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第3首 ヘリクリサム
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思い出は 貝細工のよう 美しく
花の色形 永遠に残らん
解説
ヘリクリサムの花言葉は『永遠の思い出』です。
花言葉の由来は花の色形がいつまでもそのまま残ることからついたそうです。
『貝細工』はヘリクリサムの別名がテイオウカイザイクということからとっています。由来はこの花がケイ酸を含んでいて水分が少なくパリパリと固く乾いた質感を持つことから来ているそうです。
この詩で考えていたのが何十年もずっと一緒にいた老夫婦です。年老いてシワが増えたとしても、あなたと過ごしてきた日々は美しく色づいていて永遠に残るよという意味を込めてこの花を渡す姿を連想していました。
熟年の老夫婦の話を連想して作りました。
愛がずっと続くというのはとても幸せですよね。