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帰宅

【ジャスレイ視点】


「それで、場所は分かったのかよ?」


「あぁ、バッチリと言いたい所だが宿までは掴んだんだが部屋までは無理だった」


「どう言う事だよ?」


「ターゲットが高級宿に泊まってたから警備が安宿なんかよりも厳重なんだよ」


チッ!使えねぇな、それにしてもあの女絶対に俺のもにしてやる!大勢の前で俺様に恥をかかせた罪を三日三晩、あの体にお教え込んでどっちが上なのかを分からせてやる!

 あのクソ生意気な顔が歪んでいく様が早く見たいぜ。


「いや〜しっかし美人だったなあの女、あんな女が手に入ったら一晩中お楽しみだな!」


「はっはっはっ!ちげぇねぇ!」


さっきから下のもんがうるせぇな、あの女が手に入ってもお前らなんかにやるっかよ!あの女は俺専用の奴隷にするって決めてんだ!テメェらはそこら辺のどうでも良い女でも抱いとけ。

 お前らにあの女は勿体ないんだよ!


「ジャスレイ?どうした?」


「ん?あぁ、何でもねぇ続けてくれ」


「それでな宿の中に・・・・・・・」


・・・


「はぁ〜お腹いっぱい!食べた食べた〜少し食べ過ぎたかな?まぁいいか、記念だし!美味しいご飯を食べた後は気持ちのいいお風呂だよね!」


とっくにお湯は沸かしてあるから、すぐに入る事ができるのだよ!ここにきて抜かりは無いのだよ。


て事でお風呂場に到着しました!って言っても数十歩の距離なんだけどね〜まぁそんなことは置いておいて!いざ!服を脱ぎ捨て下着も脱ぎ!浴槽へダーイブ!なんかしないよ?

 当たり前じゃん折角のお湯が流れてっちゃうじゃんね?それはなんか勿体無いからいつも通りゆっくり入浴するよ。


「はぁ〜洗い流される、今日の疲れ全てがこのお湯に溶けていく〜気持ちぃよ〜」


やっぱり一日の終わりはお風呂だよね〜これが無くっちゃ終わった気がしないいし汗も流せないから体が気持ち悪いし、何より私がお風呂好きって言うのもある。

 今でも充分贅沢なんだけどもっと言うならお風呂後にあアイスクリームなんて食べたいかな?それがあったら何も言う事はない。


我が生涯にってやつよ。


「そろそろ出ようかな?」


お風呂から出て洗面所で体を拭こうとするんだけど、長い髪は前世からだから慣れてるんだけど、翼は今だに違和感がるんだよね乾かそうにもなんか、この翼って神経が集まってるからなのか妙にくすぐったいと言うか何と言うか辺な感じがするんだよね。


他人には絶対に見せられないし触らせたくない場所かな?さっさと服をきよっと。


・・・


疲れたせいか今日はいつもよりも倍近くお風呂につかっていた気がする、お陰ですおしのぼせちゃったよまったく。


「あぁ〜少し熱いから窓でも開けよっと」


このままだとうまく寝付けない可能性があるから窓開けてそこし涼しもっと。


ガチャガチャ・・・


ん?なかなか開かない・・ぐぬぬぬ・・!!


バンっ!


おぉ!やっと開いた、夜風が心地いな〜なんだかんだで1日が終わるとあのめんどくさかった時間が懐かしく感じるのはなぜだろう?もうあの時間は二度と過ごしたくわ無いのに、ちなみにあの三下にも二度と会いたく無いし。

 あんな奴のパーティーなんかに入ったら絶対私の体を求めてくるに決まってる、それでその後は他のメンバーに回され(以下略)


やめやめ!あんな三下の事なんて考えても何もいい事がないし、それよりも明日のご飯のことを考えた方が気分がいい。


そこから数分くらい風に当たってから窓を閉めてベットに入ることにした。


明日も何も無ければいいんだけど、それにジャスレイだっけ?アイツもなんか変なこと考えて無ければ良いんだけど。


今考えてもどうしようもないし今日のところは寝ようかな、おやすみなさーい。


・・・


【ニコル視点】


「こっちです」


全くジャスレイの野郎にも困ったもんだ、今回はツテがあったから良かったものをこんな事がギルマスにでもバレたら無事じゃ済まないんだぞ?まぁハイリスクだがハイリターンだ!ジャスレイに届ける前に俺だけで楽しむとしよう、いやそのまま行方でも眩ませて俺の女にしてしまった方がいいかもしれん。


アイツを裏切る事にはなるが、あんな奴所詮は小物だしな。あの女も将来有望な俺の女になった方が幸せってもんだあろ?となるとこの案内人はすまないが始末させてもらおう。


「それで目的の女の部屋はどこだ?」


「はい、こっちです。しかしジャスレイさんの右でと言われるあなたが来るなんてビックリしましたよ、でも確かに物凄い美人でしたもんね、俺もあんな女とヤッてみたいですよ、おこぼれでも良いから・・・なんて」


「黙って案内しろ」


「すいません」


確かに遠目だったが俺もあそこまでの美人は生まれてこの方見た事がない、彼女を見れば男なら誰もが手元に置きたくなるのは必然だ、かく言う俺もあの女を見た瞬間自分の物にしたい欲求に駆られたからなぁ。


誰もいない暗い廊下を二人は静かに進んでいく。


「この部屋です」


案内された中に二人は音を立てずに入って行くと、中からは寝息が聞こえてくる。


よしよし、眠っているな。これなら楽に事が運びそうだぜ、取り敢えず一番の問題はクリアできそうだな次の問題はこの案内役の始末だ、これは問題にすらならない簡単な事だ。こいつが油断しているときに後ろから首を掻っ切れば終了だ!晴れてこの極上の女は俺の物ってわけだ。


ギ〜


二人が中に入るとベットの上には女神が寝息を立てて眠っていた、体は毛布を被っているため見えないが顔は見えている。


この距離で見てもとんでもない美人だな、整いすぎだろ!?こんな女が後少しで俺のものになるって思うと・・・・やべ一旦落ちつおう。

「面白そう!」


「続きが気になるかもしれない」


「期待できそう!」


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