっても!甘そうな味…」


アイイヴリン:「飲んでみますか?どうぞ召し上がれ」


ラナ:「……花の素朴な香りがあって、まろやかで美味しい」


アイイヴリン:「よかった。改めて…ご苦労様です。ラナ」


ラナ:「はい!とても楽しい旅になりました。セレフィーが林檎買えた!と言って喜んでいましたもの」


アイイヴリン:「微笑ましいものですね…(微笑)よく食べて、よく働いて、よく眠り…そして自然を守り…生きるのですよ」


ラナ:「えへへ(照れる)」


アイイヴリン:「ウスベニアオイティーをアリスの家に届けてもらえるかしら?呼吸器に優しいのよ」


ラナ:「わかりました。行ってきます!水晶の水瓶(みずがめ)を布で包めば、冷えたままで持っていけるでしょうか?」


アイイヴリン:「いい案ですね、気をつけていってらっしゃい」


SE:扉をたたく音


アリス:「ん…誰だろう」


セレフィー:「見てくるわね」


アリス:「うん。ありがとう!セレ姉さん」


ラナ:「アリス。セレフィー!二人共いる?」


セレフィー:「ラナだ!いるよ。今扉を開けるわね」


ラナ:「うん!お願い。持ってきたものが重たくて…早く開けて…」


アリス:「うん…重たい?なんだろう…」


セレフィー:「はい!お待たせー。ラナ」


ラナ:「ありがとう!セレフィー。二人共、これ見てみて」


アリス:「…青い氷?これは一体」


セレフィー:「綺麗ね、これは、雪の結晶を飲み物に入れて、同化させたものかな?今日買っていたもの…」


アリス:「あ!あれだね。雪の結晶(笑う)」


ラナ:「アイイヴリン様から。『ウスベニアオイティーをアリスの家に届けてもらえるかしら?』と頼まれたのよ」


セレフィー:「へぇ…ウスベニアオイティー…聞いたことある。喉にやさしいお茶だとか」


アリス:「そのウスベニアオイティーを僕の家に…?飲んでもいいの?!」


ラナ:「もちろん!呼吸器に優しいのよ。アイイヴリン様がそう言っていたから」


アリス:「ありがとう…ラナ。アイイヴリン様にお礼言わないとだね。えへへ(照れる)」


ラナ:「セレフィーもよかったら」


セレフィー:「え、私までいいのかな…うーん。でも飲みたいな」


アリス:「3人で飲もう?」


ラナ:「私、自宅で飲んできちゃったの…二人で飲んで」


セレフィー:「そうなのね。では、アリス…二人で」


アリス:「コップは食器棚の右端に…ゴホゴホッ…っう」


セレフィー:「アリス…コップの場所を教えてくれてありがとう。持ってくるわね」


アリス:「ありがとう…ふぅ…(深呼吸)」


ラナ:「はい、勿忘草わすれなぐさの柄のコップと。あとは向日葵ひまわりの柄のコップを取り出して…っと」


SE:テーブルに物を置く音


セレフィー:「これでいいかしらね…さっそく飲みましょう」


アリス:「僕は勿忘草わすれなぐさの柄のコップにしよう!」


セレフィー:「私は向日葵ひまわりの柄のコップにするわ」



ラナ:「祈りの魔法を込めて…」


SE:水滴の音


ラナ「よし!」


アリス:「美味しそうー…。いただきます」


セレフィー:「そうね…(微笑)いただきます!」


ラナ:「どうぞ召し上がれ♪」


アリス:「あれ、その手に持っているレモンを半分に切ったものは一体?」


セレフィー:「あ、本当だ…何に使うの?」


ラナ:「これはね…果汁をウスベニアオイティーに入れるのよ」


(間)


アリス:「色が変わった!!」


セレフィー:「っ!!」


ラナ:「私もびっくりしたのよ。美味しかった」


アリス:「ありがとう。今度、アイイヴリン様にお礼を言いに行くね」


セレフィー:「私もお礼を…言いに行くわね。飲ませてもらっちゃったから」


ラナ:「ええ、待っているわ!では、私はそろそろ…」


アリス:「うん!セレフィーも暗くならないうちに帰らないと」


セレフィー:「あ、コップ洗ったら帰るわね」


アリス:「コップぐらいは、僕が洗うよー!」


セレフィー:「そう?では、コップ洗うのを任せようかな」


ラナ:「水晶の水瓶(みずがめ)は置いておくわね。また飲みたくなったら、祈りの魔法をかけて飲んで頂戴」


アリス:「わかった。またね!明日に」


セレフィー:「また様子見に来るわね」


アリス:「心配性…」


ラナ:「ふふふ(微笑)」


(間)


