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ゲラゲラコンテスト応募

昔話

作者: 四則

ゲラゲラコンテスト用にかかせていただきました。

2人「どうもー!」


ツッコミ「この間公園に行ったらですね、なんと紙芝居屋さんがいたんですよ」


ボケ「へー!今どき珍しいですねー」


ツッコミ「ですよね。それで、珍しくて思わず最後まで見てしまったんです。いやー、昔話って面白かったんですねー」


ボケ「昔話面白いですよねー」


ツッコミ「あら。ボケさん昔話しってます?」


ボケ「知っですよ。当たり前じゃないですか

うちのおばあちゃんが、よく話聞かせてくれたもんですよ」


ツッコミ「あら。いい話じゃないですか。

どんな昔話を聞かせてくれたんですか?」


ボケ「聞きたいですか?」


ツッコミ「聞きたいです。おねがいします。」


ボケ「では。(コホン)」


ツッコミ「まってましたー」(拍手)


ボケ「昔なーばあちゃんモテてたんよー」


ツッコミ「本当に昔話ですね」


ボケ「え?違いますか?」


ツッコミ「違いますよ、昔話っていったら、桃太郎とか、金太郎とか、シンデレラとか」


ボケ「あぁ、そっちですか」


ボケ「むかしむかしあるところにお爺さんとお婆さんがおったそうじゃー」


ツッコミ「おぉ」


ボケ「お爺さんは山へ芝刈りにー

お婆さんは川へ洗濯へ行きましたー。」


ツッコミ「あ、桃太郎ですね」


ボケ「お婆さんが川で洗濯をしているとー

川上からどんぶらこっこーどんぶらこっこーと」


ツッコミ「どんぶらこっこーと?」


ボケ「水が流れてきました」


ツッコミ「水かい!」


ボケ「その日の夜、お婆さんはいいました。

金持ちになりたかったのー。いちどくらい、金塊を持ってみたかったのー」


ツッコミ「物欲まみれなお婆さんですね」


ボケ「次の日、またまたお爺さんは山へお婆さんは川へ行きました」


ツッコミ「お爺さんとお婆さんの日常ですねー」


ボケ「すると、川上からどんぶらこっこー、どんぶらこっこー、と」


ツッコミ「また水でしょ?」


ボケ「なんと金塊が流れてきたのです!」


ツッコミ「うわぉ」


ボケ「お婆さんは大慌てで川にはいり、その金塊を持ち上げました!」


ツッコミ「すっごい話ですねー!」


ボケ「ですが、その途端に金塊は消えてしまいました」


ツッコミ「なんでー!」


ボケ「どこからともなく声がしました。」


ボケ「『 もぅ、持ったろう?』」


ツッコミ「...今なんて?」


ボケ「『もう持ったろう?』」


ツッコミ「はい?」


ボケ「ももたろう!」


ツッコミ「まさか...」


ボケ「桃太郎!」


ツッコミ「そんな昔話あるかっ!」


ボケ「なんなら他にもありますよ」


ツッコミ「どんなんですか」


ボケ「むかしむかしあるところに、シンデレラというとても美しい娘がおりました。」


ツッコミ「シンデレラですか」


ボケ「ある日、シンデレラは、森で出会ったお婆さんにリンゴをもらって、」


ツッコミ「それ白雪姫じゃないですか?」


ボケ「リンゴを喉に詰まらせて、倒れてしまいました!」


ツッコミ「いや、だからそれ、白雪姫じゃないですか?」


ボケ「そのこに王子さまが通りかかって、」


ツッコミ「ま、まさか...」


ボケ「シンデレラを見て言いました」


2人「死んでら!」


ボケ「ちょっと、僕のセリフー」


ツッコミ「ベタなこと言うからですよ」


ボケ「桃太郎!」


ツッコミ「とつとうに!?」


ボケ「死んでレラー」


ツッコミ「辞めなさい!」


ボケ「もう、もったろう!」


ツッコミ「なにがですか!」


ボケ「文字数制限です」


ツッコミ「あ、ホンマや。」


2人「ありがとうございましたー!」

お読みいただきありがとうございます。

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