~エターナル~
0:3:2声劇台本です
自作発言禁止
BGMはOK
キャス画にこだわりはございません。
所要時間は15分程です。
録画が残っていたらききに行くかもしれません
輝きの先に見えるもの~エターナル~/作者:香乃木雪兎
0:3:2の声劇台本です
ラナ(360):♀
見た目年齢は25歳。
金髪で赤い目。
セミロング。
背丈は160㎝程。
村の長の一人娘。フェアリーエルフ。明るくて天真爛漫。
セレフィーと仲良し。アリスを弟として可愛がっている
槍使い
セレフィー(365):♀
見た目年齢は28歳。
金髪碧眼。ロングヘアー。
身長は150㎝程。
大人しい。でも芯がしっかりしているたれ目のフェアリーエルフ
ラナと仲よし。アリスを弟として可愛がっている。
レイピア使い
アイイヴリン(700):♀
見た目年齢は30歳。
黒髪ロングヘアーで青い目。
身長は170㎝
村の長の女性。フェアリーエルフ。
エターナル・フィオレッタという魔法で容姿端麗なのを永遠に保っている。
格闘術にたけている
アリス(200):♂or♀
見た目年齢は12歳。
金髪で緑の目。ショートカット。中性的な顔立ち。
身長は130㎝程。
病弱なフェアリーエルフの男の子。名前が女っぽいのを気にしている。
弓使いで中性的な顔立ち。ラナとセレフィーを姉として慕っている
麒麟(∞):♂or♀
霊獣。尾やたてがみが長い白馬の姿。角が一本ある
N:♂or♀
配役表
ラナ♀:
セレフィー♀:
アイイヴリン♀:
アリス♂or♀:
麒麟兼N♂or♀:
ーーーーーーーーーーーーーー
SE:鈴の音が3回程
麒麟:「ん…三人が帰ってくる…」
アイイヴリン:「あら、そろそろね。怪我はなさそう?外は物騒だから」
麒麟:「怪我などしていない。とても元気そうだ…」
アイイヴリン:「それは何より…よかった」
麒麟:「私は湖にいる…何かあったら声をかけてくれ」
アイイヴリン:「わかったわ…またお会いしましょう」
(間)
ラナ:「ただいまもどりました!」
セレフィー:「ただいまー!」
アリス:「ただいま!戻ったよ!」
アイイヴリン:「おかえりなさい…お使いありがとう。疲れたでしょう。後はゆっくりとおやすみ」
アリス:「いいえ、とっても楽しかったです!道中、珍しい鳥が飛んでいて…ゴホゴホッ…」
ラナ:「アリス!?無理はしないで」
セレフィー:「アリス!水を飲んで」
アイイヴリン:「知らぬうちに疲れはたまるものですよ。特にアリスは体が弱いのだから、お気をつけなさい」
アリス:「ゴホッ…はい。アイイヴリン様。ラナ姉さんもセレ姉さんもありがとう。休んできます」
ラナ:「アイイヴリン様、これが頼まれていたものです。受け取ってください」
アイイヴリン:「はい、確かに…ご苦労様です」
セレフィー:「アリスを家に送ってきますね」
アイイヴリン:「任せましたよ。セレフィー」
セレフィー:「はい、お任せください!」
アイイヴリン:「ありがとう…」
(間)
アイイヴリン:「ラナ、こちらへおいでなさい。見せたいものがあるの」
ラナ:「…?」
アイイヴリン:「台所へ、おいでなさい」
ラナ:「わぁ…青いお茶?ひんやりしている!美味しそう」
アイイヴリン:「これは、ウスベニアオイというハーブティー。水出しすると綺麗な青いティーになるのですよ」
ラナ:「アイイヴリン様…その手にあるのはレモンを半分に切ったもの?」
アイイヴリン:「あら、見えましたか?果汁を一滴、青いティーに入れると…」
ラナ:「え!!淡いピンク色になった。とっても神秘的」
アイイヴリン:「ふふふ(微笑)これを見せたかったのですよ。不思議で面白いでしょう?」
ラナ:「ええ、とっても!甘そうな味…」
アイイヴリン:「飲んでみますか?どうぞ召し上がれ」
