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遭遇

「クソっ!何んでこんなところにハイオーガがいるんだよ!」


「知らないわよ!でも遭遇したんだから対処するしかないでしょ!」


クソッなんて運がないんだ!今回のウエストは簡単なモノのはずなのに、途中までは良かった今回の目的は簡単な薬草の採取だった、なのに採取を完了し帰還しようと押した時に偶然ハイオーガと遭遇なんて最悪以外の何物でもない!


ハイオーガなんてこの森の奥地にしか生息していなはずの上位種だぞ!俺たちの攻撃ではこのモンスターを倒すことは出来ない、だからと言って背を見せて逃げれば確実に誰かが犠牲になる。

 それは断じて出来ない!仲間を犠牲にするなんて俺には出来ない!


「タワーシールド」


「みんな俺の後ろに隠れろ!デカイ攻撃が来るぞ!」


「「「了解」」」


「グァーー!!」


耐えられるか?この攻撃に耐えられなければ後ろにいる仲間もタダでは済まない!ここで俺が踏ん張らなければ!!


来る!!!


ドゴーン!!


「な な な!!なんだ!?」


微かにしか見えなかったが突然空から何かが降って来た様に見えた。それに来るはずの攻撃が今だに来ない一体どうなっているんだ?


・・・


コレはヤバかも?あの攻撃あのタンク役のお兄さんじゃぁ受けきれない、そしたら後ろに避難してる他のメンバーもお恐らく全滅

しかねない!

 待って!殺されたら街までの案内役が居なくなっちゃうじゃん!こうなったら!ゴリゴリに攻めるしかない!


急降下!からの落下速度マシマシのかかとをぶち込んでいくスタイル!!


ドゴーン!!


ふぅ!危ない危ない、、危うくマジで死なせるところだったわ〜、でもコレで案内役確保っと!

 でもやっぱり急所とは言ってもリアルで頭破壊するとグロいわ〜しかも図体がデカイから血しぶきが少し掛かったし!最悪!


そうだ!彼らはどうなったのかなっと。


「貴方が助けてくれたんですか?」


「えぇ、まぁそうですけど」


「えっ!嘘!あのハイオーガを一撃!?」


「助かりました、貴方のおかげで私は神に祈りを捧げることが出来ます」


「そうですか?」


「マジかよ!めっちゃ美人じゃん!」


そうだろう!そうだろう!このキャラに勝てる者など何人たりとも居ないのだよ!だからってそんなマジマジ見るなよ?何だか恥ずかしくなってくるでしょうが!


「すいません自己紹介が遅れました、自分はこの4人組パーティー「鋼の意思」のリーダーをやっていますハルクと言います」


此れは此れはとても優しそうな感じの好青年んだね、盾と剣を持っている事から弾き出される私の脳内CPUではこのハルクはこのパーティーのタンク役であると言っている!だって盾と剣って見たまんまじゃん!あってるよね?


「レンジャーのナミと言います」


軽装に弓を持っている所から察するにこのメンバーの中では斥候や遠距離の攻撃を担当している人の筈!にしてもこのキャラ・・じゃなかった、この人もかなり可愛い!身長は少し低めだけど整った顔立ちに綺麗な髪胸は〜〜・・・・・・南無三


「あの?なんか失礼な事考えてませんか?」


ヤバイ視線でバレたのか!ここは適当に首振っとこ。


「次は私ですね、神官のセシリアです」


ザ・王道の神官服に金髪ロングだと!?これはアレですわ薄い本に出てきそうな感んじがする!だって神官服に下に隠された私以上の巨乳よ!何人のお男や同性があの胸に溺れたいと思った事だろうか。


「俺は戦士のロッジだ!え〜っと」


チャラ男乙・・・・・・ん?説明雑?良いの良いの!こういうチャラ男は無視で、私こう言ったタイプが一番苦手なんだよね〜だからこれ以上はノーコメント!


「ヨルハです」


え?自己紹介が適当?私にこれ以上のコミニケーション能力を期待しないで欲しい、私って仕事も家での在宅ワークで一切の人との関係を絶ってきたんだよ?そんな私が饒舌に喋れるわけがない。


「ヨルハちゃんね可愛い名前だね!」


おおっとチャラ男、いきなりちゃん付け?中々馴れ馴れしい感じだな!それにさっきから何処を見てるのか手に取るように分かるんだけど、これ言ったほうがいいかな?

 まぁいいや、とりあえず恩は売れたはずだしこれで私の申し出も受け入れえてくれるでしょ!


「助けてくれて本当にありがとうございます。リーダーとして感謝を申し上げます」


「それなら一つお願いしたいことがあるのですが」


「助けてくれた恩人の頼みです是非とも聞かせて下さい」


「近くに街があると思うのですうが出来ればそこまで案内して欲しくて」


そう!今の私には身分がないつまり街に入ろうとしても身分を証明することができない、そうなると街に入れない可能性が高いそこで彼らの出番だ!彼らは私の身分を一時的にも証明してくれるかもしれないし街に入る際の通行料も払ってもらえるかもしれないしね!


「そうなんですか!自分たちもちょうどギルドに戻ろうとしていたのでちょうど良かったです、是非とも案内させてください」


「ありがとうございます」


よし!作戦の第一段階完了!このまま上手くいきますように!!


「面白そう!」


「続きが気になるかもしれない」


「期待できそう!」


なんて思った方が居たらぜひとも下の星を1以上お願いします!


ついでにブックマークもしてくれると執筆の励みになります!


感想も受け付けているので辛口でもいいです!ぜひお願いします!

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