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第15首 リアトリス
お久し振りです。
18歳初めての投稿になりました。
こい色の 花穂の逆に 咲く槍の
燃える想いは 届きしものかと
解説
今回はリアトリスです。
花言葉は『燃える思い』
濃いピンクや赤紫色の頭花が茎の上半分に槍咲きと呼ばれる、細長い花穂を作ります。リアトリスは普通の花とは違って上から下に花が咲く珍しい花です。
上の句にはリアトリスの『濃い』花色と花言葉から連想した『恋』を掛けていて、序詞になっています。
下の句にはリアトリスの花穂が、下から上に咲いていて雨水を溜め込みやすい花弁とは逆向きであるために雨水が溢れ落ちやすい(地面に届きやすい)ことから、このようにしました。
わたしが考えている訳は「恋を連想させるほど濃いピンク色のリアトリスの花穂が逆さに槍のごとく咲いているように、この燃えるような思いは(リアトリスの花に落ちた雨水が地面に溢れ落ちていくみたいに)あなたに届いているのでしょうか」です。
大正時代に日本に伝わったにも関わらず、和風の趣を持つ花で仏花にも使われることが多いので、家に仏壇がある人は見たことがあるかもしれません。
一目見て惹かれる派手な花ではないですが、よく見てみると何処と無く品があって落ち着きと安らぎを感じました。




