三題噺2
今回は
“イヤホン” “つめきり” “ボールペン”です!
「ごっ、ごめん!」
「もう!すぐ謝らないの!今度、謝ったらぶっ飛ばすぞー!」
「わっ!ご!ごめん!」
「ほらすぐ謝った」
彼女はイヤホンでお気に入りの音楽を聴きながら笑った
あのころは懐かしかった
僕があんなへまをへしなければ…
ごめん…
彼女はボールペンを使って絵を描いていた
「なんか切るものない?」
「つめきりならあるよ!」
「髪がつめきりで切れるわけないじゃない」
「ごっ、ごめん!」
「もう!すぐ謝らないの!、今度謝ったらぶっ飛ばすぞー!」
またこんな会話していた
あんなこともあったな
僕が、車でひかれそうにならなければ…
彼女は…彼女は死なないですんだのに…
ごめん…
今僕は彼女の親族の家にいる
謝らないといけない…でも言葉が出ない…
そんな僕に、彼女のお母さんが
「これは、彼女が最後にこれをあなたにと言っていたので渡しますね」
それは、1枚の小さな紙だった
「もう!すぐ謝らないの!、今度謝ったらぶっ飛ばすぞー!」
ありがとうございました!
次回も何か書けたらいいです…
皆さんもおひまでしたら是非こんな感じでやってみてください!