その2
【コミュータ(舗装路専用の電気自動車:主にレンタル車やタクシー)】:価格や維持費といった経済合理性を追求すると、普段乗り、街乗り的な用途としてコミュータ(車輪駆動車)は絶対的優位を誇る。日常の足としては欠かせない存在。
名称:セィパァ(Sapor、ラテン語:香り)
メーカ:ウェントゥス・コーポレーション(ventus、ラテン語:風)
プロフィール:セダン型。乗り心地重視で、タクシーの採用例が多い。
名称:マルティテュード(Multitude、英語:庶民)
メーカ:グレン重工業(Glenn Heavy Industry)
プロフィール:小型トラック型。コスト・パフォーマンスに優れる普及車種。配送業者“ウォーレン・デリヴァリィ”の主力車種のベース(こちらはコスト低減のアレンジ版)としても知られる。
名称:カバッルス(Caballus、ラテン語:馬)
メーカ:ウェントゥス・コーポレーション(ventus、ラテン語:風)
プロフィール:積載能力に優れる大型バン。フロート・エンジンは燃費が悪いため、経済性ではコミュータの方が絶対的な優位を誇る。
名称:チーター(Cheetah)
メーカ:ダヴェンポート・ヴィークル(Davenport Vehicle)
プロフィール:スタイリングを追求した四輪セダン。それほど高価でもないが、敢えて四輪であることを活かしたそのスタイリングを選ぶファンもいる。フロート・エンジンは価格や維持費の経済効率性で劣る分、尖った趣味か走破性重視で用いられることが多いため、こういった四輪車は未だに重宝される。
名称:チーター・シューティング・ブレイク(Cheetah Shooting Break)
メーカ:ダヴェンポート・ヴィークル(Davenport Vehicle)
プロフィール:チーターのステーション・ワゴン型。スタイリングと積載能力の両立を狙った型。フロート・エンジンは価格や維持費の経済効率性で劣る分、尖った趣味か走破性重視で用いられることが多いため、こういった四輪車は未だに重宝される。
名称:ダヴェンポート・リムジン(Davenport Limousine)
メーカ:ダヴェンポート・ヴィークル(Davenport Vehicle)
使用者:アントーニオ・バレージ
プロフィール:クラシックなストレッチ・リムジン。古式ゆかしい雰囲気が好まれて、ダヴェンポート・ヴィークル社は敢えて車輪駆動式のリムジンをライン・アップに残している。ただし8輪式、しかも全輪駆動式(AWD)。これは乗り心地に留まらず、いかなる状況下においても(たとえパンクしようとも)走り抜くという、対テロ思想の産物でもある。
【重量級トレーラ】
名称:ヘラクレス(Hercules、ギリシア神話)
メーカ:アキレウス・インダストリィ(Achilleus Industry)
プロフィール:社会基盤としての道路網が完備されてきた段階で活躍する重量級トレーラ。フロート・エンジンの弱点である積載能力を、多輪装備で乗り越える。最大積載能力は30トン。悪路には弱いが、鉄道網の普及を待たずに大量輸送に入るための存在。
名称:ゴリアテ(Goliath)
メーカ:グレン重工業(Glenn Heavy Industry)
プロフィール:いろいろ手掛けるグレン重工業の重量級トレーラ。多輪装備をもって最大積載重量30トンを稼ぎ出す。もちろん舗装道路での利用が前提。しかしながら道路網が充実してくると、その存在感は俄然増す。