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成果

 なんか私最近変なんです、今の私の現状を説明すると周りには大量の死体目の前にはでかい死体、そして私の手はそのでかい死体の体の中にあったから当然のように血まみれだ普通の人だったら女状況を見ればマーライオンになってもおかしくないはず。のはずなのにその目の前の惨状を見たり私の腕を見ても特に何も感じないのはなぜだろう?


確かに見れば気持ち悪いとは思う、だけどマーライオンになることではない俺は特に気にならないというかむしろ慣れているような感じもする、でも私が今まで生きてきた中でこんな惨状を何回も見たことなんてあるはず無い、では一体私はどこでこの光景を見たのか私いっぱい考えましたそして1つの結論にいたりました。


私は先ほど慣れていると言いましたね?つまり私はいやこの体はこういった光景を何百と経験しているはず、では何処でこのような惨劇を経験してきたのか・・・・そう!それはゲームの中だ!と私は考えました!

 

 え?考え方が無理やりすぎる?だってしょうがないじゃんそれぐらいしか思い浮かばなかったんだから、この体が画面の中にあった頃はレベル上げやら何やらで大量の敵を倒したはず、でもそれはゲームだからモンスターは倒されたら消えるそれが当たり前だったけど今この瞬間はどこまでいっても現実なんだよ?都合よく倒した敵が消えるわけもなくそこにあり続けるそうなってしまえばこういう惨状もあり得るんじゃね?


 つまりだ、この私の愛娘である「ヨルハ」は私がプレイしていた時間約何千時間の間、に大量以上の敵を殺してきたと言うことになるそりゃなれるでしょ!?てゆうかそんなこと考えたら少しこの体が怖くなってきたわ!だってモンスター側からしたら私っていかれた殺戮者でしょ!?人視点から見てもそんな何千万以上もの敵を倒して来たのに平然としているんだから、精神的には異常者と捉えられても私は仕方がないと思うんです、はい。


以上がオークを殺してから考えた私の自己分析です。


「討伐の証明って倒した敵の体を持っていけばよかったんだけどさすがにこの量は持っていけないよね、あっ!でもしたいなら素材アイテムとしてボックスに入らないかな?」


考えたことは即実行これが私の良いところ!っで結果なんですけど!成功しました!!


なんとここにあったゴブリンやオークを全て収納出来ました!これで依頼は完全に達成できるしオークもいるから追加報酬も期待できる!

では帰るとしよう!


・・・・・


「依頼の報告はここで良いですか?」


無事ギルドに帰って受付の人に報告する私、なんか冒険者やってる感じがするね〜


「はい、ここで大丈夫ですよ。ではギルドカードを」


「はい」


いつモンスターを出せば良いのかな?なんだかこの感じすでに報告が終わりそうなんだけど。


「では倒したモンスターの核をお願いします」


核?あ〜なんか言ってたような〜なんだっけ?


「・・・・・・・・・」


「あの?もしかして倒したモンスターからとってこんなかったんですか?」


「いえ・・・・倒したモンスターごと持って来たんですけど」


「え?でも何も持ってませんよね?」


ここで出しいても良いのかな?いやだめだよね、だってかなり汚いし。


「あの〜何処か出せる場所ってありますか?」


「一応剥ぎ取り場ならあるのでそこに持って行ってください」


良かった!剥ぎ取り場があるならそこでやってもらえば良いか、それにやり方を見れば今度は自分でやれるかもしれないし!


受付の人が言ってたのは剥ぎ取り場は結構近かったと言うかすぐ隣の建物だった、、なんか大きな倉庫みたいな感じで中には今日の成果を噛み締めながら中型のモンスターの剥ぎ取りをしてる人や会計をしてる人たちがいる。


あそこで受付するのかな?


「おい!見ろよあそこ!」「うわ〜!めっちゃ美人じゃん!うちのパーティーに来ないかな?」「おい!お前誘って見ろよ!」「無理だろ!どうせあのレベルだとあいつが動くしな」「確かにな〜レベルの高い女性冒険者は大抵あの野郎の所に行くからな〜」


なんかここに入った瞬間に嬉しく無いけど視線を独り占めしてるんだけど誰も話しかけてこないよね?なんか不穏なセリフも聞こえたけど聞き間違いだよね?私そんなコミニケーション能力高く無いから、いきなり話しかけられてもキツイんだけど。


早くやること済ませてこの場を後にするしか無い。


「剥ぎ取りかい?」


おう、なんか厳ついおじさんが受付にいるじゃ無いか、この人がこの場の責任者かな?ギルドマスターと同じで怒らせたら絶対怖い奴だこの人、だって少し話しただけなのにすごい鋭い目つきなんだもん!そんな目で睨み付けられると誰だって萎縮しちゃうでしょ!


