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白い部屋  作者: 悠兎
1/1

プロローグ


そこは・・・




白い・・・白い・・・




ただただ白い




私には辛いだけの空間だった。


私、長月 悠兎(ながつき ゆうと)が体調を崩したのは、2011年のクリスマスも迫る12月のことだった。


11月の末頃から少しずつ身体の調子が悪くなり、12月中旬にはもう仕事にも行くことも出来なくなっていた。


私を襲っていた症状は、謎の腹痛、食欲不振、倦怠感。

特に腹痛が一番ひどく、藁にもすがる思いでいろいろな病院を渡り歩いては検査をし、原因がわからないまま、とりあえず処方される痛み止めを飲み続け、栄養剤を飲み、仕事に泣きながら行き、なんとか1日を終える日々・・・。


最初はそれでも身体の不調を隠しながら仕事が出来ていた。

当時私は、数年のアルバイトの掛け持ちに終止符を打ち、やっとの思いで掴んだ正社員の仕事をしていた。

仕事内容も外回りと私にぴったりで、時間的にもハードスケジュールでものすごく充実した日々を送っていた。


この生活を手放したくない。

やっと家にもまともにお金を入れることができる。


やっと・・・やっと掴んだスタートなのに・・・。


私の身体はそんな私の気持ちとはうらはらにとうとう壊れてしまった。


まだ悠兎23歳の頃である。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

連載はマイペースになっておりますが、ぼちぼちしていこうかと思います。

どうぞよろしくお願いします!

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