ラナ:「……花の素朴な香りがあって、まろやかで美味しい」
アイイヴリン:「よかった。改めて…ご苦労様です。ラナ」
ラナ:「はい!とても楽しい旅になりました。セレフィーが林檎買えた!と言って喜んでいましたもの」
アイイヴリン:「微笑ましいものですね…(微笑)よく食べて、よく働いて、よく眠り…そして自然を守り…生きるのですよ」
ラナ:「えへへ(照れる)」
アイイヴリン:「ウスベニアオイティーをアリスの家に届けてもらえるかしら?呼吸器に優しいのよ」
ラナ:「わかりました。行ってきます!水晶の水瓶を布で包めば、冷えたままで持っていけるでしょうか?」
アイイヴリン:「いい案ですね、気をつけていってらっしゃい」
SE:扉をたたく音
アリス:「ん…誰だろう」
セレフィー:「見てくるわね」
アリス:「うん。ありがとう!セレ姉さん」
ラナ:「アリス。セレフィー!二人共いる?」
セレフィー:「ラナだ!いるよ。今扉を開けるわね」
ラナ:「うん!お願い。持ってきたものが重たくて…早く開けて…」
アリス:「うん…重たい?なんだろう…」
セレフィー:「はい!お待たせー。ラナ」
ラナ:「ありがとう!セレフィー。二人共、これ見てみて」
アリス:「…青い氷?これは一体」
セレフィー:「綺麗ね、これは、雪の結晶を飲み物に入れて、同化させたものかな?今日買っていたもの…」
アリス:「あ!あれだね。雪の結晶(笑う)」
ラナ:「アイイヴリン様から。『ウスベニアオイティーをアリスの家に届けてもらえるかしら?』と頼まれたのよ」
セレフィー:「へぇ…ウスベニアオイティー…聞いたことある。喉にやさしいお茶だとか」
アリス:「そのウスベニアオイティーを僕の家に…?飲んでもいいの?!」
ラナ:「もちろん!呼吸器に優しいのよ。アイイヴリン様がそう言っていたから」
アリス:「ありがとう…ラナ。アイイヴリン様にお礼言わないとだね。えへへ(照れる)」
ラナ:「セレフィーもよかったら」
セレフィー:「え、私までいいのかな…うーん。でも飲みたいな」
アリス:「3人で飲もう?」
ラナ:「私、自宅で飲んできちゃったの…二人で飲んで」
セレフィー:「そうなのね。では、アリス…二人で」
アリス:「コップは食器棚の右端に…ゴホゴホッ…っう」
セレフィー:「アリス…コップの場所を教えてくれてありがとう。持ってくるわね」
アリス:「ありがとう…ふぅ…(深呼吸)」
ラナ:「はい、勿忘草の柄のコップと。あとは向日葵の柄のコップを取り出して…っと」
SE:テーブルに物を置く音
セレフィー:「これでいいかしらね…さっそく飲みましょう」
アリス:「僕は勿忘草の柄のコップにしよう!」
セレフィー:「私は向日葵の柄のコップにするわ」
ラナ:「祈りの魔法を込めて…」
SE:水滴の音
ラナ「よし!」
アリス:「美味しそうー…。いただきます」
セレフィー:「そうね…(微笑)いただきます!」
ラナ:「どうぞ召し上がれ♪」
アリス:「あれ、その手に持っているレモンを半分に切ったものは一体?」
セレフィー:「あ、本当だ…何に使うの?」
ラナ:「これはね…果汁をウスベニアオイティーに入れるのよ」
(間)
アリス:「色が変わった!!」
セレフィー:「っ!!」
ラナ:「私もびっくりしたのよ。美味しかった」
アリス:「ありがとう。今度、アイイヴリン様にお礼を言いに行くね」
セレフィー:「私もお礼を…言いに行くわね。飲ませてもらっちゃったから」
ラナ:「ええ、待っているわ!では、私はそろそろ…」
アリス:「うん!セレフィーも暗くならないうちに帰らないと」
セレフィー:「あ、コップ洗ったら帰るわね」
アリス:「コップぐらいは、僕が洗うよー!」
セレフィー:「そう?では、コップ洗うのを任せようかな」
ラナ:「水晶の水瓶は置いておくわね。また飲みたくなったら、祈りの魔法をかけて飲んで頂戴」