「え、あ、あの」


ほら!こうなっちゃうじゃん!会話する前までは何をするのか何を話すのかちゃんと考えてたのにおじさんの目つきのせいで全部吹っ飛んじゃったじゃん!その結果がこのザマですよ?あなたのせいだからね!


「おい、なんとか言え」


待って今精神を落ち着かせてるんだからそんな成果されたらうまくいかないじゃん!落ち着け私一旦落ち着くんだ目の前の声は一旦置いておいて集中するんだ!


スーーハーー!!!


よし!深呼吸完了!これでいける!はず!


「ハイ、ハギトリデオネガイシマス」


だめでした(泣)やっぱりこのおじさんの目を見ると、怖くてうまく言葉が出てこないけど、私頑張った何をしに来たか伝わったはずだ!私は頑張った!今日一頑張った。


「そんなに硬くなるな、取り敢えず剥ぎ取るモンスターをそこに出せ」


アイテムボックスの中にあるゴブリン達をここに出せば良いのね、了解了解っと。


ドサッ!!!!


「!?・・・お前今のはボックス持ちか?」


「えぇ、まぁそうですけど?それが何か?」


「わかってねぇのかお嬢ちゃん?良いか?ボックスは誰しもが持ってるわけじゃねぇ、便利すぎるからなだからこそ皆がその能力を欲しがっている、ほら見て見ろお前のその能力を見た奴らの目を」


視線はさっきから私に集まってるんだけど?ってなんかさっきと雰囲気が違わ無い?さっきまではニヤニヤした感じだったのに、今は獲物をみつえた捕食者の目になってる気がする。


「皆お前をパーティーに入れたんだよ、普通こんなに大量にモンスターの素材を持って来ることなんかは荷馬車でも持っていかないと無理だ、しかし荷馬車を借りると高くつく。しかも確実に荷馬車が使われると言う保証もないからな、だがお前が入れば荷馬車よりも多くの素材を持ち帰ることが出来る上に無料と来たら皆欲しがるだろ?」


確かに冒険者や商人にとっては喉から手が出るほど欲しいだろう、私1人がいれば持ち帰れない素材なんかは無くなるからより多くの報酬を得ることができるからね。

 

「でもなんかみんな私を見ているだけで話しかけてこようとしないのはどうして?」


「それはな、お前が俺と話してるからだよ」


なんか妙に納得してしまったことは黙っていた方がいい気がする、多分だけど会話の最中に入って来るとかなりキレるんだろうなぁ。


「それでこれだけか?だったら下の者に解体させて来るから少し待ってな」


「あの!まだあるんですけど」


そうそう!忘れるところだった、ゴブリン以外にも大物?かも知れないモンスターを討伐したんだった。


「だったら早く出しな」


ドーンッ!


その瞬間この空間全体の視線が私に向かったのはまず間違い無いだろう。


「おいおい!いきなりデカブツをいきなり下ろすんじゃ・・・・・っ!?おいお前これは!」


お!どう凄いでしょ!結構堅いもお大きかったし強さはイマイチだったけど、まぁ大きいから大物だと思ったけど、どうやら私の予想は正しかったらしい!やったね私!これで報酬アップだ!


「おい!お前ら!こいつの詳細を確認しろ!」


「分かりました!!」


おぉ、後ろから何人もお弟子さんかな?が出て来る出て来る、私の出したオークに群がって詳しく調べ始めた。

「面白そう!」


「続きが気になるかもしれない」


「期待できそう!」


なんて思った方が居たらぜひとも下の星を1以上お願いします!


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感想も受け付けているので辛口でもいいです!ぜひお願いします!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 違和感がほとんどなくなってきて、サクサク読めました。 それと冒険者の会話などがあったためその場の雰囲気が分かりやすかったです。 [気になる点] これといってありませんが個人的にもう少し文章…
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