うちもいっしょに連れてけ!
女房「ちょっと待ってえな!だ、だから、その時の証人が必要でっしゃろ?う、うちがその証人や。一部始終みんな見とった。あても行きまっせ。かましまへんやろ?」
和泉「おばさん!いいから。(警官に)その、〝暴行〟と云わはりますんやら、始めに手を出したのはうちですねん。うちが、当事者や。この人一人だけ連れてゆく云うんなら、よう行かせまへんで!必ず、うちもいっしょに連れてってくんなはれ」
正夫「(警官に)いや、あんたはんな、これにはちょっと込み入った分けがありますねん。それも含めて、また何より、その高校生らがそちらにいるっちゅうんなら、そんな連中に娘一人だけを会わすわけにはいかん。どうでもわしも行きますさかい」
警官A「あんたは?この人(和泉)の?…」
正夫「父親や。すべての全責任者や」
警官A「ほならな、取り敢えずあんた(向一)と、あんた(和泉)と、あんた(正夫)と、三人車に乗って。はい、あっちのパトカーに行って」
征二「ま、待たんかい!旦はんといとはんだけを行かせるかい!わしも連れてけ。そっちにいる悪がっきゃあ、おのれ、しばいたるっちゃ!」
警官B(30位)「だからね、あんた、パトカー3人しか乗れないでしょ?抑えて、抑えて」
征二「じゃかっしゃい!おんどれ、ガタガタ抜かしやがると…」
正夫「こら、征二!(番頭と手代に)おい、お前ら征二を…」
番頭、従業員男B,明子、亭主ら全員で征二を鎮める。




