表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生してハーレムルートなのにヤンデレしか選択肢がないんだが?  作者: 沢瀉 妃
勇者と魔王とぐだぐだ編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

8/99

08 エロ漫画は好きだけど属性持ってないジャンルってあるよね

更新していないのに毎日ご覧いただいてるようです。ありがとうございます、

 女の子を泣かせてしまったという事実に胸が痛い。たとえそれがルートのヤンデレであったとしても。


 「お前も罪な男だなあ」

 「いやあなたの妹でしょ?いいの?」

 「清き乙女の涙ほど価値があるものもそうそうないからな!特に咎める理由もないだろ」


 この国の王族はおかしい。おかしいっていうか王族ってなんだっけって感じになる。俺の想像してた王様とか王女様ってもっと気位の高い、品のある感じなんだけどこれではウェイ系大学生とオタサーの姫である。

 いまだに横でえぐえぐしてる姫様を慰めてるおっさんのが正常なんじゃないだろうか。


 「で、聞き損ねたな、ウタキ。お前のルートはどんなものだ?」

 「ヤンデレハーレムですかね」


 もうそれしか形容できないし、俺としてもこれ以上説明したくない。なんていうかもう現実を直視したくない。グッバイ、転生いいなとおもってたあの頃の俺。ハロー、現実世界に帰りたい俺。


 「姫様の鳴き声、ここかァッ!?」

 「もうやだ帰りたい俺」

 「まだなにも始まってないわよ」


 エロは尊い。好きだ。オープンスケベでいいじゃん俺はエッチな格好の女の子もおっぱいの大きい女の子も大好きだって断言する。

 ただ、やっぱり自分の好むジャンルていうのはどの分野にも存在するわけで。それこそファッションでも映画でも食事でも。


 何が言いたいかというと、俺、女騎士に萌え属性を持ってない。


 いやでもこの流れってどう考えたってこの騎士サンもルートに入ってくるわけでしょ?むりむり、「くっ殺」はオカズにできない!


 「貴様か、姫様を鳴かしたのは!」

 「さっきから変換違うのはなんでなの!?」


 泣かしはしたけど、鳴かした覚えはなかったりする。

 この人が百合ルートだったらそれはまた別の話だし、王女様は俺のルートに入ってるからこの人は報われない。

 待って誰も幸せにならない未来しか見えないってどういうことだよ。


 「おいおいティタニア、玉座の間で、しかも一般人相手に剣向けんのは感心しねーな」

 「しかし陛下!この男が姫様に粗相を!」

 「いーのいーの、そういうルートだから。な、ウタキ?」

 「・・・そっすね」


 エレーナにぽん、と方を叩かれた。やめてくれ俺は涙もろい。


 「王室付き騎士団長のティタニアだ。貴様、姫様を泣かすルートっていうのはどういうことだ」

 「転生のルート持ちでそれがこう、女の子に関連するルートですとしか」

 「貴様のような軟弱男のルートに姫様が入っているといいたいのか!」


 信じられないって顔されたけど、俺もそう思ってるくらいなので勘弁してほしい。好きで転生してヤンデレハーレム築こうとしてる訳じゃない。


 「ルートであるのは仕方ない、が・・・姫様を泣かしたことが個人的にしゃくに触る。私と勝負しろ」

 「剣の心得とかないんだけど」

 「あっはっは、ティタニアは王都の紅薔薇って異名もあるくらい強いぞー」

 「止めてくれませんかね」

 「面白そうだから許可する!」


 これはフラグだ。

 ルートのフラグか死亡フラグかわかんないけど多分そうだ。


 「まぁ、死にはしないわよ。たぶん」


 エレーナの「死なない」が頼りなくなってきた。なんでこうなったんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