セレフィー:「ふぅ…寄り道しちゃおうかな…?まだ明るい」


ラナ:「私は家に帰るわね。寄り道いってらっしゃい。明るい内にね」


セレフィー:「ええ。わかったわ」


セレフィーM:━━私は1人になって、風の囁きに耳を傾ける。

ふと何故だろうか、そうなりたかった。嫌な事があったわけではない━━


SE:鈴の音3回程


麒麟:「誰か来た…何用だ?」


セレフィー:「っ!!湖まで来ちゃっていたのね…私。」


麒麟:「セレフィー…。村の長の一人娘と仲良くしている者だな」


セレフィー:「私の事、知っているの?」


麒麟:「私は、麒麟きりんだからな…知らぬことはない。生者たちを守るのが役目」


セレフィー:「そうなのですね…いつも見守って下さって、本当にありがとうございます」


麒麟:「かしこまらなくてもよい。アイイヴリンとは仲良くしている故…下界は飽きない」


セレフィー:「健やかにお過ごしなされていて、何よりでございます…」


麒麟:「もう少しで暗くなる…そろそろ家に帰った方がよいのではないか?」


セレフィー:「はい。そろそろ…あなた様とお話できてよかったです…それでは失礼致します」


麒麟:「気を付けて帰るのだぞ…セレフィー」


セレフィー:「はい、ありがとうございます」


(間)


セレフィーN:━━セレフィーの夕食シーン━━


セレフィー:「ただいま…といっても他には誰もいないけど。お腹空いたなぁ…作り置きしていたパンに…林檎を甘酸っぱく煮たのを乗せようかしら」


アリスN:━━アリスの夕食シーン━━


アリス:「何か作ろう…アイイヴリン様のティーで喉の調子が楽になったし♪スイートトマトのマリネをパンに乗せて食べようかな」


アイイヴリンN:━━ラナとアイイヴリンの夕食シーン━━


ラナ:「ただいま戻りました!アイイヴリン様」


アイイヴリン:「おかえりなさい。ラナ…たまにはお母様。と呼んでもいいのですよ?」


ラナ:「ん…では、お母様!お腹が空きました…何を作りましょう」


アイイヴリン:「それは、ご心配なく。帰ってくると思って。ちゃんと作っておきましたよ」


ラナ:「わぁ。ありがとうございます!お母様。それでいい香りが立ち込めていたのですね」


アイイヴリン:「お豆と野菜のトマトスープ。山葡萄やまぶどうを練りこんだパンですよ」


ラナ:「美味しそうです!」


アイイヴリン:「では、手を洗って。食べましょう」


ラナ:「はい!」


(間)


ラナ:「いただきます」


アイイヴリン:「いただきます」


(間)


ラナ:「美味しかった…♪」


アイイヴリン:「それはよかったです」


ラナ:「お母様のお料理はいつも最高です」


アイイヴリン:「ふふふ(微笑)とても嬉しいですよ…」


ラナ:「ふぁ…眠くなっちゃった…」


アイイヴリン:「床に就くのは、お風呂に入ってからにしなさい…炎の精霊に頼んで水を温めてもらっているから」


ラナ:「はい。お母様からどうぞ、入ってください」


アイイヴリン:「そうさせてもらいましょう…」


ラナ:「はい!お母様、明日は鍛錬したいです」


アイイヴリン:「そうですね…レイピアの師のもとに行って鍛錬していらっしゃい」


ラナ:「そうします」


アイイヴリン:「では、入ってきます」


ラナ:「いってらっしゃいませ!」


N:━━今日も刻々と時間が過ぎ去って、日が沈み。月明りが村を包み込む

      また、時間が過ぎ去っていき。

      朝日は笑顔の花が咲くように、生者の命を抱きしめる。

      優雅なる旋律が街や村を祝福するように…。

      歩みを止めず、彼らは自らの道を知るだろう。━━


使用してくださりありがとうございます!


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DMでなら反応が早いと思います。

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