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異世界転生してハーレムルートなのにヤンデレしか選択肢がないんだが?  作者: 沢瀉 妃
勇者と魔王とぐだぐだ編

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49/99

49 それでなにが知りたいかっていうと




「ほーん、まーた中途半端に情報仕入れてきたな」


「できれば俺としては何度も城に戻ってくるの避けたいんだよね、手間だから」



あと、オデット姫いるから。



「それは、まあそうか、そうだな。あとで情報共有ユニットの手配しといてやるよ」



リトの持ってるあのルービックキューブ、情報共有するためのものだったらしい。まあ、オンラインと原理は同じかと無理やり納得させる。そろそろ順応してしまわないと疲れるんだこの世界。

それはそれとして、まず情報をきちんと整理しておきたい。


今代の魔王もまた女で名前はアリアドネ(見た目はロリだった)で、彼女に勝ったと仮定したら引き継ぐのは彼女の兄弟たちであること。


ロッタさんは領土戦争に疑問をもっていること。その認識はやっぱり普通ではないこと。


魔族の出生は旧約聖書に似ていて、そこから今日までの歴史は俺の世界の世界史と内容がほとんど変わらないこと。


この戦争に、背景なんて存在しないこと。


なにか変な声が聞こえたこと。俺やマスターは元の世界のことをきちんと覚えていないこと。


真実が不都合な可能性と、聞きそびれたエレーナの話と、リトのとこが薬屋なこと。


固定役職が大きく7つあるってこと。



「ふうん、世界ってのはもしかしたらどこも同じようなつくりなのかもな」


「ウタキ、そのキュウヤクセイショというのはなんだ」


「人類の始まりっていわれてる、神様が世界を作ったっていう本があって。科学的な目線でいくと俺たちは猿から進化を」


「待って、ウタキ。カガクってなに?」


「だーこの世界科学とか無縁だなそういや」



科学って何?なんてかなり哲学的な質問をされた。どう答えれば正解なんだこれは。



「ようするに、人間族のルーツは動物だって説が科学、神様が土から作ったってのが旧約聖書。今日聞いた魔王族の出生は旧約聖書のほうに似てたんだ」



でも世界史は、事実をなぞってるんじゃないのかってくらいかなり近かった。それはタカミツ先生だって認めているから俺の知識不足とかではないはずだ。

いつから戦争が発達したのかはわからないとも言ってたな。初代であるカタストロフっていう魔王はもうこの世にはいないらしい。どこ行っちまうんだろうな、魔王族は。人間みたいに、死んだりすんのかな。



「まず、軟弱の考えを聞きたい。お前はなにを考えている?」


「ティタニアさん俺のこと軟弱って呼ぶのやめない?」


「断る」


「はあ・・・魔族の出生とこの世界が俺の世界と似てるのが気になるからなんでそうなってるか、を探りたいのが本音。あと魔王が女ってことは多分その子は俺のヤンデレルート」


「えええっ!じゃあアリアドネ様ともバチバチしなきゃなんないのぉ?やだなぁ」


「可能性でしかないけどね、まだ。それから領土戦争のルーツと戦争の意味も探れたらいいなと思ってる」


「難しい旅になりそうだな」


「覚悟くらいはしてるつもりなんで。あの声は俺にしか聞こえなかったみたいだからまた聞こえたら考える」



リトをみやるとうんうんとうなずいている。やっぱり、聞こえてなかったらしい。君は悪いけど、今は聞こえてないし、意図して聴けるもんでもない。考えてみてもしかたないだろう。何言ってたかあんまり覚えてないし。



「今知りたいのは、固定役職について。それからリトがあ言いよどんだエレーナの話だ」



ぎっくぅ、といわんばかりに肩をはねさせるリト。最近出番多くてよかったじゃねーか、もうちょっと喜べよ。正規ヒロインなのにエレーナなんて出番めちゃくちゃ少ないぞ。



「私のはなしってなあに?私、リトに家のことなんて話したことないわ」


「多分、魔力の調整したときになんかわかったんだろ、なあ?」


「なんでそこまでわかるっすか~・・・こえーっすウタキさん」



困ったようにリトは顔を伏せた。

全員集合してんだ。だんまりはさせないぞ。

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