トゥルー・エンディング?
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<十万時間の法則:202212041735>
そろそろこのゲーム辞めろうかなー
もうやることも無いしさ
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マジカルまじまじ : まじ?行かないで君が辞めたらもうこのゲームに人なんていないよ
おじちゃんの靴下 : 辞めないで辞めないで辞めないで辞めないで
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このメンヘラみたいなやつら。
感動した。
まぁ、言葉はこう言ってもゲームなんてやめる気はない。
何故ならまだこのゲームには明らかになっていないものがいったからだ。
<学院迷宮世界 : オリジン>
私の青春を捧げたゲームだ。
プレイ時間はおよそ20万時間以上。
高校生から立派な社会人になるまでやったゲームなのでこのゲームの全てを知っていると自負するのが出来る私だ。
あらゆるキャラの育成法、ダンジョンの攻略法、そして好感度作業法までゲームのシステム全てを把握してると思う。
「でもさぁ……。」
まだ私が征服出来なかった事がある。
<学院迷宮世界 : オリジン>はタイトルで分かるように、<デイトア学院>を舞台に進行されるゲームだ。
そこで、私が注目したのはこのゲームの挑戦課題。
およそ300個くらいに達する挑戦課題。20万時間くらいゲームをしながら大体の挑戦課題は果たした。
けれど挑戦課題の達成率は99.8%に止まっている。
まだ一個。私が果たしなかった課題があるって事だった。
達成率を100%にしたくって色んな事をやったけど出来なかった。
多分、これは隠し要素に違いないだろう。誰にも届かなかった真のエンディング。
トゥルー・エンディングの事だ。
誰もこのゲームにそんなエンディングいるとは思わない。
キャラの個人エンディングがあるだけ、世界の果てにあるものを見た人はいない。
だけど私は知ってる。このゲームには本当のエンディングあるって。そう信じたいと、そんな心も少しはあるけど。
「もう情報がないんだよなぁ……。」
ゲーム内に登場する人物と膨大なスクリプトなどはほとんど覚えてる。でもトゥルー・エンディングに行く道はまだ見つからなかった。
挑戦課題だけあって、トゥルー・エンディングは実装しなかったかも知らない。
そう思いながらパソコンを切ろうとした時。
一つのメッセージが届いた。
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アトラス : こんばんは十万時間の法則様(^^) 私は<学院迷宮世界 : オリジン>の制作者アトラスと申します。
アトラス:この度こうして連絡したのは新しいアップデート事項がありましてご連絡させていただきましだ。
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何だ?
アトラスは確かにゲームを作ったゲーム社は間違いない。
でも5年以上アップデートなかったかゲームのアップデート?
ゲーマーとしては嬉しい事だけど疑わし過ぎ。
詐称じゃないかと思う時、アトラスが言った。
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アトラス:何を心配しているのかは分かっています。でもこれは詐称じゃないのでご安心してください。
アトラス:そして今度のアップデートには10万時間の法則様の挑戦課題達成率を100%にする新しいエンディングが整っているので是非、十万時間の法則様限定に用意された新しいコンテンツを楽しんで頂けると嬉しいと思います。
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正直、これは引かれる。
他の人より先にゲームを楽しめる。それも大好きなゲームを。
詐称だっても私が損する事わない。
少し悩んだ私は指を動かした。
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十万時間の法則:やります
アトラス:ありがとうございます!(o^^o)
アトラス:それじゃ今から転送しますので揺らぎに注意してください。
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何?
転送?
揺らぎ?
何を言ってるのか全然分からない。
「は、結局いたずらか。」
くだらない詐称だったようだ。
ありえない事ばっかり言って……?
そう思う瞬間、パソコンの画面が光って始めた。
そして目の前が元に戻った時見えたのは。
「ようこそ、懐かしい世界へ。」
<学院迷宮世界:オリジン>のキャラクター生成の祭壇だった。
そう、私はゲームの中に入ってしまったのだ。
初作品です。
よろしくお願いします。




