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攻略キャラたちと、ライバルキャラたちに出会う

どうも、アカシアです

今は男爵(女)として、城で開かれるダンスパーティへ出席中である

丁度王子様(実の兄)が登場してきているところです。ん?ルドア兄には私のこと話してあるのかって?

そりゃあもちろん話していますよ?

後々面倒なことになるのは避けたいのでね

さてさて、ライバルキャラたちはどこでしょう?

そう思って私が周りを見渡ーーーー

「すいません。私と一曲踊ってくれませんか?」

「いえ、それよりも私と・・・」

「私と踊ってください!」

せなかった・・・

いつの間にか私は大勢の男性に囲まれていた

ああもう!邪魔ですね!

私は表面上はにっこりと微笑んで

「すいません。王子をお誘いしたいのですが・・・」

そう言うと、男性たちはあからさまに肩を落とした

ていうか、後宮の人間に期待するなという話なのですが

もう一度、ライバルキャラたちを探そうとした時

「あ、あの、すいません!わ、私・・・!!」

という可愛らしい声が聞こえてきた

ん?と思い、そちらを見ると・・・見事にライバルキャラの一人が偉そうにしている男に絡まれていた

・・・あれ、ナンパでしょうか

はぁ・・・

「なぁ、いいだろう?私とちょっと抜け出そうじゃないか」

「いや、その・・・!!」

「すいません。フルントン子爵。この方は私の友達なの。少し貸していただけないかしら?」

「!!!貴女は“あの”男爵の妹君!は、はい!それでは私はこれで!」

「え・・・?」

ふぅ・・・めんどくさい奴がいなくなりましたね。まったく、女性が嫌がってるのに無理やり誘うとは失礼だと教わらなかったのでしょうか

・・・ん?

「えっと・・・どうかしました?」

「えっ、あ、いや・・・その////」

「?」

じっと私の顔を見ていたライバルキャラの一人、アイリス・ロベリア(花言葉は、アイリスが優雅な心、恋のメッセージ、愛。ロベリアは、いつも愛らしい)に声をかけると、顔を赤くして俯いてしまった。どうしたのでしょうか?

「どうしたのです?」

「あ、あの、た、助けてくれて助かりましたわ///」

・・・可愛いですね〜

「別に構いませんわ。困ってる人を助けるのは当たり前ですから」

「////・・・本当にありがとうございます」

?顔が赤い。大丈夫でしょうか

「?顔が赤いですわ。熱でもあるのでは・・・」

「い、いえ!だ、大丈夫ですわ!」

・・・本当に大丈夫でしょうか

「あ、アイリス様!」

「ん?どうしたのです?シュンラン」

「そ、その・・・」

?どうしたのだろう?

侍女らしき女の方がアイリスに耳打ちをしている

「な、なんですって!?」

「どうしたのです?」

「・・・お恥ずかしいことに、その、ダンス相手が体調を崩したようなのです」

それは・・・大変でしょうね

私は兎も角、他の令嬢たちは知り合いにまずダンス相手を頼み、その相手とダンスしてから他の相手とするのが普通なのですから

「それは・・・・・・そうですわ!」

「?どうしたのですか?」

私がいきなり声をあげたのにびっくりした様子で聞いてくるアイリス

「少し待っていてください。貴女のパトナーができる人を知っているので、連れてきますわ」

「え?そ、そんなの貴女に悪いですわ!」

断ろうとするアイリスに微笑んで

「大丈夫ですから、私に任せていただけませんか?」

「!・・・は、はい・・・///」

さてと、ここからは“あっち”の私の番ですね

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