表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生してハーレムルートなのにヤンデレしか選択肢がないんだが?  作者: 沢瀉 妃
勇者と魔王とぐだぐだ編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

50/99

50 固定役職におけるちょっとした与太話 その2



まずもって、この世界には「固定役職」なるものが存在する。(それとは別に「役」もあるけどこれはまたあとでいいだろう)


この固定役職の基本はいわゆる世襲制。簡単に言えば王様の息子は王様。蛙の子は蛙。いや悪口のつもりじゃなくて本当にそうだって言いたいだけな。

7大役職、なんていうらしいこの固定役職で世襲型なのは王族、魔王族、薬屋、食人鬼の4つ。あと3つ、俺みたいな突発系の勇者と踊り子、魔法使いがある。



「俺たち王族は代々世襲で長子が継ぐって決まってる。いろいろルールがあるけど言えないこともあるから割愛させてくれ。俺もそうだぞ、オデットとは双子・・・っても日付またいでるけどな。俺が上だから王族は俺が継ぐってことになってる」


「魔王族も同じだ。ルールの詳細までは我々は知らないが善悪にそれぞれ王がいるといった解釈でいいだろう」


「なるほど・・・」



薬屋は、固定役職だけどリトの家だけじゃないらしい。ほかにも薬売りを生業としてる一族はいる、けど一族ぐるみで薬屋ネットワークが存在するらしい。まあ、医療ってのはどこでも必要だもんな。ちなみに医者っていうのは固定じゃない。タカミツ先生みたいに個人個人がやってる。医者と薬屋はつながりがあるっぽい。



「一番上がエカチェリーナっていうっす。俺はいち姉って呼んでるっすけど。いち姉が今俺の一族の薬屋をやってるっす。今はたしかヴァレリアに居るっていってたかと」



ヴァレリアは王都からみて南東に位置する街だ。それなりの規模で、それなりに栄えているらしい。



「勇者は言わずもがな突発発生するっす。転生、転移、元からこの世界の人、いろいろあるっすけど」


「まあやることは一緒なんだろ?」


「そうねえ、初代勇者は伝説になっちゃってるけど昔から領土問題と勇者は紐づいてるわ」


「踊り子っていうのは?」


「主に才能開花でのみなれる役職です。精霊の召喚ができますわ」



魔法とは違って、魔力は必要ないけど精霊ってものがまた別で存在すんのか。何をどんだけ覚えりゃいいんだこの世界は。練習とかではどうにもならない壁があるらしい。町や劇場に居るのは踊り子とは区別して「踊り手」とよぶんだそうだ。



「めっちゃパーティに欲しいけど高確率で女だよな」


「まあ勇者が高確率で男だから逆もしかりね、まれに男性もいるけど」


「今代の踊り子の詳細は?」


「共有されてないってことは発現してないか、単に見つかってないかっす。どっちにしても近くにはいないっすね」



残念だ。女の子なのは怖いけど踊り子がいたらだいぶ楽になるのにな。



「さぁて、じゃあ魔法使いと食人鬼の話するとすっか」



珍しく王様が悪そうな顔で笑っていた。あんまり聞きたくねえなあ・・・。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