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爆縮と体温の機知(4)

低速ジャンクション

ゴミゴミとした中に居ると

どこから湧き上がるのか

全く分からない高揚感がある

子供の頃に秘密基地を作ったみたいな

あれの大人バージョンなのだろう

いつもは使わない

ただ飾っているだけの物

埃が

積もるほど積もっている訳ではなくて

一カ月に一回

掃除をする

手に取る

嫌いな掃除では無い

整理するという形である


子供の頃は

次から次に興味が移り

そこら中、玩具だらけにしていたが

片付けることを覚えると

一つを出しては箱の中へ

入れていたように思う

組み合わせが出来ないのは

その所為だったのだろう

だから

一つを出しっ放しにして

組み合わせられる

ブロック遊びに熱中した


有名所では無い

幼児用ブロックだった

組み合わせて作ると

関節みたいに動くことを思い付いた

その通りに作ってみれば

動かし過ぎると

外れようとする部分があるのに気がつく

そこを幾重にか

ブロックをはめていって

補強をする

そうすることで

大丈夫になることを

覚えたように思う


今度は縦で使うのではなく

横で使うことを思い付いた

動物の顔みたいに作れると考えた

口を動かせる

足が動かせる

関節はどっちに曲がるのか

ダチョウが逆であることが

たまらなく面白かった

動物に興味が湧いた

理由になったように思う


作るに付随することを

きっと

この先、嫌いにはならない

材料が何かは関係無い

作り上げている様が好きなのだ

見たい、聞きたいを

変えることは無いだろう

そこが中心になったからだ

ジャンクションである

何処へ行くかは

自由なのだが

その中心を作る時間は

必要であり、大切である







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