第5首 マーガレット
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白花に カナリヤさえずる 花占い
心に秘める 恋情託して
解説
今回の花はマーガレットです。マーガレットは万人に好まれる上品で清楚な雰囲気を持つ白花で、語源はギリシャ語で真珠の意を意味するマルガリーテスだと言われています。原産地はカナリヤ諸島です。
そして、花びらをちぎって花占いをすることに使われることが多いそうです。
これらから、上の句の『白花に カナリヤさえずる 花占い』としました。
このうちの『カナリヤさえずる』には花占いをしている人たちがその結果がどうなるか一枚をちぎるごとに一喜一憂している姿を表してもいます。
花言葉は先ほども述べた通り花占いに使われることから『恋占い』で、ここから恋情を抱いた相手への真意をはかる、つまり花占いに心に秘めている恋情を託す姿を直接的に描いた下の句を作りました。
恋愛とは自分が傷つく可能性を持つバラのようなものなので、間に別の花をおいて傷つく可能性を減らすことも大事なのかもしれません。
みなさんは花占いをしたことはありますか?
恋愛が関係なくとも花占いをして願いが叶うかどうか調べるのは楽しいものですよね。