第6幕 挑発作戦
間宮が教室に叫びながら入ってきてから少したった。
間宮は相変わらず意味不明な事を叫び続けていた。
「俺はエリートなんだぞ!何故エリートの俺が首にならなきゃいけない!ふざけるな!」
バタン!
間宮が教卓を横から蹴り倒した。
「原因はわかってるんだよ!月城てめぇだろ?あんな動画を上手くとってまるで俺が悪者みたいにしやがって!お前を殺してやる!」
「ひぃ!」
間宮がそう叫びながら月城可憐に近づいていった。
不味いなこいつ頭に血が上りすぎて、殺す以外の事を考えていないな。
こうなれば仕方ない何か奴を引きつける方法を急いで考えなきゃな。
「おいおい!旦那そいつはこっちのもんですよ?」
奴は親父のいっていたブラックファングのとこのか!
少し時間が稼げそうだな。
よし!成功するかわからないが、奴を挑発してみるか!
間宮と男が少し言い合っているところで俺は、
「先生は、最初からダメでしたよね。」
クラス全員が驚いたように俺をみた。
「ああん!柿崎だったよな。お前今なんて言いやがった?」
間宮は俺の挑発に簡単に乗ると、男との言い合いを無視して俺に言ってきた。
「そのまんまですよ?だって先生、自分の紹介や何やらを、全て月城さんに任せるだけでなにもできなかったじゃないですか?」
「お前なに言ってんだ?そんなもん俺がする必要ないだろうがよ。」
「する必要がないんじゃなくて、できるほどの知能がないんじゃないですか?」
「お前馬鹿か?お前みたいなガキになんで俺が時間を使わなきゃいけない。」
「そうやって見下しているから、動画を取られるんですよ。」
「・・・・・・お前今動画といったか?ああ、そうか!お前のボディーガードだったなあいつ!なるほどな!」
間宮は俺に近づいて来ると、
「じゃあてめぇが死ねばいいんだな!」
そのセリフとともに殴ってきた。
ガス!ゴン!
俺は避けずにそれを受けた。
一発一発はそこまで威力はないが、何発も殴られるとやはり痛いな。
しかし、ここで反撃したら親父の計画が失敗するから耐えておくか。
ガス!ゴン!
まだ間宮は殴ってきている。
「先生!やめてください!このままじゃ柿崎君が死んじゃいます。」
月城さんがこの光景をみて、なんとか間宮を止めようとするが、
「邪魔するな!殺すといったろうが!」
間宮は簡単に月城さんを払ってしまった。
俺は殴られすぎて顔中血だらけになっていた。
さすがに殴られ疲れてきたので、わざと気絶したふりをすると、
「なんだ!もうダメになったか?」
間宮はその場で俺を殴るのをやめて床に投げ捨てやがった。
おかげで頭を軽く打って痛かった。
「旦那頼むよ。余計なことするなよ!仕事増えちまうだろ。はあ、仕方ないそれを外に捨てとけ。」
俺を2人か3人で教室から運び出すことにしたのか、俺は引きずられるように引っ張られていった。
「さてさて本題を済ませないとだよね?さっきの君が月城可憐だよね。・・・・・・・」
くそ!
教室から遠ざかっているせいで、重要な話が聞けなかったな。
まあ、教室には響也もいるし、後で確認すればいいか。
それから俺は教室から、十分離れたであろうところに運ばれ引きずられるのが終わるのを確認して、すかさず行動を開始する。
「なんだ!」
やはり敵は3人だったか。
俺はすかさず、1人の鳩尾に掌底をかまして、一撃で意識を刈り取る。
残り2人も同じようにしようとすると、
ドスン!バタン!
残りの2人もすぐ倒れていた。
「おい7そのまま暴れるなって言われただろ。」
すぐ近くにガーディアン4がいた。
それにもう1人ガーディアン5も倒した相手を踏んでいた。
「来るのが遅いせいですよ。4と5」
「あら私のせい?7いつからそんな事言える立場になったのかしら?」
俺はこの人苦手なんだよな。
なんせ鍛え方がひどいし、鍛えている間は絶対王政だし、逆らうとボコボコにされるんだよな。
「まあ、後でお話ししましょう。今はこれの解決が優先っていっても、あとはあなたの教室にいる2人だけなのよね。」
「えっ!4と5でほとんどかたしたんですか?」
「7のおかげでターゲット2人が喧嘩して指示が出なくて楽だったぞ。あれで片付けられなきゃガーディアン引退だな。」
まあ、殴られ損にはならなかったからいいか。
「じゃあ、自分はここで待機でいいんですか?」
「私が少し細工してあげるわ。」
そういって森崎さんに俺は手足を拘束され袋を頭に被せられた。
「こうすれば完璧ね。」
「俺たちはこのまま作戦を続行する。7はそのまま助けが来るまでそうしていろ。」
2人はそう言い残していってしまった。
しかし別に俺拘束される必要なかったんじゃないのか?
助けが来るまでは、身動きが取れないからものすごく暇だ!
誰でもいいから早くきてくれ、じゃないと寝てしまいそうだ。
ちょっと前でミスが多かったので大至急修正します。
次回の更新予定は2017/9/1の予定です。