アリス:「わかった。またね!明日に」
セレフィー:「また様子見に来るわね」
アリス:「心配性…」
ラナ:「ふふふ(微笑)」
(間)
セレフィー:「ふぅ…寄り道しちゃおうかな…?まだ明るい」
ラナ:「私は家に帰るわね。寄り道いってらっしゃい。明るい内にね」
セレフィー:「ええ。わかったわ」
セレフィーM:━━私は1人になって、風の囁きに耳を傾ける。
ふと何故だろうか、そうなりたかった。嫌な事があったわけではない━━
SE:鈴の音3回程
麒麟:「誰か来た…何用だ?」
セレフィー:「っ!!湖まで来ちゃっていたのね…私。」
麒麟:「セレフィー…。村の長の一人娘と仲良くしている者だな」
セレフィー:「私の事、知っているの?」
麒麟:「私は、麒麟だからな…知らぬことはない。生者たちを守るのが役目」
セレフィー:「そうなのですね…いつも見守って下さって、本当にありがとうございます」
麒麟:「かしこまらなくてもよい。アイイヴリンとは仲良くしている故…下界は飽きない」
セレフィー:「健やかにお過ごしなされていて、何よりでございます…」
麒麟:「もう少しで暗くなる…そろそろ家に帰った方がよいのではないか?」
セレフィー:「はい。そろそろ…あなた様とお話できてよかったです…それでは失礼致します」
麒麟:「気を付けて帰るのだぞ…セレフィー」
セレフィー:「はい、ありがとうございます」
(間)
セレフィーN:━━セレフィーの夕食シーン━━
セレフィー:「ただいま…といっても他には誰もいないけど。お腹空いたなぁ…作り置きしていたパンに…林檎を甘酸っぱく煮たのを乗せようかしら」
アリスN:━━アリスの夕食シーン━━
アリス:「何か作ろう…アイイヴリン様のティーで喉の調子が楽になったし♪スイートトマトのマリネをパンに乗せて食べようかな」
アイイヴリンN:━━ラナとアイイヴリンの夕食シーン━━
ラナ:「ただいま戻りました!アイイヴリン様」
アイイヴリン:「おかえりなさい。ラナ…たまにはお母様。と呼んでもいいのですよ?」
ラナ:「ん…では、お母様!お腹が空きました…何を作りましょう」
アイイヴリン:「それは、ご心配なく。帰ってくると思って。ちゃんと作っておきましたよ」
ラナ:「わぁ。ありがとうございます!お母様。それでいい香りが立ち込めていたのですね」
アイイヴリン:「お豆と野菜のトマトスープ。山葡萄を練りこんだパンですよ」
ラナ:「美味しそうです!」
アイイヴリン:「では、手を洗って。食べましょう」
ラナ:「はい!」
(間)
ラナ:「いただきます」
アイイヴリン:「いただきます」
(間)
ラナ:「美味しかった…♪」
アイイヴリン:「それはよかったです」
ラナ:「お母様のお料理はいつも最高です」
アイイヴリン:「ふふふ(微笑)とても嬉しいですよ…」
ラナ:「ふぁ…眠くなっちゃった…」
アイイヴリン:「床に就くのは、お風呂に入ってからにしなさい…炎の精霊に頼んで水を温めてもらっているから」
ラナ:「はい。お母様からどうぞ、入ってください」
アイイヴリン:「そうさせてもらいましょう…」
ラナ:「はい!お母様、明日は鍛錬したいです」
アイイヴリン:「そうですね…レイピアの師のもとに行って鍛錬していらっしゃい」
ラナ:「そうします」
アイイヴリン:「では、入ってきます」
ラナ:「いってらっしゃいませ!」
N:━━今日も刻々と時間が過ぎ去って、日が沈み。月明りが村を包み込む
また、時間が過ぎ去っていき。
朝日は笑顔の花が咲くように、生者の命を抱きしめる。
優雅なる旋律が街や村を祝福するように…。
歩みを止めず、彼らは自らの道を知るだろう。━━
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