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プロローグ

おやおや、こんなところに来てはいけませんよ。


あなたは『あっち側』の人間ではないですか。


ここですか?ここは『Fatalルーム』と言います。


ここは言わば、生と死の狭間。


ここに導かれた方々は、生か死か選ばなくてはいけません。


この先にいる先人たちの声に耳を傾けるか、それとも、呼び止める者達の声に耳を傾けるか。


それは『その人達』次第です。


本来ならば、命の危機に瀕している方々がここに来るのですが…。


紛れ込んでしまいましたかね。


今回は、仕方ないですね。


現世に戻る道に帰してあげましょう。


さて、こっちですよ。

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