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異世界転生してハーレムルートなのにヤンデレしか選択肢がないんだが?  作者: 沢瀉 妃
勇者と魔王とぐだぐだ編

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58/99

58 青



「ちょっと!俺の分ないじゃん!?」


「あら、ごめんなさい、遅いんだもの」


「うふふ、新しくお持ちしますわ。はっ、ウタキ様私が食べさせて…」


「ありがとうやめとく」



すすすっと寄ってきたメイドさんがティーカップにお茶を注いでくれる。相変わらずこの世界のお茶は青いんだな。

そういやなにかと「青」に縁があるけど、この国にとって青い色ってどんな位置づけなんだろう。



「なあ、青ってどんな色だ?」


「どんな色?」


「どんなとは、どういうことだ?」


「色が持つ意味合いとかイメージとかかな」



赤なら情熱、ピンクならエロ、紫なら高貴。少なくとも日本ではそんな感じだったはずだ。

エロってとこがよくあるんだけど、ピンクがエロいって日本ならではの感覚なんだよな。英語だとブルーフィルムって言ったりするし。

だからこの世界での青ってもしかしたらなんか鍵になるかもしれない。



「私の属性と同じ水の色ね、癒しの色」


「同じですわ。薬とか鎮静効果のあるもの、でしょうか」


「香水とかの魅惑、もあるな」


「涙、悲しみの色であることもあるぞ」


「んー、人間族の魔法使いの色かなぁ~」


「…復讐の色、っすね」



それ。俺が求めてた答えは結構あっさり出てきたし、やっぱりそういう時にポイントになってくるのはいつもリトだ。ごめんな貧乏くじ引かせて。悪気があるわけじゃないんだけど。(もう仕方ない)

っていうかフィーアの「人間族の魔法使い」ってやつなんだ。それも聞きたい。



「まずフィーア」


「はぁい!」


「人間族の魔法使いって?なんでそんな限定されてるんだ?」


「うーんとねえ、種族を表すマークみたいなものがあってぇ・・・あ、ほらエレーナたんもマークつけてるでしょ?これねえ、所属を示すものなんだけど、魔法使いはどのコミュニティにも属さないからってマークじゃなくて色がシンボルなの」


「ああ、たしかにそれはあるな。魔法使いたちの生活がどこで行われているかわからないが発現している魔法が使えるやつは青しか身に着けないという決まりがあるらしい」



なるほど、ティタニアさんの補足でなんとなくわかった。色で識別か。コミュニティに属さない、ってのも迫害されてきた一族の考え方としては適切なかんじがするな。

魔法使いたちがなんで青を掲げてるのかはここにいる人たちじゃ知らなさそうだ。



「次リト頼む。復讐って、花のせいか」


「はいっす、うちは薬屋っすから。あれは薬として使えるっすけど・・・毒性だってとんでもないっす」


「具体的には?」


「思いつく人間らしい死に方はできないと思ってもらえれば」


「・・・凄惨だな」


「そういえば、言おうともってまだ言ってなかったっすけど」


「聞く」



神妙な顔似合わねえって思ってごめんな。放蕩に悪気はないんだ。

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