用語解説
とりあえずこれくらい載せておきます。分からないのがあったら、いつでも追加しますので言ってください。
怪人……
罪の欠片に呼応し、人間とは違う姿と特殊能力に目覚めたもの。生物の特徴を持った姿をしているが、成長するにつれて「逸脱特徴」と呼ばれるもとの生物とは関係のない装飾的要素が増えていく。自我を失うと「怪物」と呼ばれる姿になる。
怪物……
自我を失った怪人のこと。定義としては違うが、怪人の能力で作り出される魔物のことも一般的にはこう呼ばれる。暴走したほうが強いものと、冷静に戦ったほうが強いタイプがあり、前者の方が危険。怪人に覚醒できたものは「殺人の罪」などを宿していることが多いため、一気に凶悪化して等級が上がるような、最悪の事態になることも多い。
罪の欠片……
人類が誕生した際、異物として混入したもの。それだけを見ると宝石のようで、特殊能力を発現させるなどありがたい一面もあるが、「犯した罪に呼応して成長する」という特性があるため非常に厄介。悪人をますます増長させたり、ささいな罪から怪物化する被害者を出したりといった面倒な事態が起きる可能性もある。
特殊災害……
天災や人災などとは異なり、原因がよく分からない超常的な現象を伴う災害。ここでいう超常的な現象とは、科学的、常識的には説明できない現象をいう。本邦ではすでに72件が確認されており、ほとんどの原因が究明されていない。魔級以上の怪人の覚醒に関わっているとされる。
等級(概量害度)……
強さの指標。さらに上位、中位、下位に分ける。戦ったときの強さによって計測される。等級の名前は、元になったものの強さとはあまり関係がない。治安が悪い明花市では、罪を重ねていくことで成長し、等級が上がる怪人も多い。成長中に通るべき道である魔級以上の怪人は討伐対象とされるため、四神級より上の等級が突然に現れることは稀。以下、害度の名前と簡素な説明。
害度1「狐」(不明)
……不明。測定されていないため、正式に扱われない。
害度2「人」(最弱)
害度3「虎」(弱)
……武装していない人間と同程度か、それより多少強いくらい。
害度4「鬼」(中)
……武装した人間と同程度か、それを少し超える程度。ここまでならただの人間でも対抗可能。
害度5「魔」(強)
害度6「四神」(極強)
……一体で武装した集団に匹敵する。
害度7「天」(超越的)
……一瞬でひとつの街を壊滅させる。対抗手段はほとんどない。罪の欠片を取り出すために兵器なみの攻撃力が必要になるため、過失により死亡させても罪に問われない。
本邦……
「この国」の意。たぶん日本。明花市のモデルは滋賀県のとある街。フェイクが入っているのでめちゃくちゃである。「北にある、水の不味い湖」は余呉湖のことだろう。ストレス社会の弊害なのか、今年に入ってもう5回も特殊災害が起こっている。怪人が出没する以外はほとんど日本と同じであろうと推測できる。
いやー、厨二病フル稼働はほんと楽しかった。次のも着々と進んでますが、それはともかく人気のあるほうを伸ばさないとね(打算)。もうちょっとかかりそうです。